新人ながら数億円規模の取引を成立。若手のやる気に応える社風に感動

北村 菜々氏

オープンハウスグループでは、性別・年齢・学歴を問わず、あらゆる部署で女性社員が活躍しています。
そうした社員たちに入社を決めた理由や、仕事のやりがい、今後の目標などについて聞きました。

ソリューション事業部 首都圏営業第1部
2023年新卒入社
北村 菜々Nana Kitamura

香川県出身。同志社大学卒業後、関西採用で入社。ソリューション事業部の東京配属を希望し、現在の部署に。仕事の後のお酒が何よりも楽しみ。

※役職は2024年5月時点のものになります。

不動産業は人と人とのつながり。愚直な努力で契約を次々に成立

新卒でオープンハウスグループを選んだ理由を教えてください。

就職活動において、私が重視したのは“人”と“環境”でした。

選考の過程で出会ったオープンハウスグループの社員は、楽しそうに仕事をしている人たちばかり。私は一つの会社に長く勤め、自分の力を最大限発揮したいと考えていたため、楽しく働ける会社であることが就職先の第一条件でした。

また、私は空手を14年ほど続けてきましたし、学生時代はホテルや居酒屋などでハードなアルバイトをこなしてきました。自分が成長できる環境に居心地の良さを感じるため、入社1年目から活躍できるオープンハウスグループは私にぴったりだと思いました。

──現在の仕事内容とその面白さ・やりがいを教えてください。

投資家様に向けて、マンションやビルなど建物一棟の収益物件を販売したり、売却したいお客様から物件を購入したりする仕事をしています。

例えば収益物件を販売する場合、仲介会社から「こういう物件をお探しのお客様がいます」と紹介を受け、弊社の物件からニーズに合致するものを探します。そして仲介会社経由でプレゼンし、お客様にご興味を示していただけたら物件のご案内、価格交渉、契約へと進んでいきます。

一般的なケースでは成約までに1~2ヶ月かかりますが、オープンハウスグループはスピード感を大事にしているので、1~2週間で契約に至ることも。努力次第では、新入社員のうちから数億円規模の物件を年間10数件契約でき、一気に成長できます。

ただ、スピーディに対応していただくには、あらかじめ仲介会社と良好な関係を築いておかなければなりません。不動産業は人と人とのつながりだと、入社1年目で実感しました。

私は人見知りですし、仲介会社の方は年齢の離れたベテラン社員がほとんどです。最初のうちはスムーズに会話できず、トライ&エラーを重ねる日々でした。しかし、徐々に関係を築いていき、晴れて契約を得られたときの喜びは何ものにも代えられません。すぐには成果が出なくても愚直に努力し、一つひとつ契約を得ていく楽しさを求めて日々仕事に臨んでいます。

若手の熱意をくみ取り、会社全体で全力サポート

印象に残っている仕事を教えてください。

オープンハウスグループには、新入社員が1年間の営業成果を競う「新人賞レース」があります。期限の3月が近づくと、契約を1件でも増やそうとラストスパートをかけていきます。

私は2月までトップを走っていましたが、2位とは追い抜かれたり抜き返したりのデッドヒート。3月に入ると劣勢に追い込まれましたが、ここで諦められるわけがありません。必死で仲介会社にアプローチし、最終日まで粘って契約件数を増やしていきました。

結果的に1件差で負けてしまいましたが、成約までには多くの方が動いてくれました。3月末という繁忙期のタイミングにも関わらず、案件をまとめてくださった仲介会社を筆頭に、社内の管理部、上司や専務など、私の熱量に突き動かされて皆さん全力を尽くしてくれたのです。若手の熱意をこれほどくみ取ってくれる会社は、なかなかないと思います。頑張っている人の努力に応えてくれる会社だと、胸が熱くなりました。

1日のスケジュールを教えてください。

9:00
朝礼
10:00
仲介会社への営業
12:00
昼食
13:00
仲介会社への営業
18:00
案件の精査
19:00
退社

女性の意見が通りやすく、働きやすい職場環境

働きやすさを感じるのはどんなときですか?

若手を信頼し、仕事を任せていただけるときです。上司が一人ひとりをしっかり見てくれ、失敗してもカバーしてくれます。新入社員は200名を超えますが、“たくさんいる若手の一人”ではなく、個人に目を向け、状況に応じて必要なアドバイスをいただけるのがありがたいです。若手に目をかけてくれるからこそ、「私ももっと頑張ろう!」という気持ちになります。

女性だからといって、不利に感じることもありません。入社前は「不動産業界は男性が多く、女性の発言はなかなか届かないのでは」と不安もありましたが、上司が意見をじっくり聞いてくれるため、思ったことを言いやすく、臆病になる必要がありません。

私にとってはまだ先の話ですが、今後ライフステージが変わっても安心して働ける制度も整っています。お子さんがいる先輩社員の活躍を見て、私も励まされる思いです。

今後の目標を教えてください。

プレイヤーのトップとしてマネージャーに昇進することです。新人賞レースは悔しい結果で終わりましたが、2年目こそトッププレイヤーを目指したいです。

私が今後どんなステージに進むか、今の時点では分かりません。しかし、岐路に立ったときの選択肢をできるだけ増やしておきたいと思っています。努力を怠れば、「この選択はできない」「これも無理」と選択肢が減ってしまいます。そうならないよう、常に全力を尽くし、成長につなげていきたいです。

いずれは他の部署にも挑戦し、ゆくゆくは管理職を目指したいです。今は、そのための基礎固め。足を止めることなく前進していきたいと思います。