多くのお客様に「感動」を
提供するために、
人間力のある人材を育成する。
OPEN HOUSE DEVELOPMENT
RECRUITING
INTERVIEW
WORK
安藤 浩司
Koji Ando
建設事業部 設計部
部長
2012年中途入社
工学部建築学科卒
圧倒的な量とスピードに挑戦したい。
設計士として、真のプロへ成長するために。
安藤は大学卒業後、地元名古屋の設計事務所に入社し、6年後には大学時代からの目標だった独立を果たす。その後、高名な設計士である高崎正治氏の設計事務所に入社。テーマ性が高いアーティステックな建築設計を学ぶ。国内外問わず数多くのコンペを経験し支持を得てきたが、2011年に発生した東日本大震災が、安藤の人生を大きく変えることになる。
「震災以降、環境が激変したことで、仕事に対して大切にしたいことは何かをあらためて考えるようになりました。当時の私が目指していたのは真のプロになること。師でもある高崎氏からは、「人の倍の仕事をこなすのは当たり前。3倍こなしてプロ」と言われていました。オープンハウス・ディベロップメント(以下、OHD)はエージェント登録後紹介された3社のうちの1社。まだ建築業界では名は知られていませんでしたが、エージェントに言われたのは「忙しい会社」ということ(笑)。でも、それであれば圧倒的な量とスピードに挑戦できる環境があると思ったのです」
OHDの「量とスピード」は安藤の想像をはるかに超えていた。注文住宅設計の世界では、一般的に一人の設計士が担当するのは年間約4棟。しかしOHDでは、年間ではなく月間4棟。1年で約50棟こなす環境。忙しさの中に身を置くことになった一方で、安藤は「これこそが自分の求めた環境」と感じ、猛烈な勢いで注文設計に取り組んでいった。
「幸いなことに多くのお客様から高い評価をいただいてきました。そこで感じたのが、量とは喜んでいただける人の数であり、それは感動していただける人の数だということです。感動していただけるお客様を増やすためには、スピードとそれを支えるスキルが必要です。量・スピード・スキルへの挑戦が自身の成長を牽引したと思っています。かつて祖父から言われた言葉に「運鈍根」があります。成功するには幸運に巡り合う「運」、粘り強い「鈍」、根気のある「根」が大切ということです。運を引き込むには努力が必要であり、そして根気よく粘り強く取り組むこと。私にとって量とスピードへの挑戦は、この「運鈍根」の実践でした」
相手の立場で考え、行動でき、お客様に本当に喜ばれる設計士の育成を。
現在、安藤は設計部の責任者として、マネジメントが業務の中心になっている。ミッションは言うまでもなく、グループの目標を達成して、実績を出すことだ。成長率の高いOHDでは、常に前年の2割成長が期待されている。安藤が率いるグループは、極めて高いこの目標成長率をクリアし続けてきた。その継続のために不可欠なのが部下の成長だ。
「お客様の前に立つ担当者が年々若くなっています。経験が浅い若手設計士に、お客様に満足していただける対応ができているかどうか。注文設計担当として、お客様からご要望をヒアリングし、どう図面に反映するか。大切なのは、ひたむきにお客様のことを考え、建築条件に合わせ、一つではなく複数のプランを提案することです。その姿勢がお客様から信頼を得ることに繋がっていきます。そのため、アイデアを出す考え方や発想の仕方を、私の経験を踏まえて伝えるなど、部下のスキル向上に全力で臨んでいます」
安藤にとって「人の成長」とは単にスキルの向上を指すものではない。人が成長した姿とは、人として理想のあり方とされる「真善美」を備えること、と安藤は語る。
「真善美は哲学的に語られることが多いですが、私が考える概念はシンプルなもので、嘘・偽りがなく、道徳的・倫理的に正しく、美と調和すること。その実現のためには、自分の心に疚しいところはないかどうかを、日々の業務の中で常に検証する必要があります。さらに自身の知識や技術、教養を客観視し、それらのレベルが高いのか低いのか、お客様と向き合う中で、自分の人間力は深いのか、浅いのか。そう言ったことを考えながら生きる人間になって欲しい。それが、相手の立場で考え、行動でき、お客様に本当に喜ばれる人間・設計士に成長する道だと思っています」
安藤はこうした自らの考えを、常にグループ全体へ発信し続けている。
「部下の考え・意識を変えることが行動の変化を促し、お客様から『あなたで良かった』という多くの声にも繋がっていくのです。お客様に喜んでいただく経験を一つでも多く積み重ねること。それが人生を素晴らしくし、部下の幸せにも繋がると考えています」
COLUMN
日本一を目指す想い
設計士として、知識、技術、教養が他社に劣っているようでは、顧客満足は得られません。設計士として、日常の業務を通じてぶつかる壁にどのように立ち振る舞うのか。そこから逃げずに向き合う『心の教育』を通じて、懐の深い人間力のある人材を育成していくことが、日本一への条件と考えています。
OFF STYLE
休日は、間もなく3歳になる子どもと過ごすことが多いですね。ジャンルを問わずいろいろな経験をさせてあげるべく、毎週末どこかへ出かけています。その中で、子どもの成長を実感することが、仕事の励みにもなっています。子どもと接していると、子どもに負けずに自分も成長しなければ、部下の成長をサポートしなければという思いが自然と湧きますね。