
「設計×営業」の二刀流で、お客様の期待を超える提案に挑み続ける。
宝 和輝注文設計職
建設事業部 設計部 注文設計第2グループ 主任
2022年新卒入社 / 都市政策学科卒
Section01
思いをその場でカタチに。
設計も営業もこなす設計士としての強み。
宝がオープンハウス・ディベロップメント(以下、OHD)を志望する大きなきっかけは、大学3年生の夏に参加したOHDのインターンシップだった。3日間のインターン期間中、他大学の学生とチームを組み、実際に住宅を設計するという実践的なプログラム。優勝チームが設計した家は実際に建てられ、お客様にも販売されるのが大きな特徴だ。
宝のチームは優勝を逃してしまったが、当時の自分を振り返ると、足りていなかったものがあったという。
「当時の自分はまだ学生だったこともあり、実際に住むお客様のことを十分に考えきれていませんでした。自分がつくりたい家の理想像と、お客様のニーズとの間に大きなギャップがあって、インターンで優勝できなかった要因もそこだったと思います。当時の自分は至らない部分ばかりでしたが、それでも3日間、サポートしてくれたOHDの社員の方々が最後まで本気で向き合ってくれて。自分もこんなふうに、熱量を持って働きたいと感動したんです」

宝が入社後に配属されたのは、土地を購入したお客様の要望に合わせて、住宅を一から設計する注文設計部門。そこで設計士として働く宝がOHDの独自性として挙げるのが、設計士がお客様と直接コミュニケーションを取りながら、営業的な動きも同時に行う「二刀流」スタイルだ。
「ハウスメーカーでは営業と設計が分業化されているのが一般的だと思いますが、お客様の要望が設計士にうまく伝わらず、コミュニケーションに齟齬が生まれる……というケースもよく耳にします。その点、OHDでは、設計士である私たちが直接お客様と対話して要望を伺い、その場で図面を描きながら提案を行うことができる。お客様の想いをダイレクトに汲み取り、その場でカタチにできることが大きな強みだと感じています」
Section02
悔しさを原動力に
「全部やりきる」と決めてつかんだMVP。
注文住宅を設計する上で、宝が意識しているのは「お客様の想像を超える提案を行うこと」だ。
特に都心の狭小地では設計を行う上でさまざまな制約が課せられてくる。そうした制約の中で、空間をどのように生かしていくかが設計士の腕の見せどころだという。
「例えば、リビングを広くしたいというご要望を受けたときは、吹き抜けを設けたり、視線の抜け方や天井高を工夫したりして、面積以上の開放感を演出します。限られた条件の中で、どれだけ空間を豊かに見せるかというのは、OHDが得意とするところ。『そんな方法があるなんて知らなかった!』とお客様に驚いていただけたときが、何よりうれしい瞬間です。常に、お客様の想像を一つ超える設計を目指しています」

仕事にやりがいを感じる一方で、思うように結果が出ない時期もあった。特に印象に残っているのが、入社3年目のあるクォーターで部内2位にとどまった経験だ。
「OHDでは3か月ごとに表彰式があるのですが、そのクォーターでは1位を狙っていました。だからこそ、結果が出たときは本当に悔しかった。“このくらいでいいか”と、どこか自分の中で妥協していた部分があって、その甘えが順位にも表れてしまったんです」
そこからの宝は、悔しさをバネに「全部やりきる」ことを心に決めたという。お客様への提案、デザインの質、設計スピード、社内テスト……一つひとつのアクションを妥協なく、徹底的にやり抜いた結果、次のクォーターではMVPを獲得。自身の成長を実感した瞬間だった。
「入社以来、思うように結果が出せずにいた分、MVPの受賞は自信につながりました。一緒に伴走してくれた上司も、とても喜んでくれて。ようやく恩返しができた、という気持ちも大きかったです」
Section03
海外事業を通じて、
会社の成長に貢献していきたい。
MVPを獲得するなど、着実に実績を積んでいる宝だが、入社当初の自分は“プライドだけ高い問題児”だったと振り返る。
「入社当時の私は、上司から何か指摘を受けると、思わず反論してしまうようなタイプだったんです。でも、素直さがなければ、成長もできないことにある時気づいて。社会人としての成長を求めてこの会社に入ったのに、せっかくの成長の機会を自分自身で無駄にしてしまっている。そこからは自分を客観的に見つめながら、謙虚に学ぶ姿勢を大切にしています」

マネージャーに昇格した現在、宝は部下2名のマネジメントを行いながら、設計業務と並行して、企画提案などにも携わっている。自分の仕事だけに集中していたプレーヤー時代と比べると、今は部下の育成にも責任を持たなければならないため、プレッシャーも大きくなった。
そんな宝が、この先挑戦したいこと。それは海外事業だ。幼少期に海外で暮らしていた経験もある宝は、得意の英語を生かしながら、海外事業を通じて会社の成長に貢献していきたいと今後の抱負を語る。
「海外のどんな地域においても、誰もが戸建住宅に住めるような未来をつくっていきたいですね。会社がさらに成長していけば、OHDにも海外事業部ができてくると思いますし、日本一になるためにはそれが必要だとも思います。そういう時に、自分が率先して手を挙げられるポジションに就いていたい。実際、20代で部長になった人が過去にいるなど、この会社には前例もありますから、自分もとことん上を目指していきたいと思います」
Vision
日本一を目指す想い
日本国内のみでビジネスを展開しているだけでは、日本一の会社になるのは難しいと思います。やはり、日本一を目指す上でこの先、海外展開がカギを握ってくる。そして自分が海外事業やそこでの売上に貢献することで、会社をもっともっと成長させていきたいです。海外で事業を展開する場合でも、その国に暮らす人たちが「どのような家に住みたいか?」を汲み取ることは重要になってくるはずです。その際に、注文住宅の設計士としてお客様と直に向き合ってきた自分の経験が絶対に生きてくると思います。OHDとしての強み、そして自分の強みを海外でも発揮しながら、世界中の戸建に住みたい人たちの夢を、実現したいです。
