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組織を知る

管理職昇格は建設事業部で過去最速。とび職から転身した異色マネージャーが語るオープンハウスの家づくり

  • #家づくり
  • #建築職
  • #社員インタビュー

注文住宅や分譲住宅など、オープンハウスの商品となる「家づくり」を担う建設事業部。その中で、設計士が描いた図面を現場で形にしていくのが施工監督の仕事です。「オープンハウス独自の仕組みと体制が、住宅の品質を支えている」と話すのは、2021年4月に入社した岩本尚也さん。入社3年目にしてマネージャーとしても活躍中の岩本尚也さんに、施工グループの強みや未経験からの入社でも正当に評価される企業風土について聞きました。

記事サマリー

  • 「品質第一」をモットーに、施工現場の監督から引き渡しまでを担う
  • 独自のアプリとチーム体制を活かし、量と質を追求する
  • 学歴やキャリアにとらわれない環境に惹かれて入社を決意した
  • 未経験でも正当に評価してもらえる企業風土がある

この記事に登場する人

  • 主任

    岩本 尚也

    大学中退後、とび職として独立。7年間の会社経営を経験した後、2021年4月オープンハウスに入社。現在は建設事業部で新横浜支店第3グループのマネージャーを務める。高校時代に全国優勝を果たした空手は現在も趣味で続けている。

「品質第一」をモットーに、施工現場の監督から引き渡しまでを担う

—建設事業部の業務内容と、岩本さんの役割について教えてください。

建設事業部は設計と施工の2つのグループに分かれていて、私は施工グループに所属しています。設計士が起こした図面を受け取った後、人や物の手配・調整といった物件の施工管理を行い、最後お客さまに物件を引き渡すまでが、私たちの仕事です。その中で私は、新横浜支店第3グループのマネージャーを務めています。プレイヤーとして物件の施工管理を行うのはもちろん、マネージャーとしてチーム全体のスケジュール管理や部下が監督する物件の取りまとめなども担当しています。

—建設事業部が掲げているミッションを教えてください。

建設事業部が掲げているミッションは、「品質第一」です。柱がまっすぐ立っているか、断熱材が隙間なく充填されているか、細かい傷がないかなど、施工ミスがないよう細かい点に目配りし、お客さまにとって住み良い家に仕上げることを大切にしています。

それがよく現れている決まり事の一つが、1人の施工監督が月に持てる棟数の上限です。物件が完成するまでの期間はおよそ4〜6カ月で、工事に着手している数を「仕掛かり棟数」と呼びます。施工グループでは、1人あたりが最大で持てる仕掛かり棟数は「3カ月で15棟まで」と決めていて、品質や安全性を担保するようにしているんです。

—オープンハウスの建設事業部が持つ強みはどのような点でしょうか?

他のハウスメーカーでは、お客さまへの物件の引き渡しを営業が担当する場合が多いです。一方、オープンハウスでは、施工監督である自分たちが直接お客さまに物件の引き渡しを行います。そうすることで、住宅の品質やこだわりを細かく説明できますし、お客さまもこれから長く住む家の特長を深く理解できるんです。自分たちが監督した物件を、自分たちの手でお客さまにお渡しできる点が、オープンハウスならではの強みだと思っています。

独自のアプリとチーム体制を活かし、量と質を追求する

—施工グループではたくさんの担当物件を抱えながら品質を保つために、どんなツールや体制を取り入れていますか?

施工グループでは、「工程検査アプリ」を活用しています。これは当社の情報システム部が開発した社内アプリで、施工における膨大なタスクを現場ごとに管理できるものです。工程ごとの写真もアプリ内に保管できるので、断熱材や下地など隠れてしまう部分の仕上がりを後からも再確認することもできます。工程検査アプリに沿って一つひとつ工程をすすめていけば、新入社員でも漏れなく施工を終えられるんです。

また、体制面では常にチームで動くことを大事にしています。3〜4人でチームを組み、お互いにタイムスケジュールを共有してサポートし合う体制をとっているんです。例えば、その日に回る現場数が多ければ、チームメイトに代わりに行ってもらうようお願いするなどチーム内で互いに助け合い、一丸となって量と品質を追求しています。

だからこそ、チーム内で情報を密に共有することも重要です。ビデオ通話で現場の状況をリアルタイムで共有したり、どんなに小さな情報でも伝達にはチャットツールを使って履歴を残したりしています。こうすることで他の担当者が現場に行ってもスムーズに仕事を進められますし、業務の効率化にもつながっています。

—マネージャーとして岩本さんが心掛けていることはありますか?

自分で作った言葉ですが、「面白くなきことを面白く」を意識するようにしています。仕事で壁にぶつかった時でも、それをどう楽しむかを大事にしているんです。例えば私のチームで実践しているのは、お客さまからのご連絡は3分以内に返すこと。お客さまのご用件のほとんどは引き渡し後の住宅に関するトラブルや困り事なので、正直に言うと、お返事するのに心苦しさや緊張感が伴います。つい腰が重くなりそうなところを「3分以内に返す」というルールを課すことで、クリアした時に達成感を得られるようにしているんです。私たちからの返事が早ければ早いほど、お客さまに安心していただけますし、困り事をより早く解決することができるのも大きなメリットですね。

学歴やキャリアにとらわれない環境に惹かれて入社を決意した

—岩本さんは中途採用でオープンハウスに入社するまでの間、どのようなキャリアを歩まれてきたのでしょうか。

大学を家庭の事情で中退してから、まずはとび職の世界へ進みました。「若いうちにいろいろなことに挑戦してみたい」と思っていたので、とび職以外に営業職も経験しましたね。その後、とび職に戻って7年ほど自営業をしていました。当時は右も左もわからず勢いのまま独立したので、会社を経営することの難しさを痛感することも……。もともと30歳になる前には自営をやめて会社に勤めようと考えていたので、28歳の時に転職活動を始めました。

—オープンハウスへの入社を決めたのはなぜですか?

登録した転職サイトはスカウト式で、オープンハウスの方から「面接に来ませんか」と連絡をくれたんです。採用担当者から「未経験でも自分の腕一つでチャンスをつかめる会社だよ」と聞き、ベンチャー気質な社風も含めて自分にマッチする会社だと直感しました。転職活動の1社目だったのですが、この会社に内定をもらえたら迷わず入社しようと決めましたね。

そして、最終面接では建設事業部のトップの方と話したのですが、そこでは私のキャリアに対してやや厳しい指摘もありました。ですが「ここで折れてたまるか!」と、自分の経験や想いを飾らずに話したところ、面接が終わって2分後に内定の連絡をもらえたんです(笑)。人柄を見てくれる会社だなと思いましたし、この会社で自分の力を試してみたい、と強く感じました。

未経験でも正当に評価してもらえる企業風土がある

—岩本さんが入社してから見えた、オープンハウスの「いいところ」はどんなところでしょうか?

正統に評価してくれる会社だということです。私は入社3年目の4月にマネージャーになりましたが、建設事業部の中で過去最速で管理職に上がったそうです。学歴もキャリアない未経験の人間がここまで来られたのは、上司が私の成果を見てくれて、バックグラウンドにとらわれない評価をしてくれたからだと思っています。

一方で、施工グループのようにチーム内で支え合って働く環境では、他のメンバーをどのようにサポートしているかも評価の軸になっています。数字で見える成果だけではなく、人としての振る舞いや誠実さといった目には見えない価値も含めて評価してもらえるのが、オープンハウスの良さですね。

—ありがとうございます。最後に、オープンハウスで活躍できるのはどういう人だと思いますか?

目の前の物事に対してひたむきに取り組める人は、当社に向いているのではないでしょうか。特に建設事業部は、お客さまに住宅を引き渡す「最後の砦」。つまるところ一番大切なのは、どれだけ相手のことを考えられるかだと思うんです。今いるメンバーも、相手と正直に向き合うことができる人ばかり。お客さまのマイホームへの憧れやこだわりを汲み、親身になって向き合えるような情熱を持っている人と一緒に働けたらうれしいです。

高いチームワークを武器に、品質第一の家づくりを追求する

オープンハウスの建設事業部は、密に連携をとるチーム体制を活かして、「品質第一」の家づくりに心血を注いでいます。未経験でも正当に評価してもらえる環境で、周囲と支え合いながら自分の力を試したいと考える熱い人材をオープンハウスは求めています。