何者でもない私でも、ここでなら輝ける。開拓心あふれる営業職の挑戦

福森 由里菜氏

オープンハウスグループでは、性別・年齢・学歴を問わず、あらゆる部署で女性社員が活躍しています。
そうした社員たちに入社を決めた理由や、仕事のやりがい、今後の目標などについて聞きました。

開発事業部 買取再販部
2021年新卒入社
主任
福森 由里菜Yurina Fukumori

鹿児島県出身。北九州市立大学卒業後、福岡採用でオープンハウスに入社。開発事業部神奈川営業部に配属され、戸建て用地の仕入営業を担当。好成績を残し、入社2年目の1月で主任に。現在は、売主様と直接交渉する買取再販部に在籍。

※役職は2024年5月時点のものになります。

売主に寄り添い、不動産売却をサポート

新卒でオープンハウスグループを選んだ理由を教えてください。

理由は二つあります。

一つは、この会社なら人間的に成長でき、自立した女性になれると思ったからです。

私は5人きょうだいの末っ子で、兄姉はバドミントンで国体に出るほどの選手でした。しかし、私はバドミントンの道には進まず、吹奏楽、バスケットボール、ギターに挑戦したものの、突出した成績を残すことはできませんでした。
そんな中、就活中にオープンハウスグループと出会い、ここでなら高みを目指せるかもしれないと思いました。何者でもない私でも、実績を残せるかもしれない。しかも、若いうちから活躍のチャンスがある。そういったところに魅力を感じ、入社を志望しました。

もう一つの理由は、目標となる素敵な先輩がたくさんいたことです。

就活中、考え方や価値観に共感できる社員、憧れる存在と巡り合い、ぜひ一緒に働きたいと思いました。どの先輩も、やる気に満ちあふれ、元気で楽しい方ばかり。こうした活気あふれる社風や、社員の人柄も入社の決め手になりました。

現在の仕事内容とその面白さ・やりがいを教えてください。

戸建て用の土地を仕入れるために、売主様と直接交渉する仕事をしています。

売主様は、相続、転居、不要資産の処分など、さまざまな事情から土地の売却を検討されています。こうした方々にアプローチし、売却のお手伝いをするのが私の役割です。相続であれば役所を回って戸籍謄本など必要な書類を集めたり、住み替えであれば転居先のご提案や税金の特例制度をご案内したりと、法律や税制も含めた幅広い知識が必要で、難しさとやりがいを感じています。

異動前の部署でも戸建て用地の仕入営業を担当していましたが、そちらは仲介業者と取引するBtoBの業務でした。しかし、現在の部署で交渉するのは、不動産のプロではなく一般の方。単語一つとっても、噛み砕いて伝えなければなりません。

しかも初めて不動産を手放す売主様も多く、そんな方々は不安を抱えています。その気持ちに寄り添い、分かりやすく丁寧にご説明し、「なるほど、分かった。ありがとう。ぜひあなたにお願いしたいです」と納得いただいた上でご契約いただいたときには、大きな達成感を覚えます。BtoB営業でも成約の喜びはありましたが、個人の売主様がお相手の場合は、また違った重みを感じます。

一から営業先を開拓し、成約にこぎ着けた喜びが仕事の原点

転機になった仕事、印象に残っている仕事について教えてください。

BtoBで戸建て用地の仕入営業をしていた、1年目の仕事です。

当時、私が所属していた営業部には、取引が途絶えていた不動産仲介会社がいくつかありました。私はそこに疑問を抱き、当時の営業部長に「営業させてください」と直談判したのです。部長からも「こちらの誠意を伝えてこい。もし失敗しても自分が責任を取るから」と背中を押していただいたので、こちらからの営業を控えていた仲介会社にアポイントを取り、あらためて一から開拓していきました。

その結果、取引が再開し、今でも複数の業者様とお付き合いが続いています。ある仲介会社のご担当者様からは「福森さんだったからこの案件お願いしたよ」と言われ、それまでの苦労が吹き飛びました。今でもあの光景を覚えていますし、部署が変わった現在でも、売主様から契約相手に選んでいただけることが一番嬉しく感じます。

1日のスケジュールを教えてください。

9:00
朝礼
10:00
売主様との打ち合わせ
12:00
昼食
13:00
新規の売主様への営業活動
18:00
終礼
19:00
退社

人当りの良さと知識やスキルを併せ持つ、“最強”の女性営業職に

今後の目標を教えてください。

実を言えば、入社当初はオープンハウスグループで継続的に働くつもりはありませんでした。不動産会社の営業職は過酷な仕事だと思っていたので、長期にわたって勤めるイメージができていなかったのです。

しかし、尊敬できる上司に出会えたことと、働き方改革によって勤務体制が変わったこともあって、「この会社でもっと頑張りたい」という気持ちがどんどん強くなっていきました。今の部署でしっかり経験を積んだ後は、他の部署にも挑戦してみたいです。

また、プライベートも全力で楽しみ、自分を高めるためにいろいろなことに挑戦したいです。先日は、友人からホットヨガに誘われて体験後、そのまま入会しました。面白そうなことに積極的に挑戦し、ワクワクする毎日を過ごしたいです。いずれは結婚もしたいですね。

オープンハウスグループは実力主義なので、男女の垣根なく活躍できますが、特に女性の営業職には可能性を感じます。人当たりが良く、相手の心を開くのが得意な人が多いように感じるからです。誰でも若手のうちは経験不足で未熟な面もありますが、女性社員がキャリアを重ねれば、人当たりの良さに加えて知識やスキルも併せ持つ、“最強”の営業職になれるのではないでしょうか。

今、オープンハウスグループでお子さんのいるママ社員が活躍しているのも、そういう積み重ねがあってこそ。土台がしっかりしているから、時短勤務になっても十分に力を発揮できるのだと思います。私も先輩の背中を追い、女性営業職としてキャリアを重ねていきたいです。