月間48棟を追いかけるBtoC仕入れの最前線。
開発事業部全部門トップを獲得したグループ長が語る、
チームで勝つ醍醐味

買取再販部グループ長として11名のチームを率いる山田拓弥さんは、2025年度、開発事業部の表彰対象全部門でトップを獲得しました。売主さまから直接不動産を買い取るBtoC仕入れ(企業が一般消費者から直接買い取る取引形態)を担い、月間48棟という目標に向き合う毎日を送っています。社内の部門連携を駆使してお客さまの課題を解決してきた山田さんに、仕事へのこだわりと「チームで勝つ喜び」に目覚めた軌跡を伺いました。
記事サマリー
- BtoC仕入れで月間48棟・四半期144棟を目標に、11名のチームを統括
- 月末最終日に部門連携で当日契約を実現、社内シナジーの強さを体現
- 1日で社員4名との面接を経て、スピード感と熱意に惹かれ入社を即決
- 「みんなで壇上に上がれた」個人プレーからチーム成果への価値観転換
この記事に登場する人

山田 拓弥
買取再販部 グループ長。前職の不動産会社で地主向けアパート建築の飛び込み営業を5年間経験し、2年半で管理職に昇進。2017年6月にオープンハウスグループへ中途入社。BtoC仕入れの専門部署で4課・11名のチームを率いる。今年度、開発事業部の表彰対象全部門(マネージャー部門・プレイヤー部門)でトップを獲得し、四半期・年間ともに目標達成。
目次
一般のお客さまから直接買い取る。事業の上流を担うBtoC仕入れの仕事
ー現在担当されている買取再販部について教えてください。
買取再販部は戸建て用地の仕入れを行う部署で、私はグループ長を務めています。開発事業部のメインは仲介業者を外回りで訪問して情報を得るBtoBの業務ですが、私のチームは売主さまから直接お問い合わせをいただき、土地や戸建てを買い取るBtoCの仕入れを担当しています。一般のお客さまと直接やり取りするのが特徴ですね。
反響のルートは大きく2つあります。1つは会社のホームページから広告経由でいただくお問い合わせ。もう1つは、オープンハウスグループで家を購入されたお客さまからのご紹介です。新居を購入される際、もともとお持ちだった土地や戸建てを売却されるケースがあります。そうしたお客さまの不動産を、私たちが直接買い取らせていただくのです。販売部門と買取部門がグループ内で連携しているからこそ実現できる形ですね。
また、最近はエンドユーザーの方も情報をよく調べていらっしゃって、仲介業者を通さなければ手数料がかからないことをご存じの方が増えています。そのため、オープンハウスグループに直接お問い合わせいただくケースも多くなっていますね。
ーチームの規模と、追いかけている目標についても聞かせてください。
現在4課体制で、バックオフィスも含めると11名。目標は月間48棟、四半期(3カ月間)で144棟です。私たちが仕入れた土地はグループ内で戸建てとして商品化されていくので、事業の上流に位置する部署といえます。千葉、埼玉、神奈川と広域を車で飛び回りながら、売主さまのご自宅を訪問する毎日を送っています。
ー日々、一般のお客さまに向き合う中で山田さんが大切にしていることは何でしょうか。
不動産の売却は人生で何度も経験するものではありません。プロ同士のBtoB取引なら専門用語で話が進みますが、一般の方には伝わらないことが多いんです。だからこそ、なるべくわかりやすく伝えることを意識していますね。同じ内容でも表現を変えて繰り返し伝えたり、専門用語は身近な例に置き換えたりしています。
特に戸建て用地を売却されるのはご高齢の方が多いため、理解しやすい言葉遣いや、時間をかけた説明を心がけています。「接客が長い」と言われることもありますが、不動産取引は動く金額が大きいもの。後でお互いが認識の齟齬で困らないよう、丁寧に確認することが大切だと考えています。
それから大事なのは笑顔ですね。こちらが朗らかにしていると、お客さまも自然と表情が和らぐものです。不動産売却は離婚や資金難、相続といった決してポジティブではない要因がきっかけになることも多いため、場の雰囲気を和らげることは常に意識しています。
ー社内連携の強さを実感したエピソードがあれば聞かせてください。
先月末の最終日のことです。夕方頃、戸建て販売の営業本部から連絡がありました。お客さまが弊社の物件を購入したいけれど、資金繰りが難しい状況だということでした。すぐにお客さまのもとへ向かい、お客さまがお持ちの不動産を弊社で買い取らせていただくことで、欲しい物件を購入する資金に充てられることをご提案しました。
販売側は少し値引きをし、買取側も踏ん張った金額を出す。その意思決定を短時間で行い、夜には契約が成立しました。お客さまにとっては、所有不動産の売却と新居購入が一度に解決したわけです。
社内では、こうした部門を超えた連携は珍しいことではありません。戸建て販売の営業本部だけでなく、マンション事業部や売却サポート部ともかなり密に情報共有しています。お客さまの課題を部門横断で解決できるスピード感と連携力は、オープンハウスグループならではの強みだと感じています。

性善説で動く組織。入社後に実感した「信頼される側」に立つ感覚
ー入社後、前職との違いを強く感じた点はありますか。
一番驚いたのは「性善説で動いている会社」ということでした。社員が誠実に取り組むことを前提にすべてが設計されています。入社したばかりの私にもしっかり目標数値が渡されて「これをやってほしい」と言われ、オープンハウスグループが目指す全体の数字の一部として、自分がやるべき数字が組み込まれていたのです。管理されるというより、最初から信頼されて、期待されている感覚がありました。それがすごく嬉しかったですね。
また、気軽に相談できる環境も新鮮でした。横の連携が活発で、部署を超えて仕事の話ができます。「落ちこぼれをつくらない」という空気があって、全員で視座を上げて成長していこうという姿勢があります。それでいて、全員のモチベーションが非常に高い。この両立が成り立っているのは奇跡的なことだと思いますし、長く働き続けたいと思える理由の一つです。
ー10年近いキャリアの中で、ご自身の成長を支えた考え方はありますか。
「目先のことを全力でやる」という言葉です。もともと前社長の言葉だと聞いていますが、会社全体に浸透していて、入社以来さまざまな方から言われました。私にはなかった考え方だったので、とても新鮮でしたね。目の前のことを必死でやっていたら、気づいたら成果が上がり、目標を達成できていた。思えばその繰り返しでした。
それから、社内では「素直になろう」「言われたことを吸収しよう」という言葉もよく飛び交いますね。中学生の部活で言われるようなシンプルな言葉ですが、私にとっては成長を加速させてくれた指針になりました。どうしても、中途社員は前職の経験や年齢で凝り固まった考え方が出やすいものです。そういう固定観念をニュートラルに戻してくれる言葉だと捉えています。

飛び込み営業で鍛えた基礎体力を、新たな環境でチームの成果へ
ー前職ではどのようなお仕事をされていたのでしょうか。
新潟で地主さまを対象にしたアパート建築の飛び込み営業をしていました。地図を2枚渡されて、端から端まで全てのお宅のインターフォンを押して回る毎日です。当時は国がアパート建築を後押ししていた時代で、税制優遇や助成金の制度がたくさんありました。それらの知識を詰め込みながら猛烈に働いていましたね。入社して2年半で管理職に昇進し、5年間在籍しました。
ーそこから転職を決断された経緯を教えてください。
家族の事情で前職を辞め、妻の実家がある神奈川に移ることになりました。2カ月ほど仕事を探していて、不動産会社を3社ほど受けたのですが、オープンハウスグループは圧倒的にスピード感が違いました。1日で4名の社員と面接し、最後に副社長が出てきて「ぜひうちに来てほしい」と熱く語ってくださったのです。その熱意に心を動かされて、自分でも「ここだ」と確信しました。
正直に言うと、入社前はオープンハウスグループのことをほとんど知りませんでした。でも、面接を通じて感じた会社のスピード感や、「この人と一緒に働きたい」と思わせてくれる方々との出会いがありました。営業会社としての熱量を肌で感じて、入社を決めました。知らない状態で入ったからこそ、余計な先入観なく良さに気づけた部分もあると思います。気づけば10年近く在籍していますね。
ー前職での経験は、今どのように活きているのでしょうか?
基礎体力は間違いなく前職で鍛えられました。税制や優遇制度の知識を徹底的にインプットした経験は、今の業務でも活きています。一般のお客さまに不動産の売却をご提案する際、税金やライフプランに関わる話題は避けて通れません。専門家ではないので踏み込みすぎないよう気をつけていますが、包括的にお話しできる土台は前職で培いました。
一方で、オープンハウスグループは若い社員が多くてエネルギーを感じますし、柔軟な発想で新しいアプローチを試みる姿を見ていると刺激を受けます。女性社員もプロ意識が高く、私のチームにも2名いますが、真摯に仕事に向き合ってくれています。前職では感じられなかった組織の活気がありますね。働き方の面でも変化がありました。
以前は、成果へのこだわりが強い分、つい仕事に没頭してしまうところがありました。しかし、今の時代、限られた時間で最大の成果を出すことが求められています。スケジュールや時間の管理をより意識するようになりましたし、細かい作業のスピードも上がりました。チームを率いる立場としては、自分が手本を示すことが大切だと思っています。部下たちは素直で向上心のあるメンバーが多いので、私自身が効率的な働き方を実践することで、チーム全体の生産性を高めていきたいですね。

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みんなで壇上に上がれた喜び。個人戦を超えた先に見えた景色
ー今年度、開発事業部の全部門でトップを獲得されました。その成果についてお聞かせください。
グループ長になって初めて、四半期達成と年間達成ができました。マネージャー部門とプレイヤー部門、表彰される全部門でトップを取ることができて、表彰式ではたくさんの拍手をいただきました。たまたまではなく、積み重ねてきたものが形になったという感覚です。今のクォーターもトップで進んでいるので、実力がついて結果として現れているのだと感じます。
ただ、一番嬉しかったのは、みんなで壇上に上がれたことです。個人で結果を出すことには慣れていましたが、チームで上がれたことが、本当に嬉しかったですね。きれいごとではなく、心からそう思いました。
ーチームを率いる上で大切にしていることは何でしょうか。
自分の下についた人たちには、どこに行っても通用する力を身につけてほしいと思っています。会社が大きくなると分業制になりがちですが、入口から出口までの全体像を知っておいてほしいのです。だから基本的には同行させて、現場で私が営業しているところを見せて、実践させてみます。この一連の流れを大事にしていますね。
仕事が大丈夫だと思えたら部下に任せますが、数字が落ちたり、慢心が見えたり、責任感に欠ける言動があったときには率直にフィードバックします。そして、単に仕入れのテクニックを教えるのではなく、最初のお問い合わせから契約、そしてお客さまの将来までを見据えた全体設計を理解してもらいます。責任感を持って仕事に向き合えれば、どんな環境でも活躍できますから。
ー山田さんから見て、オープンハウスグループに向いているのはどんな人でしょうか。
素直でやる気がある人ですね。論理で考えるより、実践で学ぶタイプの人が伸びている印象です。とにかくトライアンドエラーで回転数を上げて、失敗から学んで次に活かす。そういう姿勢があれば、最高の環境だと思います。
オープンハウスグループの若手社員を見ていて感じるのは、しっかり自分の考えを持っているということです。やりたいこと、やりたくないことを率直に伝えてくれます。そういう姿勢は会社の方向性とも合っていると思いますし、お互いにとって良い関係が築けています。
近年は会社の規模が大きくなって、大手企業として見られることも増えました。ただ、オープンハウスは「いつまでもベンチャー気質で行く」という姿勢を大切にしています。自ら考え、主体的に成果を追求したい人には、とてもやりがいのある環境ですね。
ー最後に、入社を検討している方へメッセージをお願いします。
在籍すればするほど、良さがわかる会社です。会社の本質を見て働いていれば、必ず「入ってよかった」と思える瞬間が来るはずです。私自身、ほとんど知らない状態で入社しましたが、働くうちにこの会社の魅力を深く実感するようになりました。気になったら、まず飛び込んでみてほしい。長くいることで、この環境の真価に気づけると思います。

個人の成果からチームの勝利へ。その転換が、新たな景色を見せてくれた
前職で鍛えた営業の基礎体力を、オープンハウスグループでチームの成果へと昇華させてきた山田さん。「みんなで壇上に上がれたことが本当に嬉しかった」という言葉には、個人戦を超えた先に見えた新たな景色が映し出されています。部下には「どこに行っても通用する力」を授けたいと語る育成哲学。月末最終日に部門を超えて当日契約を実現したエピソードが示すように、社内の連携力でお客さまの課題を解決していく。チームで勝つ喜びを知った山田さんの挑戦は、これからも続きます。







