入社1年でMVPを受賞。
アメリカ不動産の営業で大切な「特別感」とは?

前職の不動産企業を退職後、オーストラリアへの語学留学を経て、オープンハウスグループに入社した今井さん。アメリカの投資用不動産物件を取り扱うウェルス・マネジメント事業部に所属し、入社1年後にMVPを獲得するなど、すぐに頭角を現しました。そんな今井さんが感じているオープンハウスグループの企業文化や転職の経緯、営業を行う中で大切にしていることなどをお聞きしました。
(2025年5月に取材)
記事サマリー
- 不動産企業、語学留学を経てオープンハウスグループへ入社
- 入社後1年以内にトップを獲るという目標のもと、見事MVPを受賞
- 個々のお客さまにカスタマイズした「特別感」のある営業を意識
この記事に登場する人
今井 真鈴
ウェルス・マネジメント事業部所属。不動産企業に営業職として約4年勤務後、オーストラリアへの短期留学を経てオープンハウスグループへ中途入社。事業部トップの営業成績を残し、2025年4月にMVP受賞。
目次
メガベンチャーの中の、さらにベンチャー的な部署
―今井さんの現在の業務内容について教えてください。
ウェルス・マネジメント事業部に所属しており、オープンハウスグループが保有するアメリカの投資用不動産物件を富裕層の方々にご紹介しながら、お客さまの資産形成のお手伝いを行なっています。
ウェルス・マネジメント事業部の営業部門は、銀行などの金融機関をメインに営業を行う「法人チーム」と、個人のお客さまからのお問い合わせに対応する「反響チーム」に分かれているのですが、私は後者の反響チームに所属しています。
SNSで弊社の広告を見てお問い合わせいただいたお客さまへの対応がメインの業務です。例えば、ハワイのリゾート物件の広告を見てなんとなく「ハワイ、いいな」と問い合わせをされたお客さまの潜在的ニーズを、より深掘りして引き出していく……というようなイメージです。
―ウェルス・マネジメント事業部ならではの特色はありますか?
ウェルス・マネジメント事業部は2025年現在、オープンハウスグループの中でも一番新しくできた部署になります。そのため、オープンハウスグループというギガベンチャーの中における、そのまたベンチャーというような位置付けで、今後の成長を期待されている部署だと私は認識しています。
また、ターゲットとなるお客さまが富裕層の方々ということもあり、企業の経営者や大手企業の役員など、ビジネスパーソンとして非常にレベルの高い方々と相対する機会が多いのも特徴だといえます。
ビジネスについてはもちろん、社会情勢や経済動向に対する知識も豊富なお客さまが多いので、私も新聞やニュースを毎日チェックして、主要なトピックがあれば事前にしっかり頭に入れて営業に臨むことを心がけています。その際には、ただ情報を頭に入れるだけではなく、お客さまから何か質問された時にパッと答えられるように、自分なりの意見を用意しておくことも意識していますね。
またウェルス・マネジメント事業部の営業担当者は、富裕層のお客さまの「資産形成のコンサルタント」的立ち位置も求められるため、専門性やTPOが求められる場面も多く、そういう意味では経験が求められる部分もあります。そのため、銀行や証券会社から転職してきた人など、中途入社組が比較的多いのも特徴です。

不動産企業から語学留学を経てオープンハウスグループへ
―今井さんご自身も中途で入社されたと聞いています。前職ではどんなお仕事をされていたのでしょうか?
前職でも別の不動産企業で営業をやっていました。当時の会社では、富裕層向けの高額な分譲マンションを扱う部署に所属しており、その中でも私は賃貸物件の営業を担当していました。富裕層のお客さまがターゲットという点では、現在の仕事と共通している部分がありますね。
―オープンハウスグループに転職しようと考えた理由について教えてください。
前の会社では4年ほど働いていたのですが、学生時代から英語を使って仕事をしてみたいという思いがずっとあって、退職して1年間オーストラリアに語学留学に行ったんです。
現地では英語を勉強しつつ、いろいろなアルバイトも経験しました。ただ、オーストラリアでの生活がわりとスローライフみたいな感じで、滞在3日目くらいで飽きてしまったんですよね(笑)。不動産業界でバリバリ働いてきた身からすると、物足りなさを感じてしまって、空いた時間は朝から晩までバイトを詰め込んだりもしていました。
日本に帰るタイミングで転職活動を始めたのですが、やっぱり若いうちからチャレンジングな環境に身を置きたい、その方が自分の性に合っているなとあらためて思い至って。加えて私は、海外不動産という分野に将来性を感じていたので、そうした物件を取り扱っている企業を中心に探していました。
その過程で見つけたのがオープンハウスグループのウェルス・マネジメント事業部で、応募の時点からウェルス・マネジメント事業部一本で志望していました。
―入社後、前職との違いやギャップを感じることは何かありましたか?
いい意味で一番驚いたのが、社員の頑張りを本当に応援してくれるし、ちゃんと認めてくれる会社なんだ、ということ。大人になるにつれて、頑張っている人に対して後ろ指を指すような人って増えてくると思うのですが、オープンハウスグループには本当にそういう人が一切いません。
その裏にある要因として、やはり社長の存在感というのは非常に大きいと感じているのですが、社員が社長の信者とかそういうことではなくて、社長の「言葉」を本気で信じて、不動産業界日本一という目標に一丸となって向かっている。これはやっぱり、すごい文化だと思います。
また、これは私の悪い部分でもあると思うのですが、前職では上司と意見が食い違うと結構反論してしまうタイプだったんです。だけど、オープンハウスグループの上司から言われることは、いつもロジカルで納得感があり、自分の中でスッと腑に落ちる部分がある。素直についていこうって思えるんですよね。
特にウェルス・マネジメント事業部のお客さまはお忙しいビジネスパーソンが多いということもあり、限られた時間の中でどれだけ価値あるご提案ができるかが求められます。そういう意味でも、特にロジカル思考が強い人が多い部署だと感じています。
オープンハウスグループは世間的には体育会系というイメージが強い会社だと思うんです。私自身もそうしたイメージを抱いており「自分は全然体育会系じゃないけど大丈夫かな……?」と不安もあったんですけど、会社の仕組みや行動指針などにも裏でロジカルに考え尽くされた納得感があるので、自分自身、抵抗なく自然に適応できたのは驚きでした。
変えてはいけない会社の大事なエッセンスは維持しつつ、今の時代に合わせて制度や働き方を柔軟に変化させているのも、魅力的な部分だと感じますね。

お客さまのニーズに合った「特別感」のある営業を意識
―今井さんは2025年4月にMVPを受賞されたと聞いています。この時のお話も聞かせてください。
私のMVP受賞は2025年の1〜3月期の成績が評価されてのものだったのですが、その期間内で事業部内トップの営業成績を残すことができ、受賞することができました。私は2024年4月に入社したのですが、入社して1年以内にトップを獲りたいという目標があったので、達成できたときは本当にうれしかったですね。
MVPを獲るため自分なりに全力で頑張ったのですが、正直自分の力だけで獲れたという感覚はあまりなくて。お客さまはもちろん、上司や同僚、さまざまな人のサポートがあったからこその受賞だと感じています。
―MVPを獲ることができた要因をあえて分析するとしたら、どんなところにあると考えますか?
直接的な要因としては、ある大口のお客さまからの信頼を獲得できたことが大きかったと思います。
たくさんのお客さまとやりとりをさせていただく中で、なかなかコンタクトが取れない方もいらっしゃいますし、お会いするまでのハードルがものすごく高い方もいらっしゃいます。お忙しいお客さまも多いので、限られた接触時間の中で信頼を獲得するために、いかに丁寧かつその人のニーズに合ったご提案ができるか、いかに「特別感」のあるご対応ができるか、ということは常に意識していました。
―「特別感のある対応」とはどのようなものでしょうか?
たとえば、メールを送る際にも一斉送信で誰にでも送るような文面では絶対に送らない。お客さま一人ひとりのプロフィールや個性にあわせて、刺さるような文面を考えます。
ご提案のメールを送る際にも、お客さまの会社のホームページなどをじっくり見て「こういうことにお悩みなんじゃないかな?」と事前に考えを巡らせて、その悩みにピンポイントに刺さりそうな文面を考えたり、物件の写真だけでなく、その土地の由来やデベロッパーのおすすめポイント、類似事例などを細かく記載したり。
やはり「結局、最後に選ぶ決め手は人」というお客さまもいらっしゃいますし、最初のコンタクトで反応が薄くても、数ヶ月後に不意に商談につながるということもあります。短いやりとりの中でも「どれだけ自分の印象を残せるか?」ということは非常に大切で、そういう意味でも、個々のお客さまにカスタマイズした特別感のあるご対応をいつも心がけています。

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想像力を働かせて、心配りができる人は活躍できる
―今井さんのオープンハウスグループでの今後の目標について教えてください。
今はまだプレイヤーに近い立ち位置として、上司からのサポートをいただいています。今後、マネージャーという立場に上がったら、自分が独力でお客さまにご提案をしたり、自分だけの力で密接な関係をつくったりしていくことも必要になってくる。そのためにも、自分の知識や経験をさらに深めていくというのが当面の目標です。部下の育成にも挑戦していきたいですね。
―オープンハウスグループ、中でも特にウェルス・マネジメント事業部にマッチする人とはどのような人だと思いますか?
細かいところまで目が行き届き、心配りができる人ですね。目の前にいる人が今どう思っているのか、どんなことに悩んでいるのか、見えない部分に想像力を働かせながら、相手の望んでいるものをしっかり提供できる。なかなか難しいことかもしれませんが、こうしたことができる人はきっと活躍できます。
お客さまの何気ない一言を汲み取って「こういう提案が刺さるんじゃないか?」と、想像力を働かせながら、自分の中で提案のストーリーをつくっていくことは、私自身も仕事の中で常に意識していることです。そうしたストーリーがバシっとハマったときは、気持ちいいですね。
―最後にオープンハウスグループに入社を希望する人に向けてメッセージをお願いします。
社会人としての目標を持っている人や、成長できる環境を求めている人には、心からおすすめできる会社です。特に女性で「不動産の営業って大変そう」と思っている人は多いかもしれませんが、たくさんの人が手を差し伸べてくれる環境がありますし、自分のやるべきことに集中できる環境もあります。いい意味で、外で聞くような評判と、実際に入社してからのギャップが大きい会社だと思うので、興味があるならまずは一度、話を聞きに来てみてください。

想像力を働かせた「特別感」の演出が営業の秘訣
目の前にいる相手に心を配り、想像力を働かせながら、特別感をもった対応にあたること。そうしたことが、ウェルス・マネジメント事業部で営業をやる上では大切だと語る今井さん。努力を正当に評価し、ロジカルな土壌のもとで着実に成長できる環境があることも、今井さんの言葉からは伝わってきました。大切なのは、挑戦を楽しみながら、相手を深く理解しようとすること。そんな人をオープンハウスグループはお待ちしています。