「システムを内製できる」という強みを活かしスピード感を持って事業部の課題を解決していく

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三谷 敦也氏

オープンハウスグループには、営業職や建築職はもちろん、エンジニアやマーケター、デザイナーといった専門性の高いスキルを持った社員や、バックオフィスから会社をサポートする社員など、さまざまなプロフェッショナルたちが集まっています。

ITやマーケティング・広報といった部門で働く社員に、オープンハウスへ入社を決めた理由や、仕事のやりがいなどについて聞きました。

情報システム部 アプリケーション3グループ
2023年新卒入社
三谷 敦也Atsuya Mitani

徳島県出身。大阪府立大学大学院にて、機械学習を用いた金属合金の最適な濃度比率の予測や人狼ゲームのAIエージェント開発に取り組む。2023年に新卒でオープンハウスグループへ入社。情報システム部に配属され、社内業務改善ツール(RPA)の開発保守運用や、RPA実行基盤開発プロジェクトに参画。全社的な生成AIの推進やCAD操作自動化のプロジェクトを進行している。 趣味はボードゲーム。体験型謎解きイベントに参加することも。

※役職は2024年4月時点のものになります。

事業会社で仕事の幅を広げ、多面的に成長したい

– オープンハウスグループに入社した理由について教えてください。

私は大学院在学中、SIer(システムインテグレーターの略:システム開発・保守などの専門企業)を中心に就職活動をしていました。情報システムの専門知識を深め、技術のプロフェッショナルとして成長したいと考えていたのですが、情報収集を進めていくうちに、SIerの業界では技術の深掘りはできるものの、業務と密接に関わりながら課題解決を行う機会が少ないことに気づきました。この点に物足りなさを感じ、より広い視野で仕事を経験したいと思ったことが事業会社に目を向けた理由です。事業会社で幅広い経験を積むことで、自分のスキルセットを多面的に発展させたいと考えたのです。

オープンハウスグループの存在を知ったのはそんなときです。急速に成長している事業会社であることに興味を持って調べていくうちに、多岐にわたるプロジェクトの遂行や業務の効率化を図るためのツール開発など、多様な領域で活躍する社員の姿勢に強く惹かれました。さらに選考を通じて先輩社員から具体的な仕事の内容や職場の雰囲気を聞き「ここでなら多くのことを学び、成長できる」と確信したんです。さまざまな技術に触れながら自分のスキルを広げ、同時に業務に直結する課題解決を行うことができるこの環境こそが、自分の成長に最適だと感じ、入社を決意しました。

– 入社前に不安なことや入社後のギャップはありましたか。

入社前に抱いていたイメージとは異なり、フラットな人間関係が特徴的でした。役職や年次に関わらず、誰とでも気軽に話すことができ、自由に意見を交換できる環境が整っています。特に役職を飛び越えて直接会話ができる点は、業務を進めるうえで非常に有益でした。若手社員でも積極的に意見を発信しやすく、成長の機会が多いと感じています。

さらに、入社1年目から多くのプロジェクトに参加させてもらえたことも驚きでした。知識や経験がないにも関わらず、自分自身で進め方を考え、プロジェクトを推進していくという自主性を求められる環境は、最初は非常に大きなプレッシャーでした。自分の判断で進めることの難しさと責任を痛感しながら、試行錯誤を繰り返しつつ取り組んだことで、成長を実感するとともに大きなやりがいを感じることができました。

生成AIチャットサービス「OHGPT」の開発に尽力

– オープンハウスグループではどんな業務をされていますか。

RPAと呼ばれる自動化ツールの開発保守運用を一気通貫して行うほか、過去開発プロジェクトにアサインされたRPA基盤の運用保守対応、開発事業部向けのWebアプリの機能追加などを担当しています。

最近では生成AIを活用したアプリケーションの開発や新技術の検証にも力を入れています。業務に取り入れられそうなものがあればまずは試してみる、というスタンスですね。特にAWSやGoogle Cloudなどのパブリッククラウドが提供しているAIサービスは、別アプリや社内に蓄積されたデータとの連携がしやすそうであることから前向きに検証しており、一部のAIツールにすでに導入しています。「とりあえずSaaSを導入してみる」という企業が多いなか、内製する選択肢があるのが当社のよいところではないでしょうか。担当しているシステムの運用保守を行いながら新規開拓をするのは大変なこともありますが、それも楽しみながら業務に取り組んでいます。

これまで担当した業務のうち、最も印象的なのは、入社1年目に経験した社内生成AIチャットサービス「OHGPT」の開発です。不動産業界は他業界と比較しても生成AIの活用が進んでいないなか、生成AIを推進するプロジェクトをPoC(試作開発に入る前の検証プロセス)から開発まで任せてもらいました。ナレッジがほぼゼロの状態からツールを開発し、現在も他部門からの要望をもとに改修を続けています。このツールは、社内でも多くの方から関心を寄せていただけているので、今後も最新技術をキャッチアップしつつ、アップデートを続けていきたいと思います。

– 1日のスケジュールを教えてください。

1日のスケジュール

9:00
朝礼
9:30
スケジュール・タスク整理
10:00
RPA:要件ヒアリング
12:00
昼食
14:00
新規RPA開発
16:00
RPA基盤:メンテナンス
17:00
生成AIアプリケーション:開発
18:00
退社

目的達成のため、常に複数の選択肢を用意しておく

– 今後の目標について教えてください。

私が仕事で意識していることは、常に目的を達成するための手段を複数準備しておくことです。一つの方法に固執せず、状況に応じて最適な選択肢を選べるよう、日々、知識とスキルの向上に努めています。選択肢を増やすことによって、予期せぬ問題が発生した場合でも柔軟に対応でき、最終的な目標を確実に達成することができるはずです。この姿勢を継続して、常に高いパフォーマンスを発揮していきたいと考えています。

そして今後は、判断力をさらに磨き、スピード感を持って事業部の課題を解決していくことを目指しています。また、AI技術・業務に関する知識をさらに深め、不動産業界における生成AIの活用において、一番の事例を作りたいです。

– 就職活動中・転職活動中の方に向けてメッセージをお願いします。

オープンハウスグループは急速に成長を続けているため、今まで誰も拾えていなかった課題が残っていることがあります。実は困っているけれど手が出しにくかったところをシステム化したり、アプリケーションを内製して導入したりするなど、技術で解決の提案をするのは非常にやりがいのある仕事です。「スピード感を大切にして内製してしまおう」という考え方は効率的で、肌に合っていると感じています。

日々、いくつもの事業部にかかわるなかで、システムを通じて会社全体のフローを把握・理解していける点も、情報システム部の魅力です。生成AIといった新しい技術に挑戦できる環境もあり、創造力と行動力があれば何でもやれる会社です。「スピード感を持って会社と一緒に成長したい!」と考えているエンジニア志望の方は、オープンハウスグループでぜひ一緒に働きましょう!