「不動産業界日本一」という目標にふさわしい、一流の財務部門を作り上げる

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山本 優氏

オープンハウスグループには、営業職や建築職はもちろん、エンジニアやマーケター、デザイナーといった専門性の高いスキルを持った社員や、バックオフィスから会社をサポートする社員など、さまざまなプロフェッショナルたちが集まっています。

コーポレート部門で働く社員に、オープンハウスへ入社を決めた理由や、仕事のやりがいなどについて聞きました。

財務部
2016年新卒入社
課長代理
山本 優Yu Yamamoto

神奈川県出身。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。2016年4月に新卒で入社し、収益不動産の仕入・販売営業、新卒採用、業績管理、予算策定を経験の後、入社3年目に財務部に異動。2025年4月からは、金融子会社にて事業部門の企画推進、資金調達も兼務。

※役職は2025年9月時点のものになります。

「この会社ならワクワクできる」という直感を信じて

–オープンハウスグループに新卒入社した理由について教えてください。


「この会社ならワクワクできる」と思ったからです。
私は周りの学生よりも早めに就職活動を始めたこともあり、いわゆる日本を代表する大企業からベンチャー企業まで幅広く見ていました。周りの友人はいわゆる「就活偏差値」の高い大企業を中心に就職活動を進めていましたが、私にはそれらの企業が魅力的に見えず、どちらかというとベンチャー企業に惹かれるようになりました。

ただ、企業選びの軸としての「ベンチャー企業」には納得しながらも、いざ具体的な一社一社を見ていくと、あまり高揚感を感じることができませんでした。

これは後付けかもしれないですが、その時に見ていたベンチャー企業から、当社を超える成長性・熱量を感じられなかったからだと思います。そんな失意の中で出会ったのがオープンハウスグループでした。
面接で会った社員から感じる熱量と成長欲求は、より規模の小さいどのベンチャー企業よりも熱く、強かったのが印象的でした。そして、この会社でなら仕事に対して前向きに、ワクワクできるなと感じ入社を決意しました。

– 入社前に不安なことや入社後のギャップはありましたか。

入社前こそ漠然とした不安が少なからずありましたが、内定者の時期に社員との面談や会社のイベントに参加する機会が多く、次第に不安はなくなっていきました。

内定者をお客様扱いするのではなく、早い段階から良い意味で「仲間」として受け入れる風土があるのは、私にとってありがたかったことを覚えています。

また、入社後のギャップは、外から見ていたよりも「戦略的」で、勝つべくして勝っていると感じたことです。
外から見ると営業会社のイメージが強い当社ですが、その裏側ではお客様のニーズに合致した商品企画があることに入社してから気づかされました。

もともと「売れる商品」を強力な営業部隊が販売しているからこそ、他社よりも高い成長を成し遂げられる。各社員も言い訳できない環境が揃っているからこそ、自信を持って営業することができる。そして出した成果に応じて適切に評価され、モチベーションにつながる。そのような好循環があるからこそ、売上高1兆円を超える規模まで成長できたんだと感じています。

安定的な資金調達と、社内への適切な資金分配がミッション

– オープンハウスグループではどんな業務をされていますか。

企業における財務部門は「低コストで安定的に外部から資金を調達し、社内の必要な部門に適切に資金を分配すること」をミッションとしており、私はその中でほぼ全範囲の業務を担当してきました。
財務の業務は大きく2つに分けることができ、「外部からの資金調達」と「調達した資金の管理」に分けられます。

「外部からの資金調達」は、事業計画に基づいて必要な資金量を把握し、取引先の金融機関や投資家から資金を調達します。
調達には日常的な関係性構築が重要で、日頃のコミュニケーションの中で当社の事業や社風に理解を示してもらえるよう努めています。

「調達した資金の管理」は、入出金の予定を把握し、グループ各社の資金繰を適正に管理します。
事業部門から上がってくる入出金の状況をタイムリーに把握して資金繰の状況を更新するとともに、実際の支払いのチェック業務も行います。

現在、私は「外部からの資金調達」については約20行程度の金融機関と直接市場からの調達を担当しており、「調達した資金の管理」についてはグループ内最大の子会社の資金繰を担当しております。

– 1日のスケジュールを教えてください。

1日のスケジュール

9:00
出社後メールチェックやスケジュールの確認
10:00
資金調達に必要な資料の作成・収集
12:00
昼食
13:00
業務効率化のためのシステム開発
14:00
事業部内ミーティング
15:00
取引先金融機関とのミーティング
16:00
提案資料の作成
17:00
取引先金融機関とのミーティング
18:00
明日のスケジュールの確認
18:30
退社

「不動産業界日本一」を目指す企業で働くことに大きな価値がある

– 今後の目標について教えてください。

私の業務上の目標は、会社が掲げる「日本一の不動産会社」という目標にふさわしい一流の財務部門を、自分が主体となって作り上げていくことです。

現在に至るまでも、事業の成長に応じて様々な形態のファイナンスに取り組んできましたが、私は担当者として参加していただけで意思決定や責任は上司に頼っていました。
ただ、これからライバルとなる会社は、歴史も信頼も蓄積が進んでいる強敵ばかりです。

ここからのステージでは私も今までより大きな責任を負って、もがきながら「日本一の不動産会社の財務部門としてあるべき姿」を探っていきたいです。
そのためには、狭義のファイナンスのみならず会計・法務・IT・内部統制といった財務が関わるあらゆるスキルを個人として上げていく必要があります。

加えて、私のスキルを組織に伝播し、私自身はより経営に近い、戦略的な業務に携わっていきたいと考えています。

– 就活生に向けてメッセージをお願いします。


就活生の皆さんはそれぞれに「才能・能力」がありますが、それをどこで発揮するのが皆さん一人一人にとって幸せか、という観点を心の中に留めておいてほしいです。
この文章を読んでいる人のほとんどは、何かしらの形で働くことからは逃れられないと思います。

どうせ働くなら、自分の介在価値が大きくなったり、自分の仕事の成果が社会から称賛されたりされるような場所を選んでみるというのはどうでしょうか?
何に価値を見出すかは人それぞれですが、当社が「不動産業界でNo.1」になると掲げていること、それを実現しようと努力をしていることに、私は大きな価値があると考えています。

資本の力がモノを言う不動産業界において、何の後ろ盾もない、ゼロからスタートした会社がNo.1になったら、めちゃくちゃカッコいいなと思っています。
就活生の皆さんにおいても、そう思える会社に出会えることを願っております。