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文化を知る

掛け算で成果を生み出す営業推進部の仕事。正解のないテーマにも向き合うやりがいと面白さとは?

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営業推進部 企画グループは、オープンハウスグループの主力商品である戸建ての販売を行う営業本部が効率良く力を発揮し、仕事に専念できるよう営業戦略の立案やデータ分析、業務効率化の仕組み作りなどを担う部署です。新卒入社から3年間、営業本部で戸建販売の営業を経験したのち、2022年から営業推進部で活躍する高木純平さんに、営業推進部の業務内容や、戦略面から営業に携わる面白さ、仕事のやりがいなどについて詳しく伺いました。
(2025年2月に取材)

記事サマリー

  • 事業部のトップと営業現場との架け橋になる営業推進部
  • 人材育成から顧客満足度向上まで、営業本部全体を見渡して課題と改善策を検討
  • 正解がないテーマにも向き合うからこそ考え抜く力が重要

この記事に登場する人

  • 高木 純平

    営業推進部 企画グループ 係長。2019年4月に新卒入社し、営業本部渋谷営業センターで戸建て販売営業に従事。2022年に営業推進部へ異動し、営業戦略の立案や営業ツールの保守運用、営業の業務効率化の仕組み作りなど多岐にわたる業務を担当。半年で主任に昇格し、2023年4月から現職。

営業500人の成果を掛け算で高め、より大きな成果を生み出す

―高木さんが営業推進部に異動された経緯を教えていただけますか。

もともと私は営業として活躍したくて、2019年4月にオープンハウスグループに新卒入社し、営業本部配属になりました。2年3カ月でマネージャーに昇格したものの、トップの営業マンのすごさを痛感し、自分の営業としての力に限界を感じていたんです。そんな時、当時の営業推進部長からお声がけがあり、改めて営業の世界で勝つことにこだわるか、営業に世界にこだわらず、「仕事で勝つ」ということにこだわるかを考えた結果、営業推進部で自分の能力を活かしてみたいと思い、異動を決意しました。

―営業推進部の役割について教えてください。

営業推進部は、営業本部が成果を上げるために、あらゆる面から下支えをする部署で、それぞれの分野に特化した複数のチームで構成されています。全国に約70カ所ある営業センターのうち、首都圏47センターが営業本部に属しており、営業推進部はここで働く約500人の営業マンを支える存在です。

私が所属する企画チームでは、営業本部のミッションや目標を定義し、それを達成するための戦略立案や、企画を立て実行していく役割を担っています。また、そのために社長や専務、執行役員などの経営層やオープンハウスグループに属する子会社・関連会社、営業本部の現場といった各所と密にコミュニケーションを取りながら会社全体の方針を理解することも重要な役割の一つです。

―高木さんは、企画チームで具体的にどのような業務を担当されていますか。

企画チームでの業務は非常に多岐にわたり、営業戦略の立案、営業に使用するツールの管理・運用、業務効率化の仕組み作りなどが主な業務です。ただし、何か与えられた業務をただこなすのではなく、自ら課題を見つけ、一時的にプロジェクトを立ち上げて解決策の考案・実行まで行うというように、その時に必要な業務を臨機応変に行います。そのため、営業推進部の仕事は常に試行錯誤の連続です。

また、3カ月に1回開催される社内表彰式で営業戦略の発表を行うため、その準備にも力を入れています。この発表が次の3カ月の指針となり、営業本部全体のパフォーマンス向上につながる重要な役割を果たしていると思っています。

―営業と営業推進部の仕事のやりがいは、どのような点が違うと感じますか。

営業では、自分の営業活動を通じて「高木さんのおかげで素敵な家を買えました」と直接言ってもらえたときや、お客さまが目の前で決断してくださった瞬間にやりがいを感じていました。結果や目標が数値で明確に見えるため、競争できる環境に身を置いて成長したい人にはぴったりの部署だと思います。

一方で、営業推進部の仕事は直接お客さまの前に立つことはありませんが、全体の成果を掛け算で高められるところが魅力です。つまり、営業は1件1件成果を積み上げる“足し算の仕事”ですが、営業推進部は500人の営業担当者に対して何を掛け合わせるかを考える“掛け算の仕事”のため、1%の向上が見込める施策でも500人が行えば部署全体に大きな影響を与えることができ、それが面白さでもあります。成果に上限がなく、やればやるほど結果を出せる青天井な環境にやりがいを感じています。

「正しく勝ち続ける」ために顧客満足度向上と人材強化に注力

―実際に営業本部ではどのような営業戦略を掲げているのでしょうか。

直近では「顧客満足」と「人材強化」を大きなテーマとして定めています。顧客満足度を高める施策や、人材育成チームと協力した教育・研修の計画作りにも力を入れています。

―顧客満足に関してはどんな取り組みを行っているのでしょうか。

一口に「顧客満足度向上」と言っても、「営業本部が目指す顧客満足とは何か?」を明確に定めた上で、どのようなアプローチを取るべきか慎重に検討する必要があります。例えば、アパレルの業界で言えば、ファストファッションブランドとハイブランドでは、売るものは同じ「服」でも、「どんなお客さまにどんな価値を届けているか」は明確に異なります。営業本部がお客さまに対して、社会に対して、どんな価値提供をすべきなのかを整理し、全員が共通認識を持つことで、本当に必要とされる会社であり続けることが出来ると考えています。

また、「顧客満足」のような抽象的なテーマを現場にどう落とし込むかは、難しいポイントのひとつです。方法としては、「仕組みを変える」「人にアプローチする」の2つが考えられます。その施策を実行したとき、現場の皆はどのようにそれを捉え、どのように組織が動いていくかを想像しながら、一番最適なやり方を模索していくことを常に行っています。

―一方、人材強化の面についても教えてください。

営業は属人的な要素が多い仕事なので、明確な教科書が存在しませんが、成功する営業には共通するコツやノウハウがあります。我々としてはそれを整理・体系化し、営業スタッフが自主的に学べる環境を整えることに取り組んできました。仕事を完全に分業化すれば効率は上がりますが、それだけでは人材が育たず、長期的な成長にはつながりません。新人にもどんどん機会が得られる環境を整備したり、「教える」「学ぶ」場を提供したりすることを通じて、個々の営業が成長できる仕組みを構築することが大切だと考えています。

また、営業担当者の日々の行動量をリアルタイムで比較・可視化できるツールを提案し、整備したことがあります。自分の営業職時代の経験からこの企画を思い付いたのですが、「営業活動の振り返りに役立つ」と現場から反響が届き、私も嬉しかったですね。

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成長している会社だからこそ、良い意味で先行きの見えないワクワク感がある

―今後の高木さんの目標を教えてください。

個人としては「何歳までにこうなりたい」という明確な目標は決めていませんが、大きな仕事を手がけたいという想いがあります。そのためには、目の前の仕事で結果を出し続け、視野を広げ、新しいチャンスを掴んでいかなければなりません。また、他の人が目指したくなるような存在になりたいとも思っています。営業に比べると間接部門の評価は明確にしづらい側面がありますが、自ら道を切り開くことで、「間接部門でも結果次第でスピード昇進ができるんだ」ということを後輩たちにも示していきたいですね。

―高木さんは営業推進部にはどんな方がマッチすると感じていますか。

主体性と考え抜く力がある人だと思います。先ほど申し上げた通り、営業推進部の業務は自分で課題を見つけるところからスタートする部分も多いため、指示を待つようなスタンスではなく、自ら情報を集め、動くことが求められます。さらには「顧客満足とは何か」といった抽象的なテーマに取り組むことも多く、正解のない課題に向き合い、結論を出し、実行することを繰り返す中で、非常に考え抜く力が必要な仕事だと思いますね。

―最後に、今後オープンハウスグループへ入社を希望する方に向けてメッセージをお願いします。

「不動産業界日本一」を目指してオープンハウスグループは成長し続けており、それが社員にとって多くのチャンスを生む環境を作っていると思います。私自身、入社前は会社の成長が自分にどう関係するのか分かりませんでしたが、いざ働いてみると、新規事業や組織拡大によって、自分の活躍次第で想像も出来ないようなチャンスが巡ってくることを実感しました。

私は4月から関西支社の経営企画部へ異動します。会社が成長し、関西支社が拡大しているからこそ、頂けたチャンスです。

オープンハウスグループでは、自分が想像していない領域へ挑戦できる機会が多く、良い意味で先行きが見えないワクワク感があります。自分の可能性を広げ、大きく成長したい人とぜひ一緒に働きたいですね。

どんな職種でも大きく活躍できるチャンスが巡ってくる

職種が変わっても、チャンスを確実にモノにし、大きく成長し続けている高木さん。「自分にしかできない仕事や、規模の大きな仕事に携わりたい」と今後の目標を語ってくれました。「不動産業界日本一」を目指すオープンハウスグループでは、どんな職種でも活躍できるチャンスが巡ってきます。全員が高い志をもって働くオープンハウスグループで、自分の可能性に賭けてみませんか。

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