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文化を知る

若手や女性でも土地の仕入れに関われる。型破りなオープンハウスの開発事業部でさらなるキャリアアップを目指す

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オープンハウスで土地の仕入れを担当する開発事業部。一般的に、土地の仕入れは不動産業界で経験を積んだ方が担当することが多いうえ、ほとんどが男性だとか。しかし、「オープンハウスでは若手や女性も関係なく活躍している」と話すのは、2020年4月に入社した岡崎友紀さん。わずか3年を経て課長に就任した岡崎さんに、オープンハウスの開発事業部の特徴や女性ならではの働き方について聞きました。

記事サマリー

  • オープンハウスでは、若手でも土地の仕入れ営業を任せてもらえる
  • 結果を出せば評価される仕組みにより、誰にでも昇格のチャンスがある
  • 年齢・性別関係なく切磋琢磨できるフラットな環境

この記事に登場する人

  • 課長

    岡崎 友紀

    2020年4月に新卒でオープンハウスへ入社し、開発事業部に所属。王子営業センター・赤羽営業センターのエリアを中心に土地の仕入れを行う。現在は課長として、部下8人の育成も担う。ワインソムリエの資格を保有。

毎日の積み重ねが、高い目標を達成することにつながる

―岡崎さんが所属する開発事業部は、どのようなことを行う部署なのでしょうか。

開発事業部は、建物を建てるための土地、つまり「宅地」を仕入れる部署です。土地を管理する仲介業者さんなどに訪問営業し、土地の情報収集や買い取りをするのが主な仕事です。土地の価格は、家の販売価格に直結するため、売り手と買い手の双方が納得できる価格に抑えつつ、いかに魅力的な土地の活用方法を提案できるかが試されます。

一般的に、土地の仕入れは、不動産業界で経験を積んだ方が担うケースがほとんど。オープンハウスのように新人や若手のうちから営業を担当するのは珍しいかもしれません。しかしオープンハウスでは、あえて若手のうちから仲介業者さんを回り、実地で力をつけていく戦略をとっています。

―開発事業部のなかで、どのような目標に向かって業務にあたっていますか?

仕入営業マンの成果は「何棟の戸建を建てられる土地を仕入れたか」で見られ、チームで月間45棟の物件を仕入れることを目標に動いています。これはかなりハードルの高い目標で、決して簡単に達成できるものではありませんが、チーム一丸となって、常に上を見ながら取り組んでいます。

私がマネージャーを務めるチームは、私を含めて9人。特に、王子営業センター・赤羽営業センターエリアを中心とした土地の仕入れを行っています。基本的には飛び込みの訪問営業で、多い人では1日に30件ほど足を運ぶことも珍しくありません。私はチームのマネージャーとして、自分でもしっかり営業に回りつつ、部下が目標を達成するためのサポートも行っています。

―目標達成のために、チームリーダーとして工夫していることを教えてください。

チームメンバーには、1日1日の小さな目標を設定し、コツコツ積み上げることを意識してもらっています。新人も若手も関係なく土地の仕入れを担当できるのがオープンハウスの強みですが、やはり若いうちは経験を積めていないぶん、契約成立に至るまでの難しさもあります。新人だからと相手にされず、冷たくあしらわれることもよくあることです。

私自身も経験してきたことですが、数字ばかりにとらわれると達成できない自分に嫌気がさして、しんどくなってしまうことがあるんです。だからこそ、最初は契約成立が難しくても、まずは「名刺を何枚交換した」など、小さなハードルを用意し、超えてもらうことを大切にしています。

実践から積極的に学び、最短ルートでキャリアアップ

―岡崎さんは、なぜオープンハウスに入社されたのでしょうか。

学生時代は「いずれは独立開業したい」という思いが強かったので、若いうちから実績が積めるような就職先を探していました。また、ワインソムリエの資格を取得していたため、当時はワインに関連する仕事を検討していたんです。ただ、そうした業種は思っていたよりも給与水準が低く、次第に「よいお給料をもらって美味しいワインが飲みたい」という考えに至り、視野を広げて就職活動をしていました。

就職活動の過程でオープンハウスを知ったときは「若いうちから活躍できる社風」がまず目を引きました。そして、頑張れば頑張っただけ評価され、給与も上がることが魅力でしたね。実際に面接に進んでみると、面接官の人柄のよさにも惹かれました。同時に、会社の評判をインターネットで調べてみたのですが、どのサイトでも目にするのは「体育会系で厳しい」などのネガティブな口コミばかり(笑)。しかし、実際にお会いする社員さんたちからは嫌なイメージをまったく感じず、むしろ世間の評判と、自分が感じるオープンハウスの魅力とのギャップすら楽しめるようになって。結局、自分自身の「この会社に入りたい」という直感を信じて入社を決めました。

―入社後の印象はいかがでしたか?

頑張れば頑張るほど成長できるのはもはやあたりまえの雰囲気で、とてもやりやすかったですね。また、入社してからも、社員の方々の魅力は変わらず感じていました。あたたかい人が多くて、何を聞いても親切に教えてもらえる環境に驚いたくらいです。目標に向かう熱量は確かに体育会系ともいえるのですが、パワハラや無理強いみたいなものは皆無です。私はもっとガツガツ働きたかったのですが、「しっかり休んで」と休暇を促され、物足りないくらいでした。

―新卒で入社してから、これまでどのようなキャリアを歩んできたのでしょうか。

私が入社した当時は、面接で配属先の希望を聞かれることが多かったので、自分から開発事業部への配属を希望しました。きっかけは、面接官の方に「岡崎さんは開発事業部っぽいね」と言われたことです。目標に向かって、1人でコツコツ努力をすることが得意な私の特性を見抜いてくれたのだと思います。私も今ではわかりますが、オープンハウスにいるとその人の性格や雰囲気などから「〇〇事業部っぽい」というのが掴めるようになるのもおもしろいですね。

配属後は営業のノウハウを先輩に教えてもらいながら、すぐに1人で営業に出ることができました。営業から契約まですべて1人でできたのは10月頃ですね。入社1年目の社員がトップを目指して競う「新人賞レース」で全国3位を取り、2年目の4月にマネージャー(副主任)に昇格、2人の部下ができました。部下の育成を行いつつ、営業のエースポジションとして数字を追う毎日を送り、主任、係長と昇格。3年目の末にマネージャーのなかでトップをとったため、4年目の4月に課長に昇進し、今に至ります。

―最短ルートで順調にキャリアを積んできた岡崎さんですが、仕事上必要となるスキルはどのように身につけたのでしょうか。

とにかく実践につきます。現場に行って自分なりの方法を試しながら、わからなかったことは上司や先輩に聞いて「全部盗み取るぞ!」という気持ちでやっていました。オープンハウスでは仕事のマニュアルがあるわけではないので、積極的に学びとることが大切です。もちろん、困っているときには先輩方が丁寧に教えてくださいますが、他の人に合う方法が必ずしも自分に合うわけではありません。実践して自分の中に落とし込む作業が必要だと思っています。

女性の営業職だからこそ、努力と工夫で印象を残せる

―土地の仕入れ営業は、ベテランの男性が多いと聞きます。仕事上「女性だから」という理由でやりづらさを感じたことはありますか?

そうですね。圧倒的に男性が多い仕事なので、営業に行くと、女性であるだけで軽視されやすいのは事実です。さらに、結婚や出産の関係で「すぐ辞めてしまうのでは」と懸念を抱かれる取引先の方もいらっしゃいました。

そんなときは、仕事の話や自分のキャリア計画、将来的な夢を語ることで「仕事に対して真剣に向き合っている」とわかっていただけるよう工夫しています。そのぶん、人一倍勉強して知識を身につける努力は不可欠ですが、対等に仕事の話ができることが伝われば、むしろ女性であることがギャップとなり、相手の印象に残ることも多いんです。

―開発事業部の営業職に、女性はどのくらいいらっしゃいますか?

開発事業部の男女比は「男7:女3」くらいで、営業職となると女性は1割未満です。オープンハウスのなかでも比較的女性が少ない部署ですが、これまで私が女性だからといって不利益を感じたことはありません。私自身、部下に接するときも「男性だから、女性だから」といって性別によって対応を変えないようにしています。

オープンハウスの評価で見られるのは数字のみなので、性別や経験年数に関わらず、フラットに評価されます。そのため、先輩が自分の部下になる、これまで自分の部下だった人が上司になる、という状況もオープンハウスではよく見られること。キャリアアップを目指す私にとっては、頑張って結果を出したぶんだけ評価される仕組みにやりがいを感じています。

―女性の働きやすさを後押しする制度や仕組みはあるのでしょうか。

自分で使ったことはまだありませんが「LDH休暇」といって、生理休暇がとれる制度があり、体調が悪ければ当日の朝にでも休める環境です。チームメンバーからの取得申請に対して、承諾するのも上司である自分の役割ですが「体調が悪いときは休んで」と伝えてすぐに許可しています。

産休・育休明けの時短制度も充実しており、開発事業部には2回目の育休明けで仕事に復帰し、バリバリ働いている先輩がいます。開発事業部の場合、復帰後は契約数を競わず仕事ができるような配属もあるので、ブランク期間があっても戻りやすい環境だと思います。

将来はオープンハウスの役員になりたい!

―オープンハウスの環境や社風にはどんな魅力を感じていますか?

自分のように意見を主張するタイプは「骨がある」と褒められる文化があるので、私のような負けん気の強い社員でも居心地がいいところが魅力的ですね。また、多くの尊敬できる先輩がいるのも嬉しいです。

納得できるまで突き詰める私の性格から、マネージャーになったばかりの頃には、上司と意見がぶつかりよく喧嘩しました(笑)。とにかく数字を積み上げることが好きで、トップをとることばかり考えていた私に、上司が「数字をとるだけでなく、周辺の細かい業務を丁寧にする“守りの仕事”も大事だ」と言うんです。

当時の私は「実績をどんどん積みたいのに、なぜ今、そんなことを言うのか」と納得できずに反論していましたが、自分のチームを持ち、責任のある立場になった今ではこの言葉の意味がすごく理解できます。私のことを思ってアドバイスをくださったことが本当にありがたく、後日、それを伝えながら泣いて仲直りしました。オープンハウスで働いているとこうした経験がいくつもあり、独立への通過点として入社したはずだった私が、今ではこの会社での未来を描くほど大好きな会社になりました。「将来、オープンハウスの役員になりたい」というのが今の目標です。

面接はミスマッチを防ぐためにある。違和感があれば直接聞いてみて

―岡崎さんが考える、オープンハウスの「いいところ」を教えてください。

加点方式で評価してくださるところですね。オープンハウスには「バツがついても二重丸がつけば丸になる」という、“失敗しても次で挽回すれば大丈夫”といった意味合いの言葉があります。この考え方は会社の評価の仕組みにも反映されて、週・月・四半期など細かく期間を区切って評価されるので、一時期うまくいかなくても後で挽回できる仕組みになっています。「仕事で成果を出したい」、「若いうちから出世したい」と考える方にとっては、多くのチャンスをもらえる会社だと思います。

―開発事業部にマッチするのはどのような人でしょうか?

基本的に土地の仕入れ営業には1人で行くため、1日のほとんどの時間を1人で過ごします。オープンハウスの中でも単独行動が多い部署なので、指示されるのではなく、ある程度自分の裁量で働ける人がマッチすると思います。目的に向かって自分で考えて工夫できる人、機転を利かせて対処できる人に向いている仕事ですね。私の場合は、1人でも頑張れるマイペースさや、ある意味計算高いところが合っていたのかなと思います。

―最後に、入社を希望する方に向けてメッセージをお願いします。

「ここで働きたい」と素直に思えるかどうかで決めるとよいと思います。また、カルチャーがはっきりした会社でもあるので、選考を進むなかで違和感が少しでも生まれれば、その違和感を無視せず、ぜひ面接官に聞いてみてください。私も面接官に「ネットの評判って実際どうですか?」、「休みってどれくらいあるんですか?」と率直に聞いて、小さな違和感を解消してから入社しました。

面接は、会社と入社を希望する人の双方でミスマッチがないかを判断する場。就活中は「内定が欲しい」という気持ちから踏み込んだ質問に躊躇するかもしれませんが、違和感を抱いたまま入社しても、働くうちにその違和感が膨らみ、苦しくなってしまいます。自分も納得して入社するからこそ、仕事の幸せを得られるはずです。

不動産業界の常識にとらわれず、活躍したい人が挑戦できる場所

開発事業部の営業として最短コースでキャリアを築いてきた岡崎さん。性別や年齢に関係なく、結果のみで判断されるオープンハウスの評価制度があったからこそ、常に“目標”と“やりがい“を持って仕事に励んでこられたと話します。そんな岡崎さんのように、「仕事で活躍したい」と考える人が存分に挑戦できる環境が、オープンハウスには整っています。