会社良し、社員良し、世間良しの「三方良し」で人材の成長を促す

  • #人事部
  • #コーポレート部門
山根 正義氏

オープンハウスグループの人事部では重要な経営資源の一つである「人材」を管理し、グループ全体のグロースを担っています。実際にどのような業務を行なったり、どのような人材を求めたりしているのでしょうか?

人事部
人事部長
山根 正義Masayoshi Yamane

京都府出身。神戸大学経済学部卒業後、2014年に新卒で国内大手生命保険会社に入社。営業職を1年経験後、一貫して人事職に従事。2022年4月にオープンハウスグループ人事部に課長職で入社。2024年4月に人事部長に昇格し、現在に至る。

※役職は2024年4月時点のものになります。

会社の成長を人事の観点から加速させる

– 人事部について教えてください。

人事部は、企業においてもっとも重要な経営資源の一つである「人材」を管理する部署であり、人材の活性化を促すことでオープンハウスグループを成長させる役割を担います。 現在、オープンハウスグループでは、グループ全体で約6,000名の社員が働いています。

社会的にも人的資本に注目が集まるなど、人事部の役割はますます重要性を増しています。そうした中で、当社グループで働く社員一人ひとりがモチベーション高く働けるような環境を実現するために、会社の成長を加速させるような人事施策を企画立案・実行しています。

– 人事部の特徴について教えてください。

人事部の大きな特徴として、「発展途上」「一人ひとりの大きな裁量」「ベンチャー企業のようなスピード感」の3つのキーワードが挙げられます。

人事部には、現在20名程度のメンバーが在籍しており、平均年齢も32歳と非常に若く、チームとしても各メンバーとしてもまだまだ発展途上です。また、オープンハウスグループは売上高1兆円を超える大企業ですが、今後不動産業界の日本一を目指す当社にとっては、さらなる会社の成長に向けた人事制度の企画立案・実行が必要な状況であり、そういった点でもまだまだ成長の途上にあると言えます。

加えて、一人ひとりの業務領域が広いため「これまで労務しか経験したことないけど、ゆくゆくは制度企画などにも挑戦したい」と新たなるチャレンジを求めて入社してくる人もいます。そういった人にも裁量権をどんどん与えることで、チャレンジが可能な環境が整っています。

そして業務に臨む上で、急成長企業ならではのスピーディーな変化対応も求められます。経営の意思決定が非常に早いので、新たな制度の企画から実行まで1〜2カ月で進めることもあります。多くの大企業にはないこのスピード感も、当社人事部の大きな特徴です。

– 人事部の業務について詳細を教えてください。

人事部は5つのグループに分かれ、それぞれ以下のような業務内容を担当しています。

① 人事企画グループ
人事諸制度(等級制度・評価制度・報酬制度・福利厚生制度等)の企画立案・運用、女性活躍・介護支援に関する制度企画、人事システムに関する導入・保守など

② 給与管理グループ
給与計算、社会保険手続き、勤怠管理、入退社手続きなど

③ 健康推進グループ
健康診断運営、健康経営推進など

④ コーポレート採用研修グループ
コーポレート部門(経営企画・経理・財務・総務・法務等)における新卒・中途採用、教育研修など

⑤ 事務シェアードグループ
子会社も含めた人事業務全般に関するオペレーション業務の実行など

人事部は、入社から人材配置・評価・報酬・能力開発等の人事サイクルにおけるあらゆる業務に関わる部署となります。 また、当社グループは2024年4月に「ワークデザイン推進委員会」を発足し、ダイバーシティ推進にこれまで以上に注力しています。人事部は委員会事務局として、女性活躍推進や介護支援などの制度企画についても取り組んでおります。

大企業とベンチャーの良いとこ取りの最高の成長機会がある

– 今後、どのような組織を目指していきたいか教えてください。

「人材に関するあらゆる面から、不動産業界日本一に貢献できる人事部」を目指していきます。 オープンハウスグループが日本一の不動産会社を目指していく過程で、今後もさまざまな変化が求められてくると思います。そういった環境下でも、その時々で成長ドライブをかけられるような人事戦略・人事制度を構築できる人事部でありたいです。

そのために、私がずっと意識しているのは「三方良し」を目指すことです。商売の世界でよく使われるこの言葉は、一般的に、売り手良し、買い手良し、世間良しの「三方良し」とされています。人事の視点に置き換えると、これを会社良し、社員良し、世間良しの三方良しと捉えることができます。会社にとっては良いことだけど社員には負担がかかったり、会社や社員にとっては良いことだけど世間からの見え方は良くなかったり、さまざまな仕事に取り組む中でそういった偏りが生まれないように意識しています。

これを通じて、現在オープンハウスグループで働く社員全員に「オープンハウスグループで長く働いていきたい」と思ってもらうのと同時に、世間の多くの人たちにも「オープンハウスグループで働いてみたい」と思っていただけるような、より魅力的な会社にしていけたらと考えています。

– オープンハウスグループの人事部にはどのような人が向いていますか?

素直で熱量がある人が、オープンハウスグループには向いていると思います。 失敗を恐れて、挑戦する前からあれこれと評論して、やらない理由を探すのではなく、まずは1回やってみる。できなかったら周囲のアドバイスを聞きながら柔軟にやり方を変える。そういう風に、素直に熱く動ける人は、オープンハウスグループできっと活躍できるはずです。


人事部に関してもそれは同じで、たとえ今は人事経験が浅くとも、成長意欲が旺盛であれば活躍できる可能性は大いにあります。 また、オープンハウスグループのような「大企業×ベンチャー」の良いとこ取りができる会社は、世の中を見渡してもなかなかありません。人事に携わる者にとって「従業員数」は非常に重要な指標です。10名の会社と1,000名の会社では、制度企画ひとつとっても難易度は別次元だからです。従業員数約6,000名の企業規模とベンチャーのようなスピード感を兼ね備えるオープンハウスグループは、成長環境を望む人にとっては、きっと唯一無二の会社だと自信を持って言えます。成長企業の人事担当者として、最高の成長環境を求めている方には、ぜひ入社いただきたいと思います。