
制度面の成長もオープンハウス・
ディベロップメントらしくスピーディに。
女性が活き活きと働く環境を目指して。
OPEN HOUSE DEVELOPMENT
RECRUITING
INTERVIEW
WORK
塚田 絵梨奈
Erina Tsukada
建設事業部 設計部
注文設計グループ 次長
2008年新卒入社
理工学部海洋建築学科卒
育児と仕事を両立するために「時短」を求めた。
働きやすい環境整備に向けた先駆けとなる。
「入社5年間で思いっきり仕事をして、その後は寿退社して育児に専念しよう」
それが、塚田が入社時に考えていたライフプランだった。確かな成長が得られると感じてオープンハウス・ディベロップメント(以下、OHD)に入社後、注文設計の仕事に就き、無我夢中で仕事に向き合った。そして、2015年に最初の転機が訪れる。結婚後の出産・育児である。
「育休に入る際に、社長から『育休が終わった後に戻ってこい』と言われたのですが、その時は即答できず、私の答えは『戻れたら戻ります』でした。でも、育児休業に入ってしばらくして、社会人として働くことは、妻でも母でもなく、塚田絵梨奈という自分として必要とされることに気付いたのです。仕事と育児の両立についての不安はありましたが、挑戦してできなかったら辞めればいい、頑張れそうであれば続ければいいと考え、入社時のプランを捨てて復職の道を選んだのです」

当時、オープンハウスグループに時短勤務の制度はなかったため、塚田は復職するにあたり、9時30分から16時30分をコアタイムとする時短勤務を希望。朝9時の全社朝礼は保育園の都合で出席できない。定時終業では保育園の迎えに間に合わない。育児と仕事の両立を目指した塚田の希望は受け入れられ、その後、社内でワーキングマザーをはじめとした、社員の働き方の環境整備が始まった。塚田は文字通り、オープンハウスグループにおける働き方改革のパイオニアであり、塚田に続く女性社員が増えていった。
「その後、第二子、第三子を出産し、当時と環境も変化したので、現在は8時30分から14時の時短勤務をしています。2022年4月から、勤務時間を最短【4時間】とする新たな制度が運用されており、事業の成長だけでなく制度改革においてもスピーディに変化していることを実感しています」


「時短勤務」はハードの一つに過ぎない。人それぞれが思う多様な働き方を実現したい。
現在、塚田はマネージャーとして、注文設計の精度向上のための図面チェックやアドバイスに加え、CADオペレーターの教育を担当。時短勤務の中で、自分がいなくても確実に仕事を回せるように、チーム全員が管理者になれるような管理・教育に力を注いでいる。限られた時間の中で、いかに効率的に働くか。塚田には、時短勤務だから仕事ができないという発想や概念はない。
「常に、限られた時間の中で最大限の成果を目指して業務に取り組んでいます。ただ、時間的・物理的に制限があり、やれることが限られているのも事実。時短勤務のありがたさを感じる一方、常にもどかしさが付きまといます。そうした迷いに振り回されないために重要なことは、自分は何を大切にするのか、ということ。当然ながら報酬は少なくなりますし、第一線からは引かざるを得ない。でも私は子どもにストレスを与えながら働きたくないですし、一緒に過ごす時間を大切にしたかったから、時短勤務を希望しました。考え方は人それぞれ。時短勤務とは制度としてのハードであり、重要なのはソフト=考え方だと思っています」
「一度制度ができてしまうと、それに当てはめる考えが先行し、多様性や柔軟性が失われる」と塚田は語る。時短勤務は、OHDの働く環境を変えるきっかけの一つになった。しかし塚田は、ワーキングマザーにとって、働きやすい環境を実現するには、まだ道半ばという。
「時短勤務は働き方の選択肢の一つに過ぎません。人それぞれ多彩で多様な働き方、考え方があり、その選択肢のメニューは豊富であった方がいい。制度は、環境や状況に対応してどんどん変えていくべきだと思います。時短勤務ではなく、出産・育児を経ても第一線でバリバリ働きたいと思う女性もいるでしょう。そうした人の希望に即し、いつでも安心して戻ってくることができる職場環境を作っていく一助になりたいと思っています」
COLUMN
「日本一を、築く」にかける想い
入社以来、荒井社長は「日本一」を言い続けてきました。毎週、社長の言葉を聞き、考え方を学び、胸が熱くなることも多々あります。
自分は体育会系気質ではありませんでしたが、日本一を目指す社長の熱さに打たれ、他の社員と気持ちを一つにして同じ方向に向かって一緒に走ってきました。日本一の会社とは、一人でも多くのお客様を幸せにできる組織のこと。第一線で注文設計の業務に従事していたとき、お客様からとても感謝されたことを覚えています。あの幸せな笑顔をたくさん作っていくために、メンバーを全力でサポートしていきたいと考えています。
OFF STYLE

長男はプログラミング、とピアノ、長女は体操、次男はスイミングにはまっており、毎日分刻みで送迎しています。子どもたちには、とにかくたくさんの経験をしてもらいたく、やりたいと言ったことはとりあえず挑戦させています。習い事も旅行も時間を作り、職場のメンバー同様に、全力でサポート中。先日は、次男がクマを見たいと言うので、北海道までクマを見せるために車で激走しました。全力の子育てが、仕事にも活力を生んでいると感じています。