マーケティング部と情報システム部の“壁”を超えたひとつのチームとして、会社の強みを最大化していく

野村 育孝氏

オープンハウスグループのマーケティング・システム本部を統括する野村育孝本部長。これまで複数の企業で、マーケティング部門やIT・情報システム部門のトップを務めてきた野村本部長ですが、これまでのキャリアについてや、どのような組織観を持ってマーケティング・システム本部を率いているのかを聞いてみました。

ーケティング・システム本部
本部長
野村育孝Yasutaka Nomura

新卒でオフィス構築などを手がける専門商社に入社。その後、大手IT企業で営業職やデジタルマーケターとしての業務に従事。上場企業数社の取締役を経て、2020年オープンハウスグループに入社。2021年から現職。

※役職は2022年6月時点のものになります。

んなすごい社長がいる会社で、働いてみたいと思った

最初に野村本部長のこれまでのキャリアについて教えてください。

実は自分の過去のことを振り返るのがあまり好きじゃないんです。というのも若い頃の自分を振り返ると本当にダサくてダメなサラリーマンでしたから(笑)。

エンジニアとして新卒で入社した会社では上司と喧嘩して海外に飛ばされたこともありますし、その後転職して営業職として入社した会社は体育会系カルチャーが強く、なかなか自分の肌に合わずに、毎日「明日、上司に叱られたら辞めよう」なんて考えていました。

転機となったのは転職して5年目くらいの頃。社内公募でデジタルマーケティング職の募集がありまして、当時はまだ世の中的にも珍しい職務だったこともあり「なんか格好いいな」という感じで受けてみたんです。そこから私のマーケターとしてのキャリアがスタートしました。

マーケティングは科学でもありますが、同時にすごく情緒的な部分や「運」や「勘」も必要で、それが私の肌に合ったのかもしれません。基本的には運と勘だけでこれまで社会人としてやってこれたような人間ですから(笑)。

その後、いくつかの会社でマーケティング部門やIT部門の役員などを兼務されていますが、そこからオープンハウスに入社した理由はどのようなものだったのでしょうか?

ひとことでいえば、荒井社長(荒井正昭代表取締役社長)の存在が大きかったです。

オープンハウスグループから最初に声がかかったとき、体育会系な企業カルチャーだと聞いていたし、自分の肌には合わないだろうなと思ってお断りしようと思っていたんです。ただ荒井社長とご飯を食べる機会があって「オープンハウスグループの社長と飯を食えるなんていい記念だな、写真を撮って自慢しよう」くらいの軽い気持ちで食事したのですが……。「世の中には本当にすごい人がいるんだな」と衝撃を受けましたね。

自分のこれまでのキャリアや転職歴を話したとき、その時々で考えていたことを心を見透かされたようにバシバシ当てられて、さらに「この会社の社長ってこういう経営していなかった?」とその会社で働いていないと分からないようなことまでズバリ当てられて。

私がこれまで出会った人の中でも抜群に頭がいいと思いましたし、ゼロからこの規模の会社を作った人というのはやはり本当にすごいんだなと感じました。純粋に「こんなすごい人と一緒に働いてみたいな」と思って入社を決めました。

ープンハウスグループの強みを“最大化”させることが大きなミッション

オープンハウスグループのマーケティング・システム本部の特徴や強みを教えてください。

一般的な事業会社では、マーケティング部門と情報システム部門がそれぞれ独立した部署として分かれていることが多いと思います。私のこれまでの経験でも、そのような会社が大多数でした。しかし、マーケティング部門と情報システム部門が社内で分かれていると、どうしても対立構造が生まれてしまうことが多い。

特にデジタルマーケティングを専門とするような部門は、会社の中でもITリテラシーが高いため、情報システム部門がやることに文句を言ったり、ダメ出しをしてしまったりすることがよくあります。情報システム部門も、自分たちの領域に口を出してくるマーケティング部門を目の敵のように感じてしまい、社内に軋轢が生まれやすい。マーケティング部門が追求するのは“利益”で、情報システム部門がメインで行うのは“保守・管理”、といった業務性質の違いもその一因かもしれません。

その点、オープンハウスグループのマーケティング・システム本部は、マーケティング部門と情報システム部門、そしてDXを専門とする部門がひとつの大きな部署の中に組み込まれていて、シームレスな連携を行なえるのが大きな強みとなっています。

また、クリエイティブエージェンシーとパートナーシップを結んでいるため、広告クリエイティブの最終的なクオリティやアウトプットをコントロールしやすいことも大きなメリットだと思います。

マーケティング・システム本部長として、組織づくりの点で心がけていることはありますか?

マーケティング部門と情報システム部門では、求められるスキルも行動も異なりますが、大切なのは同じチームとして“最終ゴール”を共有すること。そして最終ゴールとは、会社の成長や生産性向上に貢献することに他なりません。

オープンハウスグループは特に「仕入れ・建設」と「販売」に大きな強みを持つ会社です。つまり、不動産バリューチェーンの入口と出口に大きな武器を持っています。私たちマーケティング・システム本部がその入口と出口の間に立ち、我が社の強みをロスなく有機的につなぐことができれば、自然と会社の成長にもつながるはず。これが私たちの組織としてのミッションであり、こうした意識をメンバー一人ひとりに持ってもらうことは特に大事にしています。

それができれば、自分たちの役割や機能が会社の経営部分とつながっていることを深く実感できますし、「会社を成長させるために何をすべきか?」という当事者意識を持って仕事にコミットすることも可能になります。

マーケティング・システム本部には、どんな人が向いていると思いますか。

本当は能力があるのに、たまたま今いる会社がその人の良いところを引き出せていなかったり、「今の会社で結果を残しているのに、なかなかその頑張りを評価してくれない」というストレスを抱えたエンジニアやマーケターは世の中にたくさんいると思います。まさにそういう悩みやストレスを抱えた方にこそ来てほしいですね。

オープンハウスグループは仕事に対する責任や要求はかなり高いですが、それに応えることができれば、すぐに具体的な評価を与えてくれる会社です。「君は優秀だから、将来の幹部候補ね」みたいなことではなく、結果を出せば、次のボーナスや査定にすぐに反映してくれる。汗をかいて成果を出した人には、必ず報いてくれる会社です。

またマーケティング部門や情報システム部門を“コストセンター”とみなすような企業もある中で、オープンハウスグループはマーケティング・システム本部を利益にもつながる重要な部門だと考えており、大きなやりがいと意義を持って働くこともできます。

個人的にも初めて自分の子どもや身内を入社させたいと感じるくらい、いい会社だと思っていますね。

最後に求職者に向けてメッセージをお願いします。

世の中的に不動産販売のオンライン化も進んでいますが、私たちも1年以上前からじっくりと準備を進めてきました。人工知能や自然言語処理を専門とする企業とも連携し、いずれはいつでもどこでもお客さまとやりとりできるようなオンライン体制の構築も見据えています。

そのようなお客さまへの新しい体験の提供は、会社としても大きなチャレンジになりますし、そのような充実したオンライン体制を構築できれば国内トップの不動産企業となることも決して夢ではありません。

そのような未来を一緒に実現してくれる人が増えてくれたら、とてもうれしいです。