社内システムやアプリの企画立案・開発運用を通じて、各事業の成長を加速させる

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井上 貴広氏

オープンハウスグループには、様々な専門領域を担うグループが存在しています。各グループごとにどのような業務を行なっているのか、代表者に話を聞いてみました。

情報システム部 アプリケーショングループ
2022年中途入社
課長
井上 貴広Takahiro Inoue

神奈川県出身。早稲田大学教育学部卒業後、SIerへ入社し、約12年間にわたって企業向けの業務アプリケーション開発や大規模システムの要件整理、設計・開発の標準化を担当する。オープンハウスグループに入社後は海外の不動産投資事業をシステムの面からサポート。
趣味は中学時代から続けている剣道。現在は2児の父。

※役職は2024年7月時点のものになります。

攻守両面から、システムやアプリの企画・開発・運用に携わる

アプリケーショングループのミッションについて教えてください。

売上高1兆円、そして不動産業界のナンバーワン企業を目指しているオープンハウスグループ。私たちアプリケーショングループは、そうしたオープンハウスグループの事業活動をITの力でさらに加速させることを大きなミッションに掲げ、社内システムやアプリの企画・開発・運用業務を担当しているチームです。

具体的な業務内容について教えてください。

オープンハウスグループにおける各事業の業務課題に対して、ITを用いた解決策の提案をはじめ、社内システムやアプリの企画・開発・運用保守と一貫したIT施策を管掌しています。
これらの業務を私たちは「攻め」「守り」「PMI支援」の3つの役割に分けて、それらを都度かけ合わせながら、最大限の効果が得られるような動きを行なっています。

例えば「攻め」の動きとして挙げられるのは、物件の仕入・建設・商品化をより安全にスピーディーに実施できるよう支援を行うシステムをはじめ、顧客の接点となる営業部隊が、より本質的な業務に集中できるようにするためのSFAシステムの刷新やMAツールの導入支援。

「守り」の動きとしては、全社を横断的に管理しながら、共通の電子ワークフロー導入やRPAによる業務改善を遂行し、コスト削減や情報システム部門の成熟度を可視化することなどが挙げられます。あわせて、ルール整備やマニュアル整備といったドキュメント強化なども行っています。

「PMI支援」については、グループ会社の基幹システムをスクラッチ開発で汎用化しました。それをモデルとしながら、新たにグループに加わる会社へもシステム導入や基幹システムの展開をするなどして、短期統合が可能な状態を目指しています。


これまでは事業の拡大に追従するため、そして社内にノウハウを蓄積するために内製開発を中心に行ってきましたが、会社の規模が大きくなる中で、より専門性が高く安定的なITシステム構築が求められるケースも増えてきています。
そのため、現在はオープンハウスグループの次なる発展に寄与するため、コアパートナー制を導入しています。社内で開発しなくなるのではなく、システムが担う役割や規模に応じてITベンダ様と協業しながら、内製開発と協業の両輪でプロジェクト推進しています。

システムの開発だけに限定されない、幅広いITスキル・経験を得られる環境

アプリケーショングループで身につくスキルについて教えてください。

アプリケーショングループは、オープンハウスグループにおけるすべてのIT施策の企画、開発、運用までを一貫して担当しています。そのため、ビジネスの現場に近い場所に身を置きながら、システム開発の全行程にまつわる総合的スキルを身に付けることが可能です。

たとえば、現場の業務的な課題を解決するためのシステムやアプリ、自動化ツール等を提案する際には、AIやRPA等の高度な技術も活用しながら、社内エンジニアを中心とした開発部隊もしくはITベンダ様との協業で作り上げます。それを現場の社員に実際に活用してもらいながら、より効果的に業務を改善していきます。

ITだけでなくデジタルマーケティングの部隊も同じフロア内で業務を行っており、様々なチームと業務的な接点を持ったり兼務したりすることも可能なため、多様なキャリアパスも描けます。個人の裁量も大きく、独力で打破できる仕事はガンガン進められると同時に、伴走が必要な場面ではしっかりと上長がサポートしてくれる文化もあるため、本人の意欲次第でスピーディーな成長を遂げることができます。

アプリケーショングループで働くメリットを教えてください。

事業会社のSEでありながら内製と協業の両輪で業務を行っており、ITエンジニアとして幅広なスキルと経験を得られることは大きなメリットです。
また会社の事業規模が拡大・多角化しているからこそ、成熟企業では経験することが難しい、新しいことにチャレンジをする機会に恵まれていることも、当社を選ぶ魅力の一つと言えます。

外部コンサルやSIerとしてIT案件に参画する場合、案件の途中で退出・参画するという事案も多く、エンジニアとして不完全燃焼で終わってしまうケースも少なくありませんが、オープンハウスグループの情報システム部では各事業部門と直接コミュニケーションを取りながら、業務の改善提案からシステムの実装、利用後のブラッシュアップまでを責任を持って取り組みます。プロジェクトの規模は様々で、製造を単独で担当することもあれば、チームを組んで開発を行うこともあります。

アプリケーショングループという名前ではありますが、インフラ構築も同部内のインフラストラクチャグループと協力しながらを行うため、パブリッククラウドの技術に習熟することも可能です。ITの仕事は開発が主戦場と見られがちですが、実際には安全に運用しそれを監査するものがいるなど、開発以外の仕事も多くあるのが実情です。「企業ITに必要なものすべて」がある環境で経験を積むことは、エンジニアとしてのキャリアを考えたときに、きっとメリットに感じていただけると確信しています。

ITの外側にも目を向けると、事業会社に所属することで企業が日々どのように活動をしているか、ITにどのような期待を向けているのか、ということを日々実感することとなります。これは事業会社のIT部門ならではの面白さであり、専門系会社に所属してクライアントを変えながらスキルアップをするアプローチの中では得ることが難しい感覚だと考えています。

ビジネス視点で最適解を導き出す、機動力のあるエンジニア集団を目指して

今後のアプリケーショングループの目標について教えてください。

メンバー一人ひとりが高度なITスキルを身に付けることはもちろん、急成長を遂げるオープンハウスグループの一員として、ビジネススキームや業務課題をしっかりと理解した上で、ITによる最適解を導き出すことが、今後より一層求められます。

グループ会社やさまざまな事業部からシステム化の相談・依頼は日々舞い込んでいますが、それに応えるためには個々人としてもチームとしても、ITテクノロジーだけでなく不動産事業に広く通じたプロフェッショナルになる必要があります。

そしてグループのビジネススピードに負けないよう、機動力のあるエンジニア集団を目指していきたいと思っています。

最後に、どのような人がアプリケーショングループに向いていると思いますか。

貪欲に成長の機会を求めている人。また現状でエンジニアとしてのキャリアパスを決めきれず、エンジニアとしての今後のあり方に迷っているような人も歓迎したいです。

頭の中で描いた想像と現実は違います。自分自身の成長や将来の姿も、自分が見えている範囲以上のものは想像しづらいものです。

その点、ベンチャー的な勢いと大企業の事業規模をあわせ持つオープンハウスグループには、多様なロールモデルの社員が存在しています。やりたいことがあれば、自ら手を挙げてチャレンジするも良し、さまざまなバックグラウンドの先輩と話をしながら自身の可能性を探るも良し。がむしゃらに働いていく中で、自分なりの目標とキャリアパスを見つけたい。そんな人にも最適な環境が用意されているはずです。

情報システム部には、視座を高く持って日々の業務改善やシステム開発に取り組み、エンジニアとしての成長意欲に満ちあふれたメンバーが集まっています。
「フルスタックエンジニアとして活躍したい」「新しいスキルや知識を習得し、技術者としてレベルアップしたい」とエンジニアとしての成長や挑戦を求める方にはぴったりな環境ではないでしょうか。さまざまなバックグラウンドを持つエンジニアが集まっているので、分野を問わず自分の経験やスキルを発揮できるはず。
一緒に情報システム部を育てていきましょう!