失敗はそれを上回る結果で取り戻せばいい。歴代最年少の営業部長が語るオープンハウスで働く魅力と醍醐味
新卒でオープンハウスへ入社し、歴代最年少で営業部長に就任したソリューション事業部の塚本さん。大きな結果を残した裏側には、失敗をバネに飛躍を遂げた過去もあったといいます。そんな塚本さんが考えるソリューション事業部の強みや、オープンハウスで働く魅力についてお聞きしました。
(2023年7月に取材)
記事サマリー
- 金額が大きな収益不動産の売買を行うソリューション事業部
- そこで活躍する塚本さんは史上最年少で営業部長に就任
- 大失敗をした過去もあるがそれを上回る実績で失敗を挽回
この記事に登場する人
課長
塚本 麻渡
大学在学中に結婚。卒業後、新卒でオープンハウスに入社する。ソリューション事業部に配属後、2023年4月に史上最年少で営業部長に就任。現在は2つのチームを率いて、マネジメント業務にも尽力する。
目次
億単位の金額を動かす、インパクトの大きな仕事のやりがい
―塚本さんのソリューション事業部における業務内容について教えてください。
ソリューション事業部では主に地主さんや投資家さんや法人をメインのお客さまとして、マンションやテナントビルなど家賃収入や税金対策を目的とした「1棟ものの収益不動産」の売買を行なっています。
取引額は億単位が基本で、大きな取引となると100億円規模のものもあります。それだけ高額な物件を扱うので、責任やプレッシャーも大きいですが、利益を出せれば会社に与えるインパクトも大きなものとなるので、確かなやりがいも感じています。
―塚本さんは「営業部長」を務められているとのことですが、ソリューション事業部の営業職に求められているものとは、どのようなものでしょうか?
これはソリューション事業部に限りませんが、オープンハウスの営業職に求められるのは「量の追求」です。ソリューション事業部の場合はより良い物件をより安く、より多く仕入れることが求められており、そのためには膨大な物件情報を日頃から手元に入手しておく必要があります。
最新の物件情報を入手するために日々、不動産の仲介会社さんを訪問するわけですが、1日10社だけ訪問するのと、30社訪問するのとでは、入手できる情報量に大きな差が生まれます。だからこそ私たちは、とにかく足を使って一社でも多くの会社をまわる。オープンハウスほど、足を使って営業している会社は他にないと思います。
―量を追求すると同時に営業の「質」も求められてくると思うのですが、そのためにどのような工夫をされているのでしょうか?
まずは的確なKPIの設定が挙げられます。たとえば「購入確度の高いお客さまを何件現地にご案内する」などの基礎数字の設定がチームごと、週ごとに設けられており、この目標を達成していることが量と質を両立しているひとつの指標になります。
そうしたKPIの設定は過去のデータに裏打ちされており、たとえばある物件に興味を持っているお客さまを現地へ3組ご案内したら、そのうち1組は買いたい意向を示してくれ、さらに買いたい意向を示してくれたお客さまの3組のうち1組が実際の契約に至る……といったデータをもとに的確に設定されています。
また営業担当者が全員使っている「AetA(アエタ)」というオープンハウスが自社で独自開発したアプリがあります。マップを開いてタップすると、エリア内の不動産業者がすべてプロットされ、各営業担当者の訪問記録なども見れるので「この会社にはいつ行った」とか「すでに別の営業担当者が訪問済み」などの情報を把握できます。こうしたツールを活用することで、高い営業効率も実現しています。
大きな失敗をバネに最年少で営業部長に
―塚本さんは新卒入社とのことですが、なぜオープンハウスに入社されたのでしょうか?
お恥ずかしい話ですが、私は学生時代3回も留年してしまい、大学には7年間通っています。同期に比べて社会に出るのが3年遅れてしまったのと、加えて私は学生結婚もしていまして。妻と生まれたばかりの子どもがいる状況で就職活動をスタートしたんです。
同年代との遅れを取り戻したかったのと「早くしっかり稼げるようにならないと」という思いがあり、若い頃からガンガン出世できる会社で働きたいと考えていました。
そんな崖っぷち状態の就活の中で出会ったのがオープンハウスで、合同説明会のとき担当者が他のブースより一際大きな声で喋っていて非常に目立っていたんです(笑)。話を聞いてみて純粋におもしろそうな会社だと思ったのと、実際に面接を受ける中で現場で働く社員の方々とお会いして、みんなすごい熱量でイキイキと働いているのが伝わってきまして。
面接を受ける中で「うちは厳しい会社だよ」と何度も言われました。でも、そこで怯むことはなかったですね。一番はやっぱり人に惹かれたというのが大きかったのですが、背水の陣といいますか「この会社で結果を残すしかない」という覚悟で入社を決めました。
―実際に入社してみて、オープンハウスはどんな会社だと感じましたか?
数字をとにかく重視する会社だと聞いていたので、社内の雰囲気もギスギスしているのかなと思ったのですが、全然そんなことはありませんでした。もちろん、社員同士の競争意識は高いですが、足を引っ張り合うようなことは全くなく、むしろ社員全員の一体感がある会社だなと。
結果を出せば、正当に評価されて給与面や役職にもすぐに反映してくれますし、何よりも事業部として目指している目標、会社として目指している目標に、全員で一丸となって立ち向かっている。お互いに高め合うといいますか、わかりやすく言えば全国大会を目指す強豪校の部活のような雰囲気です。
―塚本さんは歴代最年少で営業部長に就任されたとのことですが、なぜそのような大きな結果を残せたと考えていますか?
実は昨年のことですが、大きなミスをしでかしたことがありまして。降格や異動も覚悟していたのですが、それでも上の人たちは「このミスは結果を出して取り返せ」というかのように、同じポジションで使い続ける判断をしてくれました。
チャンスをくれた会社に恩返しをしたいという気持ちもあり、そこからはとにかく死にものぐるいで仕事に打ち込んで、次の四半期でチームリーダーの中でトップの成績を取ることができたんです。その成果を買ってくれて、営業部長に抜擢してくれたところもあるのかもしれません。
オープンハウスは「バツがついても、二重丸を取って取り返せ」という社風の会社。やる気と結果さえ出せば、どんなポジションからでも上に上がっていける。私自身の経験も踏まえ、そこは本当にいいカルチャーだな、と感じています。
私は入社2年目頃から、30歳までに営業部長になると周囲に公言していました。他の営業部長たちの多くは、私より年上の人たちなので、もちろんプレッシャーもあります。すごい先輩たちに囲まれる中で、私が負けじと結果を出せば、下の世代の人たちのモチベーションにもなると信じて「下剋上」という心意気で頑張っています。
確固たる実績と圧倒的スピード感が信頼を呼び込む
―塚本さんの目から見て、収益不動産マーケットにおける現在のオープンハウスの位置づけはどのようなものでしょうか。
収益不動産分野では、仲介会社さんに新しい物件情報が入ってきたら「まずはオープンハウスに相談してみよう」という常識が業界内にでき上がってきている気がします。
理由は大きく2つあって、1つは確固たる実績を積み上げてきたから。金額でいうと収益不動産だけで現在、毎月の仕入れが約150億円、販売で約160億円の取引額があり、仕入れ・販売合わせて3ヶ月間で200件近い取引を行なっています。そうした数字実績は、お客さまの信頼にも大きく寄与していると思います。
2つ目は、他社にはない圧倒的な売買のスピード感。数日間で何十億という売上をあげることもありますし、社内の意思決定もとにかくスピーディーかつスムーズです。
―なぜ、オープンハウスはそのようなスピード感を実現できているのでしょうか?
私たち社員と、社長や役員など上の人たちとの距離が非常に近いからだと思います。私が直接社長に物件のプレゼンをしにいくことも多々ありますし、特に急を要する判断においては、一般の社員が社長や役員に直接連絡を取ることも可能です。何らかの意思決定を下す際に、いちいち面倒な会議が開かれることもないですし、そんな瑣末なことより数字を上げることが何よりも優先されている。
同業他社の人たちと話しても、そこが他の会社とは全然違うなと感じますし、非常に恵まれた環境で仕事をさせてもらっているんだなと常々思います。
「安泰な大企業」だとは正直思ってほしくはない
―塚本さんが考える、オープンハウスにマッチする人材とはどのような人でしょうか?
何よりもまずは向上心とやる気がある人。もしかしたら「オープンハウスは大企業」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、正直そうは思ってほしくないというのが本音です。オープンハウスはまだまだ発展途上の会社。文化的にもマインド的にも、ベンチャー的な側面が非常に強い会社です。
仕事をやらされるのではなく、自分ごととして主体的に取り組める人。そして「大企業に入っておけば安泰」と考えるような人ではなく、「この船を自分が引っ張っていくんだ!」という気概を持った人はマッチすると思いますし、そういう人と一緒に働けたらうれしいですね。
―最後にオープンハウスに入社を希望している人に、メッセージをお願いします。
オープンハウスは本気で上を目指せば、どこまでも上に登っていける会社です。そして会社自体も今まさに、どんどん成長を続けている真っ最中です。
そこには年齢も学歴も関係ありません。例えば、同規模の企業で役員を目指そうとするなら膨大な時間がかかったり、そもそも非常に狭き門だったりもしますが、オープンハウスは違います。結果を出した人は、若くてもガンガン重要なポストに登用するので、チャンスも非常にあふれている。この会社でしか見れない景色が、きっとあるはずですよ。
失敗はそれを上回る結果で取り戻せ、そんなカルチャーを体現
「若くても、失敗しても、大きな結果を残せばいくらでもチャンスがある」そんなオープンハウスのカルチャーをまさに体現している塚本さん。最年少で営業部長に抜擢されながら、さらに上を目指し続ける塚本さんの姿は、若い世代の社員にとっても大きな刺激となっています。急成長を遂げているオープンハウスで、塚本さん自身も今後さらにどのような成長を遂げていくのか。これからの活躍に目が離せません。