
信頼関係を築きながら現場を動かす。より良い家づくりを通して日本一に貢献したい。
大村 翔施工管理職
建設事業部 工事部 神奈川施工第4グループ 主任
2022年新卒入社 / 工学部建築学科卒
Section01
幼い頃に目にした、
女性大工の姿に憧れて建築の道へ。
幼い頃、近所で見かけた女性大工の格好良さに憧れ、建築の世界に興味を持ったという大村。
大学は建築学科に進み、設計から構造まで幅広い分野を学んだ。設計職を目指す同級生も多かったが、大村は更地にゼロから家が建つ過程に興味を引かれ、現場監督への道を選んだという。
「オープンハウス・ディベロップメント(以下、OHD)に興味を持ったきっかけは、オンライン説明会での人事担当者の人柄でした。面談を重ねるなかでも、社員の皆さんのはつらつとした姿が印象に残り、純粋にこの人たちと一緒に働きたいと思ったんです。また、年功序列ではなく成果主義で評価される社風も魅力的でした。入社2年目で主任として活躍されている方もいるなど、若手にもチャンスが与えられるところに、他社との大きな違いを感じました」

OHDに入社後、大村が最初に苦戦したのは現場で接する職人、施主となる顧客、社内の上司や先輩など、それぞれの立場に応じたコミュニケーションの使い分けだった。また、天候や工事の進捗によって現場の状況が日々変化し、常に臨機応変な対応が求められる難しさも感じたという。
「最初のうちは、専門用語が難しく、職人さんから言われたことをすぐに理解することができませんでした。また、上司から指示を受けても、現場の状況が頭の中でうまくイメージできなかったんです。人が長く暮らす家をつくる以上、あいまいな理解で作業を進めるのは危険です。そこで、わかったふりはせず、相手の言葉が理解できない時は素直に『もう一度教えてください』とお願いするように心がけました。私からも職人さんや上司に積極的に質問を重ねることで、より良い解決策を導き出せるようになっていきました」
Section02
現場対応も顧客対応も即レス。
信頼関係が家づくりには欠かせない
大村は、入社1年目に最も優秀な成績を残した新人に贈られる「新人賞」を獲得した。
新人賞は、建設の知識を問う月次テストの点数に加え、現場における管理能力も評価の対象になる。生産棟数、工期日数、無駄なコストの削減、現場の清潔さなど、さまざまな項目が点数化され、これらとテストの合計点によって新人賞が決定する。
「入社前から新人賞は目指していました。経験豊富な先輩たちといち早く肩を並べて戦うためには、まずは新人賞を勝ち取らなければならない。そう考えていたんです。しかし、あらためて振り返ると、上司や先輩の支えがなくては受賞できなかったと思います。周囲に支えてもらった分、これからもっと結果を出して、恩返しをしたいという気持ちも強くなりました」

そう語る大村が、現場監督として最も大切にしているのは、職人や顧客との信頼関係だ。だからこそ、職人からの問い合わせには迅速に対応し、顧客の不安や疑問は先回りして解消する。仕事の根底にあるのは人と人との関係性であり、お互いへの信頼があるからこそ、良い家づくりができる。大村はそう信じている。
「入社3年目に担当した現場のことは忘れられません。完成した家の内覧会で、お客様が涙を流しながら『これならローンも喜んで払えます』と言ってくださったんです。本当にうれしかったですね。OHDでは現場監督が内覧会や中間立ち会い、お客様とのメールやり取りなども行うので『大村さんでよかった』と直接声をかけてもらえることも多いです。そのようなお客様との距離の近さは、大きなやりがいにもつながっています」
Section03
入社3年目でMVP受賞。
上司を越えることが恩返しになる。
大村は入社3年目でMVPを受賞し、マネージャーに昇進。現在は2人の部下を抱えている。
今後の目標は、入社当初に指導を受けたマネージャーたちに1日でも早く追いつき、そして追い越すこと。それが、自分を育ててくれた上司や先輩への「恩返し」になると大村は考えている。
「実力主義の会社なので、入社前は社内の雰囲気がギスギスしているのでは…と少し不安でした。ところが、実際に入社してみると、『頑張れ』と温かく背中を押してくれる上司や先輩ばかりで。かつての上司と同じレイヤーで仕事をする立場になった現在でも、私がマネージャーとしてより成長できるよう、実践的なアドバイスを日々いただいています。自分自身も部下にとってそんな存在でありたいと思っています」

OHDの施工管理職に求められる資質について尋ねると、大村は「粘り強さ」と即答する。現場は生き物のようなもの。不測のトラブルが続いたり、天候に左右されたりと、心が折れそうになる場面も少なくない。そうした状況で、どれだけ粘り強く踏ん張れるか。予定通りにいかないときに、柔軟に発想を切り替えられるかが問われるという。
加えて、女性の現場監督が今後さらに増えていくことが、オープンハウスグループが不動産業界日本一を目指す上で重要だとも語る。
「個人的には、現場で働く女性がもっと増えてほしいと思っています。力仕事や職人さんとのコミュニケーションに不安を感じるという声もよく聞きますが、OHDの現場はチーム制であり、不得意な部分をメンバー同士で補い合える体制です。また、OHDには性別や年齢を問わず評価される環境も整っています。チャレンジ精神があり、結果にとことんこだわりたい人。そして粘り強く一つの物事に取り組める人と、ぜひ一緒に働きたいですね」
Vision
日本一を目指す想い
現場監督の仕事は、直接的な売上にはあまり関係ない仕事だと思われるかもしれませんが、営業担当者が売りやすい家をつくることで、間接的に成果に貢献することはできます。私たちが良い現場をつくり、そして良い家をつくっていくことが、日本一の達成にもつながると考えています。
私は学生時代に空手で全国優勝した経験もあり、「1位」に強いこだわりを持ってきました。社会人になっても日本一を目指せる環境で働けることは、私にとって大きな喜びです。今後もOHDならではの家づくりを通して、日本一の達成に貢献していきたいと思っています。
