インフラエンジニアとしての
強い“当事者意識”を持ちながら、社内で誰よりも頼られる存在になりたい

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荒井 康生氏

オープンハウスグループには、営業職や建築職はもちろん、エンジニアやマーケター、デザイナーといった専門性の高いスキルを持った社員や、バックオフィスから会社をサポートする社員など、さまざまなプロフェッショナルたちが集まっています。

ITやマーケティング・広報といった部門で働く社員に、オープンハウスへ入社を決めた理由や、仕事のやりがいなどについて聞きました。

情報システム部 インフラストラクチャグループ
2021年中途入社
係長
荒井 康生Kosei Arai

情報系の高専を卒業後、大学の経済学部へ編入。新卒で金融系SIerへ入社し、数年の勤務を経てオープンハウスグループにインフラエンジニアとして入社。現在はオープンハウスグループのセキュリティ責任者として業務に従事。趣味はサウナ、釣り、二郎系ラーメン。いつもの二郎コールはニンニクヤサイアブラ。

※役職は2025年10月時点のものになります。

エンジニアとして、より“当事者意識”を持って働ける環境を求めて

–オープンハウスグループに転職した理由について教えてください。

新卒では金融系SIerに入社し、クラウドを中心としたインフラエンジニアとして勤務していました。
中小規模の新規プロジェクトのリーダーや、既存クラウド・仮想環境の保守業務など、事業会社のITシステムを丸ごと委託されており、要件定義から運用まで一通り経験しました。

私はもともと、入社して3年間働いたら、転職するかどうかを決めようと考えていました。実際に3年間働き、年間での社員表彰を受けるなど「ある程度の成果を残せた」という実感があったので、次は思い切って外に出てみようと転職を決意しました。

会社選びで一番重視したのは、「当事者意識を持って働ける環境」があるかどうかです。それまでのクライアントは外部の事業会社がメインだったので、自分が構築したシステムへのユーザー目線からの評価を直接知る機会が少なく、当事者意識が得られないジレンマがありました。

次は自分が事業会社の社内エンジニアとして、一当事者として働ける環境を求めていたんです。
オープンハウスグループに応募したのは、勢いがあり、ITにも力を入れているという評判を聞いたからです。他の事業会社もいくつか受けましたが、いずれもベンダーコントロール中心の印象が強かったです。

しかし、オープンハウスグループは非常に泥臭い部分まで内製化しており、ITにかける本気度がうかがえました。そのような本気度に好感を持ったことと、希望していた当事者意識を持って働ける環境がありそうだったことから、入社を決めました。

–入社前に不安なことや入社後のギャップはありましたか。

「体育会系」と名高い社風になじめるかどうかはやや不安でしたが、入社してみると、悪い意味ではなくポジティブな意味での体育会系なんだなと強く感じました。

活気あふれる社内の雰囲気は予想以上でしたが、決して居心地が悪いものではなかったです。
それまでの私は隣にいる人ともチャットでやり取りするような“ザ・エンジニア”という感じの人間でしたが、久しぶりに会った友人から「明るくなった、声が少し大きくなった」と言われたのを覚えています(笑)。

業務に対しても前向きで、協力的な人が多いのも印象的でした。全社向けに導入を検討していたツール選定の参考アンケートをお願いしたことがあったのですが、回答率が非常に高く、想定以上に多くのご意見が寄せられたことにも驚きました。

また、20代、30代の若手エンジニアの割合が高く、保守的な文化がありません。社員が互いへのリスペクトを重んじて仕事に臨んでいるのも、オープンハウスグループのカルチャー的特徴だと感じています。

自主性と裁量を持って働けるから、大きな当事者意識も生まれる

–オープンハウスグループではどんな業務をされていますか。

現在はサイバーセキュリティを中心に業務にあたっています。

マネジメント領域では、オープンハウスグループ全体として今後セキュリティをどのように強くしていくかの計画策定、各種ドキュメント作成、脆弱性情報の収集・管理、ITツール利用の認可判断、M&Aをした企業へのIT統制・支援などを行っています。

テクニカルな領域では、さまざまなITソリューションの導入から実際の運用、各種ログの解析、脆弱性の解消、そしてRed Teamとして自社システムの脆弱性を探すといったことを日々行っています。

仕事のやりがいは、オープンハウスグループ全体のサイバーセキュリティを守っているんだという責任感です。昨今、情報漏洩などが企業で発生してしまっている状況で、当社もいつ発生してもおかしくありません。お客様やステークホルダーの皆様の信頼を大きく損ねてしまわないように、毎日気を緩めずに業務を遂行しています。

–1日のスケジュールを教えてください。

1日のスケジュール

9:00
朝礼
9:30
社内打ち合わせ
10:00
新規案件のインフラ設計、検討など
12:00
昼食
13:00
メールチェック
13:30
クラウド環境構築・チューニング
15:00
社外打ち合わせ
16:30
ServiceNow、クラウド周辺、QA対応など
17:30
新規導入サービスPoC
18:15
タスク整理
18:30
退社

インフラのスペシャリストとして、誰よりも頼られる存在になりたい

–今後の目標について教えてください。

サイバーセキュリティインシデントを発生させないこと、仮にもし発生したとしても適切な対応を行い、被害を最小限に抑えることです。このコメントが伏線回収となってしまわないように、日々の業務に邁進していきます。

また個人的な夢ではありますが、社外のセキュリティカンファレンスなどにいつか参加してみたいと考えています。

–転職者に向けてメッセージをお願いします。

オープンハウスグループには、とにかく何事にもチャレンジできる環境があります。

個人に委ねられる裁量も大きく、自身で考えたベストなアイデアを新規プロジェクトや既存環境の改善に積極的に活かすこともできるので、エンジニアとしてのやりがいも大きいと思います。

「その分、業務量が膨大なのでは……?」と不安を感じる方も多いかもしれませんが、働き方についてもここ数年で飛躍的な整備・改革が進んでいるため、ワークライフバランスも充実しています。どの仕事をどのようなペースで進めるか、基本的には自分でコントロールできるため、無駄なストレスなく働ける環境が整っています。

仕事に対する自分の中での確固たる「軸」を持っている人。さまざまなことに挑戦したいという意欲にあふれた人。そして、会社の成長を陰ながら支え続けることにやりがいを感じる人。そんな人にはまさに絶好の会社です。そのようなエンジニアの方と一緒に働ける日が来ることを、私も心待ちにしています。