オープンハウスグループが
不動産業界で日本一になるために、
常に高い質とスピードを追求し続ける

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佐藤 由梨氏

オープンハウスグループには、様々な専門領域を担うグループが存在しています。各グループごとにどのような業務を行なっているのか、代表者に話を聞いてみました。

経理部
2017年新卒入社
係長
佐藤 由梨Yuri Sato

神奈川県出身。早稲田大学商学部卒業後、2017年4月に新卒でオープンハウスグループに入社。
入社後、戸建仲介営業に配属となり、城南城西エリアを中心に約5年間営業を経験。その後、コーポレート部門の経理部へ異動。グループ長として親会社含めた全3社の日次・月次・決算業務に従事。

役職は2025年9月時点のものになります。

正確性・生産性・納期を追求し、グループの業績目標達成に貢献

–経理部のミッションを教えてください。

私たち経理部の最大のミッションは、「オープンハウスグループが掲げる業績目標の達成に貢献すること」にあります。そのために、企業内外の利害関係者に対し、質の高い財務報告を安定的に提供し、迅速な意思決定をサポートできるよう業務に邁進しています。
単に過去の数字を会計処理するだけが経理部の仕事ではないと捉えており、企業の信頼性を築き効率的な経営を推進するために、私たちは主に以下の3つの指標を追い求め「質の高い財務報告」の安定に努めています。

品質:提供する情報の正確性と有用性を追求し、信頼性の高い報告を行う。
生産性:投入する経営資源を最小化しながら、最大の成果を生み出す効率的な業務遂行を目指す。
納期:必要な情報をタイムリーに提供し、意思決定のスピードを加速させる。

売上高1兆円を超える企業グループとして、オープンハウスグループはこれまで以上に高い注目と社会的責任を負っています。経理部として、私たちは精度の高い会計情報を経営陣に提供することで、会社の継続的な成長をサポートしています。それと同時にオープンハウスグループの企業価値向上に資する情報開示を積極的に推進しております。

−具体的な業務内容を教えてください。

当社経理は業務単位ではなく、会社単位でグループを分けています。各グループがそれぞれ下記の日次~年次決算まで全業務を担当し、経理部やグループ会社から提供された情報を元に、連結決算担当者が連結財務諸表や開示書類(有価証券報告書や決算短信等)を作成しています。

1. 日々を支える「日次業務」
企業の日常的な経済活動をスムーズに維持するための基盤となる業務です。
 例)・現預金の管理
   ・取引先への支払
   ・従業員への経費精算

2. 月次で経営状況を把握する「月次業務」
毎月の会計期間ごとに企業の業績をまとめ、経営判断に必要な情報を提供します。
 例)・売上、売上原価の計上
   ・給与、社会保険料の計上
   ・税金の納付

3. 年次で成果を公表する「四半期・年次業務」
企業の年間を通じての財務状況や経営成績を集計し、外部に公表するための重要な業務です。
 例)・決算整理仕訳の計上
・税金計算、税務申告書の作成
   ・決算書の作成

会計・税務の知識を体系的に学び、常に前向きに成長

–身につけられるスキルについて教えてください。

オープンハウスグループ経理部は、営業部や財務部、経営管理部をはじめとする様々な部署と関わるだけではなく、社外の監査法人や税理士さんのようなプロフェッショナルな方とも仕事を通して関わる機会が多くあり、このような社内外の様々な方との連携を通じて、会計や税務の知識を実践的な経験によって深め、専門性を高めていくことができます。

また、会社の業績目標を達成するためには、世の中の一般的な知識や常識にとらわれず、オープンハウスグループにとっての最適解を追求し続ける力が必要になります。

常に成長し続ける会社にとっての最適解を追い求めるのは容易ではありませんが、目の前の業務に愚直に取り組み続けることで、自ずと柔軟な思考力が身につくと考えています。

–経理部で働くメリットを教えてください。

オープンハウスグループの経理部では、一般的な業務単位での分業ではなく、会社単位でグループを編成し、少人数でその会社の決算業務全般を担当しています。

この体制の最大のメリットは、会計や税務を体系的に学べることです。簿記一巡の業務から税務対応まで、幅広い経験を積むことで、経理としての専門知識とスキルを総合的に高めることができます。

また、わたしは経理部に異動して約4年になりますが、私を含め20代後半から30代半ばの若手メンバーが多いのが当社の経理部の特徴です。知識や経験がまだ浅い分、メンバーそれぞれが自ら積極的に学び、自己研鑽に励んでいます。学んだ内容は積極的に共有し合い、それがまた他のメンバーの刺激となって新たな学びへと繋がっています。

このような環境だからこそ、経理部全体が常に前向きな向上心を持って成長できるのだと感じています。

過去の慣習や世の中の一般的な考え方に囚われず行動できる推進力

–今後の経理部の目標について教えてください。

経理部の目標は「オープンハウスグループが不動産業界で日本一になること」です。

これを聞くと、果たしてそれが経理部の目標なのか疑問に思うかもしれませんが、オープンハウスグループでは、営業部門だけでなくコーポレート部門も一緒に、一つの大きな目標に向かって日々業務に邁進しています。また、経理部は営業部門のように直接的に売上に貢献することはできませんが、会社全体の売上へ間接的に貢献することが可能です。具体的には、現在経理部では「決算開示の早期化」に注力しています。上場企業として期末から45日以内という開示ルールがある中で、私たちはこれをさらに前倒しできるよう明確な目標を設定し、経理部が一丸となって取り組んでいます。この取り組みを通じて、経営判断の迅速化と精度向上、そして投資家・金融機関からの信頼性向上を図っております。

私たちは、安定的な財務報告は当然のこと、常に高い質とスピードを追求し成長し続けることで、社内外の重要な意思決定に影響を与えることになります。これが経理部の重要な役割であり、経理部の最大の醍醐味であると私は考えております。

–最後に、どのような人が経理部に向いていると思いますか。

経理の仕事と聞くと、テレビCMでお馴染みの経費精算や請求書処理のような、単調で地味な事務作業をイメージされるかもしれませんが、オープンハウスグループの経理部が求めるのは、「変化を恐れず、行動できる」人材です。

オープンハウスグループは売上高1兆円を超え、不動産業界日本一を目指して成長を続けています。会社の成長スピードに合わせ、経理の仕事のやり方も常に改善していく必要があります。確かに経理にはルーティン業務や地道な作業も多く存在しますが、過去と同じやり方を続けていては、会社の成長についていくことはできません。私たちは、過去の慣習や世の中の一般的な考え方に囚われず、会社にとっての最適解を追求し、自ら行動できる方を求めています。そのためには、経理に関する深い知識はもちろんのこと、論理的に考える力、そして何よりも変化を恐れず行動できる推進力が必要だと考えています。

オープンハウスグループの成長を、経理の側面から支え、共に「日本一の不動産会社」を創っていく意欲のある方からのご応募をお待ちしております。