
質にも量にも全力で向き合う。それが、設計士としての格好良さ。
河島 瑞希分譲設計職
建設事業部
2024年新卒入社 / システム理工学部 環境システム学科卒
Section01
入社後1か月で初案件を担当。
1年で90棟以上を手がける。
大学で意匠設計を専攻していた河島。学生時代の河島は内装デザインに関心があり、当初はディスプレイ業界を志望していたという。
ところが、オープンハウス・ディベロップメント(以下、OHD)のインターンシップに参加したことで、その想いは大きく揺さぶられた。
「OHDのインターンに参加経験がある友人から『OHDの設計士は線を引くのがとてつもなく速い』と聞き、興味を引かれて応募してみました。3日間のインターンでは、他大学の学生とチームを組み、『優勝すれば実際に家が建つ』というコンペに挑戦。残念ながら優勝には届きませんでしたが、大号泣してしまうくらい悔しくて。それくらい悔しさを感じたのは学生時代で初めてのことでしたし、この会社なら自分も本気で働ける、と確信したんです」

OHDの住宅設計の自由度の高さやデザインの幅の広さも魅力的に映ったという河島。当初志望していたディスプレイ業界から進路を変更し、迷わずOHDを第一志望に決めた。
入社後は、建売住宅の設計を担当。1棟丸ごとの設計を、入社して1か月も経たないうちに任された。入社後すぐに自身の物件を手がけることに、当初は不安もあったという。
「正直、プレッシャーは大きかったですね。でも、当時の上司が本当に親身に手取り足取り教えてくれて。私の図面をただ手直しするだけでなく、『河島さんはどうしたい?』と私の意図や要望を汲み取りながら、一緒に形にしてくれました。やはり実戦の中で経験を積むことが成長スピードという意味では一番効果的だと思いますし、上司が二人三脚でサポートしてくれる環境があったので、不安もいつの間にか吹き飛んでいました」
Section02
勝ちにこだわった1年目。
周囲が見えるようになってきた2年目。
河島が1年目に設計を手がけた物件は約90棟。2年目を迎えた早々には、担当した物件はトータルで120棟を越えた。
「建売住宅は、多くの棟数を手がけられる分、外観やクロス、照明の使い方などを含めた、総合的なデザイン経験を積むことができます。十数棟もの物件が立ち並ぶ現場を任されることもあり、“街並みとしてどう見せるか”という視点も必要になります。ディスプレイ業界を志望していたころから“空間をいかにデザインするか”ということに興味があったので、今はまさに、自分のやりたかったことが実現できていると感じています」

OHDでは、1年目の仕事ぶりを数値化し、最も多くのポイントを獲得した社員に「新人賞」が贈られる。手がけた棟数、テストの成績、不備の有無など、さまざまな指標がポイントとして加算され、総合的に評価される仕組みだ。その中で河島は、見事トップを獲り新人賞に輝いた。
「2位とは、わずか1棟差でした。1年目は同期たちとお互いに意識し合っていて、絶対に負けたくないという気持ちが強かったです。私はもともと負けず嫌いな性格なので、最後までトップを目指して走り抜けました」
1年目を振り返ると自分のことで精一杯だったという河島だが、2年目を迎えたころから、少しずつ周囲が見えるようになってきたという。
「後輩が入ってきたことで、下からの見られ方や、自分に求められる責任も変わってきました。最近意識しているのは、上司から指示を受ける前に、自分から動くこと。周囲のことを俯瞰して仕事ができるようになってきたので、1年目よりも余裕が出てきたように思います。
同期たちとは今でも良きライバルですが、判断に困るような状況に直面した時は、“こういう時ってどうする?”と互いに情報を共有しあうなど、助け合いながら仕事を進めています」
Section03
尊敬する先輩たちの背中を追いながら、
さらなる成長を目指す。
現在の河島の目標は、マネージャーへと着実にステップアップしていくこと。その先には、結婚や出産といったライフイベントを迎えても、変わらず第一線で活躍し続ける自分の姿を見据えている。
「現在の上司は女性で、とても仕事ができる方です。その前に教育担当をしてくださった方も女性で、本当に尊敬できる先輩たちに囲まれていると感じています。結婚や出産を経験されている方も多いので、自分のライフプランも立てやすいです。“私もこんなふうになりたい”と思えるようなロールモデルとなる先輩方に、入社後早い段階から出会えたことは本当に幸運でした。その背中を追いかけて、マネージャーとなることが現在の目標です」

そんな河島が、仕事の中でいつも意識していること。それは質と量の両立だ。そこには設計士としての河島の矜持もある。
「OHDは圧倒的な“量”をこなせる会社です。同時に質も妥協しない姿勢があります。私自身も、質と量は両立可能なものだと考えているので、どちらか一方をないがしろにはしたくないですし、そこで言い訳もしたくない。質と量、どちらも妥協なく追い求めることが、設計職としての格好良さだと思っています」
入社2年目を迎えてまさに成長の只中にある河島だが、これから入社してくる後輩たちには、上に対する“突き上げ”を期待しているという。そこからはOHDの組織カルチャーも見て取れる。
「OHDはボトムアップの文化を大切にしている会社です。社員一人ひとりが積極的に意見を発信し、上の人たちもそれを受け止めながら、組織として柔軟に変化し、会社としての底力を高めてきました。私自身も、一緒に働く後輩たちから大いに刺激を受けたいと思っています。そのような “突き上げ力”を持った方とこれから一緒に働けたらうれしいですね」
Vision
日本一を目指す想い
OHDに入社が決まってから、大学で先生たちに内定報告をした時、オープンハウスグループのことをよく知らないという人たちもいました。その時に「OHDに入社するなんてすごい、と多くの人から憧れられるような会社に私がしてやる!」と思ったんです。
その気持ちに、今も揺らぎはありません。学生をはじめ多くの人から憧れられる日本一の会社を目指して、これからも日々の自分の仕事と向き合っていきます。
