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文化を知る

銀行から不動産への異業種転職。金融知識と営業スキルを活かして名古屋での事業部再建に貢献

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富裕層向けの資産運用サービスを展開するオープンハウスグループのウェルスマネジメント事業部は、アメリカ不動産投資商品を主軸に、着実に事業を拡大しています。福井優さんは銀行員を6年間勤めたあと、オープンハウスグループに中途入社。名古屋におけるウェルスマネジメント事業部の再建に携わるなど、前職での経験と知識を活かしながら、大きな成果を残しています。そんな福井さんに、異業種からの転職のきっかけやウェルスマネジメント事業部の名古屋支社再建のプロジェクト秘話などについて聞きました。
(2024年10月に取材)

記事サマリー

  • 銀行から不動産へ転職。金融知識を活かせる海外不動産投資の営業に従事
  • 名古屋のウェルスマネジメント事業部再建に貢献。地道な努力と銀行時代の経験が鍵に
  • 成果を上げたら皆で賞賛し合う社内カルチャーが、走り続ける原動力

この記事に登場する人

  • 福井優

    2015年に新卒で地方銀行に入行。2021年6月にオープンハウスグループに中途入社し、ウェルスマネジメント事業部に配属。2023年より、同事業部の名古屋エリアでの再建に貢献し、2024年の第一四半期と第二四半期、第四四半期にクオータートップを3度、通期トップを獲得。現在は、ウェルスマネジメント事業部の名古屋支社でチームリーダーを務める。

テレビ特集を目にしたことをきっかけに転職を決意

―まずは、福井さんの前職でのキャリアについて教えてください。

私は2015年に新卒で地方銀行に入行し、法人向けの融資営業や預かり資産営業を担当していました。特に中小企業の顧客を中心に新規の法人融資に注力し、5年目には行内最短で主任に昇格することができました。

もともと私は大学で社会福祉系の学部に所属していたこともあり、金融知識は入行後に学びました。学生時代の経験で仕事に役立ったことを挙げるなら、家電量販店でインターネット回線の営業をするアルバイト経験です。幅広い年齢層のお客さまのニーズを深く理解し、信頼関係を築くスキルは、今も私の営業面における強みになっているかもしれません。

―金融業界で活躍されていた中、なぜ不動産業界であるオープンハウスグループへ転職されたのですか?

転職のきっかけは、オープンハウスグループがテレビで特集されているのを見て、事業のスピード感や徹底した成果主義のカルチャーを知り「面白そうな会社だな」と強く惹かれたことでした。

銀行業に誇りを持っていたものの、年功序列の文化がまだ強い業界なため、実績を積んでも昇進や報酬にすぐに反映されるわけではない部分もありました。その点、オープンハウスグループは徹底した成果主義で昇進が早く、若手社員にも大きなチャンスがある会社だと感じたのです。また、父が不動産業に従事していたこともあり、異業種である不動産業に転職するハードルもそこまで感じていませんでした。

―オープンハウスグループで働く決定打になった要素は何でしたか?

面接でお会いした、後の私の上司が、私の経験を活かせる場としてウェルスマネジメント事業部を勧めてくれました。ウェルスマネジメント事業部では、富裕層向けにアメリカ不動産などの投資商品を提案するため、金融や税務、法務の知識が非常に役立ちます。また、顧客開拓においては、銀行や証券会社などの金融機関とのリレーション構築も重要になってくるので、金融業界で培った私の経験が存分に活かせると感じました。

加えて、アメリカ不動産を取り扱う会社は日本ではまだそう多くなかったため、新しい挑戦ができることも私にとっては大きな魅力でした。不動産という「実体のあるもの」を扱う仕事は、明確な価値をお客さまに提供できるという点で新鮮でしたし、よりダイナミックな営業ができると予感しました。

実際に入社してみて、事業のスピード感や、成果主義ならではの評価の明瞭さは想像以上でした。私自身、1年ごとに昇進するなど、自分の努力がダイレクトに評価される環境にとてもやりがいを感じています。また、社員全員が目標に向かって一丸となっているため、日々の業務には活気があり、前向きな刺激を受け続けています。

営業はセンスではなく、「行動量と質」で勝負

―2021年6月にオープンハウスグループに入社後、どのようなキャリアを歩んできたのでしょうか。

まず、大阪のウェルスマネジメント事業部に配属されました。業務の中心は電話営業を通じてアメリカ不動産投資商品を富裕層のお客さまに提案することでした。私は銀行時代から「営業はセンスではなく、行動量と質で勝負」という信念を持っており、例えば、誰よりも多くの電話をかけ、誰よりもお客さまと対話を重ねることに徹しました。「この電話で契約を決める」と、まるでバッターボックスに立つような気持ちで毎回の電話に向かっていましたね。

それでも、最初の半年間は思うような成果が出なかったのですが、9カ月経った頃に上司から「福井の“1秒でも無駄にしない姿勢“をみんなに伝えてほしい」と、マネージャー昇進のお話をいただきました。このような昇進の仕方は社内でも異例だったそうですが、マネージャーになってからは数字に対する責任感が一層増し、それに伴って数字もついてくるようになりました。

―2023年10月頃からウェルスマネジメント事業部の名古屋支社の再建に携わったそうですね。

はい。当時、名古屋はウェルスマネジメント事業部が一度進出したものの、業績が振るわず撤退したエリア。名古屋に再進出するためのプロジェクトが発足したことで、またゼロから挑戦することになりました。まずは地元の金融機関との信頼関係を築き、事業を展開するための基礎を作るべく、金融機関向けに勉強会を開催。アメリカ不動産やオープンハウスグループを地道に周知していきました。

大きな転機となったのは、名古屋のある証券会社さまとリレーション構築ができたことでした。この証券会社さまが名古屋での営業活動を支援してくれるようになり、それを皮切りに目標達成率が200%になるなど、一気に業績が伸びたんです。

実はこのご縁は、私が大阪時代にお世話になった証券会社の方がつないでくださったものでした。「福井さんという面白い人が名古屋に移るそうだから、一度会ってみてほしい」とご紹介してくださったそうで、目の前の一つひとつの出会いの大切さを再認識した出来事でした。

また、今回の名古屋再進出の成功により、オープンハウスグループのアメリカ不動産投資の“質の高さ” が大きな武器となることをあらためて実感しました。当社は、アメリカ現地に支社を構えており、不動産の仕入れから管理、最終的な売却まで一気通貫して手掛けるだけでなく、税務や法務に精通した手厚いサポート体制も整っています。これほどお客さまにお手間をかけず、日本にいながら海外の投資用不動産を運用いただけるサービスは業界でも類を見ません。

―名古屋支社での成果や、チームの雰囲気について教えてください。

2024年はウェルスマネジメント事業部の全拠点の中で、名古屋支社が売上1位という成果を収めました。私自身も2024年の第一四半期と第二四半期、第四四半期にクオータートップの成績を3度受賞しましたが、これは私ひとりの力ではなく、チーム全員の努力の賜物だと考えています。

現在の名古屋支社のチームは6人と少人数ながら、非常に活気に満ちています。チームメンバーは皆、「今日は絶対に◯件契約を取る」といった強い意志を持って仕事に臨んでいるため、オフィスの雰囲気は常にポジティブで、エネルギッシュです。私が担当していた5億円の大型契約が成立した際、メンバー全員が自分のことのように喜んでくれ、ハイタッチを交わして喜びを分かち合ったことは忘れられない経験ですね。

私の今後の目標は、ウェルスマネジメント事業部を日本全国の富裕層ビジネスの中核にすること。事業部名のとおり、「富裕層の方の資産形成のマネジメント」がウェルスマネジメント事業部の本質ですから、より多角的に富裕層ビジネスに関わることがこの事業部の成功につながると考えています。引き続きアメリカ不動産の提案を主軸にしつつ、ホテルや別荘といったリゾート領域などの新たな金融商品の提案にも力を入れていきたいと考えています。

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成果を賞賛し合える、前向きな社内カルチャー

―福井さんが考えるオープンハウスグループの「よいところ」とはズバリどんなところですか?

オープンハウスグループの最大の魅力は、やはり「成果主義」が徹底されているところです。成果を上げたぶんだけしっかりと評価され、それに応じて迅速に昇進できる環境が整っています。

社内には「成果を称賛し合う文化」も根付いています。会社全体として成果を上げた社員が表彰される場が多く、これは他の企業ではなかなか見られない特徴ではないでしょうか。例えば年に4回、全国の社員が一堂に会する表彰式が象徴的です。壇上で名前を発表される社員も、悔しさを抱えつつ受賞者を祝福する社員も、表彰式を機に自分の襟を正し、会社全体の士気向上につながっているのを感じます。

―では、ウェルスマネジメント事業部で求められる人材とはどのような人でしょうか?

個人的に、「素直さ」と「前向きさ」を備え、ひたむきに努力できる人と一緒に働けると嬉しいです。富裕層を対象にするビジネスなので、ご要望のレベルが高く、細部にわたる配慮が求められますが、専門知識は入社後にいくらでも身に付けることができます。わからないことがあっても変に頑固にならず、素直に人に聞き、前向きにどんどん吸収できる人は活躍できると思います。

―最後に、オープンハウスグループに入社を検討している方に、メッセージをお願いします。

一言でいうと、少しでも興味を持ったら、ぜひオープンハウスグループを検討してみてほしいです! 特に、私自身の経験上、金融業界出身者が活躍できる場も非常に多いと感じております。アメリカ不動産という新しい分野に興味がある人は、共に大きな成果を上げていきましょう。

異業種での経験や知識を活かして、さらに飛躍する

前職で培った金融知識を活かして、お客さまに寄り添いながら親身な提案を行う福井さん。ウェルスマネジメント事業部で自身の長所を存分に発揮していることが、これまでの活躍ぶりからもうかがえます。オープンハウスグループでは、異業種から中途採用で入社される方でも自身の強みを活かして、飛躍を遂げることができる環境があります。さらなる成長を目指して挑戦を続けたい。そんな意欲のある人は、ぜひ一緒に働きませんか。

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