Webマーケ/ITエンジニア
単なる作業者で終わらない。
多角的な視点を持って提案できるエンジニアへ。

辻石 健太
Kenta Tsujiishi
茨城県出身。大学ではコンピュータ・サイエンスを広く学ぶ。2024年、新卒でオープンハウスグループへ入社。情報システム部に配属され、グループ会社の基幹システムや社内業務におけるRPAの開発・運用・保守業務を行う。
趣味はテニスとYouTube。
※役職は2025年10月時点のものになります。
ユーザーとの距離の近さが、大きなやりがいと学びにつながると思った
オープンハウスグループに入社した理由について教えてください。
今後のキャリアの土台を形作る上で、新卒の最初の数年間は非常に重要だと考えていました。
そのため就職活動では、「若いうちから圧倒的に成長できるか」「多様な仕事に触れられるか」「心から尊敬できる先輩はいるか」という点を何よりも重視していました。
就職活動を進める中で、特に事業会社の社内SEという職種に惹かれていきました。ユーザーである社員との距離が近く、要望を直接ヒアリングしてスピーディーに開発へ反映できる。自分の仕事がグループ全体の業務効率化にダイレクトにつながるという手触りは、大きなやりがいと学びをもたらしてくれると考えました。
その中でもオープンハウスグループへの入社を決めたのは、社員面談でお会いした先輩方の存在です。
仕事への真摯な姿勢や会話から伝わる優秀さに加え、親身に話を聞いてくださる人柄に惹かれました。ここなら私が軸としていた「裁量の大きさ」と「成長の機会」を得られると感じ、入社を決めました。
入社前に不安なことや入社後のギャップはありましたか。
入社前に感じていた不安は、正直なところ少なかったです。
選考の段階で社員の方と複数回お話しする機会を設けていただいたおかげで、会社の雰囲気や働く人の人柄を理解できていたからです。一方で、業務レベルでのシステム開発は未経験だったので、技術面で本当についていけるのだろうかという心配はありました。
入社後の環境は想像以上に実践的でした。約2ヶ月の研修を終えるとすぐに課へ配属となり、短いキャッチアップ期間を経て、実際の現場課題に取り組んでいくスタイルです。
当初は、開発スキルだけでなく現場の業務知識も不足しており、苦労する場面も少なくありませんでした。しかし、先輩方のサポートを受けながら実務を通して学ぶ中で、実践的な知識やスキルが着実に身についていくのを実感できました。振り返ると、この環境だったからこそ、短期間で大きく成長できたのだと、今では感じています。

社員の声から新しいシステムを創り出し、感謝の声が届くやりがい
オープンハウスグループではどんな業務をされていますか。
現在は、主にグループ会社であるホークワンとメルディアの基幹システムの保守運用を担当しています。
このシステムは、予算申請や業者への発注、支払いなど、業務で幅広く利用される大規模なものです。そのため、現場社員からは業務効率や生産性を向上させるための新機能追加や改修の要望が日々寄せられます。
こうした要望は、主に上長が課題を整理し、私たちメンバーは、その課題に対して工数を見積もり、開発からテストまでを一貫して担当します。現場の社員と直接やり取りする際は、様々な要望があるため、なぜ現在の機能になったのかという過去の経緯も踏まえつつ、システム的な実現可能性や既存機能との重複がないかなど、多角的に検討する必要があります。あらゆることを把握するのは大変ですが、現場と密にやり取りをする分、開発した機能に対するフィードバックや感謝の言葉をもらう機会も多く、それが大きなやりがいとモチベーションにつながっています。
1日のスケジュールを教えてください。
- 9:00
- 朝礼
- 9:30
- 週次ミーティング
- 9:45
- リリース作業開始
- 10:00
- 基幹システム:コーディング
- 13:00
- リリース作業完了
- 14:00
- RPA:エラー・問い合わせ対応
- 15:00
- 昼食
- 16:00
- 基幹システム:コーディング
- 20:00
- 退社

単なる「作業者」ではなく、「多角的な視点を持った提案者」を目指す
今後の目標について教えてください。
今後の目標は、まず技術力と現場の業務理解、この両方のレベルをさらに高め、バランスの取れたエンジニアになることです。
現場には、営業や経理、生産管理など、それぞれの分野の専門知識を持つ方々がいます。そうした方々からの要望をただ受け取るだけでなく、その背景を深く理解し、システム的に何が可能で、どうすればより良い形になるのかを提案するためには、システムと現場、両方の視点が不可欠だと日々の業務で感じています。この力を養い、まずは担当システムを通じて、一つでも多くの業務効率化を実現し、現場の力になりたいです。
また、関わる業務の幅も増やしていき、作業者として単に業務をこなすのではなく、より広い視野で物事を捉えていきたいです。一つの課題に対しても、技術的な制約や現場の運用、保守性など、多角的な視点から考え、複数の選択肢を持ったうえで最適な解決策を提案できる。そんな深みのあるエンジニアになることが目標です。
就活生に向けてメッセージをお願いします。
オープンハウスグループは驚異的なスピードで成長を続けてきた会社です。
そのため、まだシステム化によって効率化できる業務がたくさん残されています。つまり、私たちエンジニアがシステム開発を通じて貢献できるチャンスが豊富にあるということです。
また、この会社の特徴の一つは、「やりたい」と手を挙げれば年次に関わらず挑戦させてもらえる文化がある点です。担当システムについても、開発から運用保守まで一貫して携わることができます。
様々な仕事を任せてもらえる分、一人ひとりが背負う責任や業務量は多くなりますが、その経験を通して、日々自分が成長しているという実感や、会社に直接貢献できているという大きなやりがいを感じることができます。こうした環境で働くことに興味がある方は、ぜひ一度話を聞きに来てみてください。
皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
