働き方の選択肢は無限大。バックオフィスから多様なキャリアを切り拓く女性社員座談会

オープンハウスグループでは、総合職の採用と並行して、主にバックオフィスでのサポート業務を担う事務総合職の採用にも力を入れています。性別や年齢を問わず、誰もが自分らしく働ける職場を目指すこの会社において、事務総合職の働き方、そして女性の働き方にはどのような特徴があるのでしょうか。今回は事務総合職として働く社員2人と、事務総合職から総合職へ職種転換した社員の方にお集まりいただき、オープンハウスグループの制度や福利厚生を中心に、普段の仕事内容や働き方の選択肢などについてお話しいただきました。
(2025年2月に取材)
記事サマリー
- 事務職でも能動的に働ける「事務総合職」というポジションに惹かれて入社
- ライフプランと両立しながら働ける充実の福利厚生
- 期待されているだけの成果を出し、活躍する女性のロールモデルになりたい
この記事に登場する人
国分 優香
2015年に新卒入社し、建設事業部 契約管理課に所属。翌年に現コンタクトセンターが発足。2021年に主任に昇格したのち、2022年8月に出産休暇・育児休暇を取得。2024年4月に復帰し、同待遇でコンタクトセンターの事務を担当する。
神田 理苑
2023年に新卒入社し、総務部で受付業務を担当。2024年9月に人事部との兼務となり、10月に事務総合職から企画推進職に職種転換する。現在は人事部にてコーポレート採用や女性活躍推進の業務に従事する。
中越 雛
2024年新卒入社。主に営業職の採用を行う人材開発部に所属し、学生の案内や選考フローの管理といったサポート業務に注力する。
目次
バックオフィスでも熱く働ける環境が「事務総合職」の魅力
―はじめに、みなさんの所属部署と普段の業務内容を教えてください。
国分:現在、営業本部のなかにあるコンタクトセンターに所属しています。コンタクトセンターは、ご成約後のお客さまの窓口的存在です。物件や土地をご購入いただいたお客さまを営業担当から引き継ぎ、住宅ローンのサポートや、お困りごとへの対応を行います。なので、間接部門でありながら、お客さまや金融機関などとのやりとりのような、フロント業務がメインとなる部署です。ただし、私は事務方を担当しているので、営業マンをサポートするメンバーの、さらに裏方を支えているポジションになりますね。新しい住宅の住所申請や、決済が正しく行われているかの確認など、1つひとつは小さい業務ですが、誰かがやらねばならない大切な仕事だととらえて日々取り組んでいます。
神田:入社直後は総務部で受付業務や社内イベントの企画・運営業務などを担当していましたが、1年半ほどで人事部との兼務になり、2025年2月から完全に人事部に異動しました。人事部ではコーポレート採用研修グループに所属し、コーポレート部門に配属される新卒社員の採用活動を推進しています。
もともとオープンハウスグループは営業が主軸の会社だということもあり、中越さんが所属する人材開発部によって営業職の採用に注力してきました。一方、コーポレート部門は専門スキルを持った中途採用が中心だったのですが、組織拡大に伴い、コーポレート部門独自で新卒社員を採用することになったんです。オープンハウスグループのビジョンやミッションに賛同しつつも、組織の屋台骨としてバックオフィスを担ってくれる人材を求め、説明会の準備・運営からインターンシップの司会、一次面接などの業務を行っています。
加えて、女性活躍推進ワーキンググループにも所属しており、オープンハウスグループで働く女性社員のための制度づくりやライフプラン相談などにも関わっています。
中越:私は2024年に新卒入社し、人材開発部の企画バックオフィス課で働いています。神田さんがおっしゃったとおり、営業職・事務総合職の採用・研修をメインに行う部署で、私は選考中の学生さんのご案内や選考フローごとの管理、オンライン説明会の承認作業などを担当しています。私自身も昨年、選考を受けていたので、その裏にはこんな仕事があったんだ、こんな人たちが支えてくれていたんだと気づくことも多く、感慨深いです。
―みなさんがオープンハウスグループの事務総合職として入社した理由や、最終的な決め手は何だったのでしょうか。
中越:最も大きな理由は、裏方でも熱くなって一生懸命働けるという環境に惹かれたことですね。最初はあまり知識もなかったので、オープンハウスグループの営業職総合職の説明会とインターンシップに参加しました。そのときにリクルーターの方に「事務総合職も向いているかも」と教えていただいたんです。
就職活動にあたり、自分は営業より事務のほうが向いているという前提はあったのですが、毎日決まったルーティンワークをひたすらこなす働き方はつまらないなと感じていました。その点、オープンハウスグループの事務総合職は、事務だからこそできることを模索し、会社の成長のために能動的に働けると聞き、「ここしかない!」と思いました。結局他社の選考は受けず、オープンハウスグループ1本で入社させてもらいました。

国分:私が入社したのは10年前ですが、中越さんと同じように「営業は向いていない気がするけど、一生懸命仕事がしたい!」と思って就職活動をしていました。学生時代のアルバイトの経験から、頑張って働くことが好きだと感じていたんです。ただ、商社の一般職に勤める身内の話を聞いていると、失礼ながら「なんだかつまんなそうだな」という印象が強くて。だから就活の最初は、「営業はNGだけどルーティンワークの一般職も嫌」という、難易度の高い入り口だったんです(笑)。
そんなときにオープンハウスの事務総合職の説明会の案内を見つけ、参加しました。「事務職だけど、いろいろな経験が積める」、「きちんと評価されて昇格するし、賞与ももらえる」というお話を聞き、オープンハウスの社員の特性と、その人たちを一生懸命支えられる仕事があることがわかって、「私のやりたい仕事はこれだ」と。そして、当時採用を担当してくれた社員の方から「働くって楽しい、オープンハウスが好き」とうかがったのが衝撃的でしたね。自分が勤めている会社のことを好きで、楽しく働けるのが大きな魅力で、私もそこからは1本に絞って入社しました。
神田:実は私、ずっとキャビンアテンダントになりたかったんです。父親が空港勤務で、飛行機に乗る機会も多かったので、身近な業種であり、憧れでした。しかし、20歳になった2020年がコロナ禍の真っ最中で、航空会社が専門学校や専門学部の学生しか採用しない状況になってしまって。なので、夢は夢で終わらせて、あらゆる業界を見ることを決めました。
自分自身としても「何をしたいのかわからない」という焦りがあったので、かなり早いうちから就職活動を始めました。ただ、仕事は一生のことなので、大企業に入社するような一時の高揚感よりも、自分の心がワクワクする仕事、そして長く安定的に働ける環境を探すべきだという感覚は持っていましたね。そんなときに参加したのがオープンハウスグループの説明会でした。早期だったこともあり、まだ総合職の募集だけだったのですが、スライドの隅っこに「一般職」の文字を見つけ、「これだ!」と感じて一次面接で話を聞いたんです。私が一般職に興味を持っていることを知ると、面接官はすぐに一般職の社員を紹介してくれたのですが、その方がとにかくキラキラと輝いていて! ご自分の仕事の楽しさと厳しさを話してくれるのを聞いて、「こんな大人になりたい!」と思ったんです。仕事内容はもちろん、「人」の魅力に掴まれました。

―神田さんは事務総合職から総合職へと職種転換されたと伺っています。職種転換にはどういった理由や背景があったのでしょうか。
神田:選考中は「バリバリ数字を獲得する営業マンと、それをバックオフィスで支える私たち」という構図に惹かれていたので、総合職に転換するなんて考えてもいませんでした。むしろ「事務総合職だってバリバリ働けることを示すロールモデルになろう」とさえ思っていたんです。
コーポレート部門に配属された同期は、総合職4人、事務総合職は私を含めて2人の計6名。私も入社して初めて知ったのですが、配属されたコーポレート部門では、経理や人事といった業務によっては総合職も事務総合職も同じ仕事をするケースがあるんですね。私は受付を担当しましたが、もう1人の事務総合職の女性は総合職の男性とともに経理担当になり、業務の状況を鑑みて、入社半年で総合職に転換したんです。一緒に入社し、ともに研修を受けた6人のなかで、どこか自分だけが置いていかれたような思いがありました。
それでも「私は会社の顔となる大事な受付の仕事をしている」と言い聞かせながらモチベーションを保っていたのですが、一方で自分のスキル不足や視野の狭さを実感するにつれ、「長く働くなら、なるべく早くこの差を埋めなければならない」という負けず嫌いな気持ちがふつふつと湧いてきました。そんな私を先輩や上司もよく見てくれていて、「総合職になりたい気持ちがあるなら、もっといろいろな仕事をやってみようよ」と声をかけていただけることもありました。
―事務総合職から総合職になるには、どのような条件が必要なのでしょうか。
神田:上長の推薦が必要ですね。合同役員会で承認されれば総合職になれるのですが、それにはやはり納得してもらえる理由がなければいけません。私が総合職として認めてもらえた理由は明確に提示されることはないので、想像の範疇を超えませんが、1つ挙げるとしたら、あるプロジェクトを遂行した実績が大きかったのかもしれません。
総務の業務としてレターパックの毎月の使用枚数を数える仕事があり、「ただ数えるだけなら私がやります!」と気軽に担当になりましたが、2024年10月の郵便料金改定で「このままレターパックを使っていると年間700万円プラスになってしまうので、それを防ぐ方法を考えなきゃ」と言われてしまって。まだ事務職になりたての2年目社員で、郵便の仕組みも、どうやって料金を納入しているかもよくわかっていない私がいきなり「郵便大臣」になってしまったんです(笑)。もちろん上司のサポートを受けながらも、どういうタイミングで実行したら受け入れてもらえるか、全社に浸透させられるかを自ら必死で考え、学びながら、ひたすら手を動かした2カ月間でした。誰もやったことのないプロジェクトを成功させたことが、総合職転換へのきっかけになったのかもしれません。
国分:正直なところ、私が入社したときは総合職に転換する仕組みがあることをよくわかっていなかったですね。数年前に、若手の事務総合職の何人かが総合職への職種転換を希望しているという話を聞きました。私も意向を聞かれましたが、すでに産休に入る予定があったので断りました。それまで事務総合職に不満もなかったんです。
ただ、育休明けに復職し、時短勤務している今となっては、職種転換のハードルはかなり高いんですよね。私は現在の働き方も気に入っていますが、若いうちにキャリアアップの手段を模索していれば、違う働き方の選択肢もあったのかな、とは思いますね。

女性社員の「本当は辞めたくない」に応える、充実の福利厚生
―オープンハウスグループの制度や福利厚生の充実度はいかがでしょうか。
中越:入社前に、ワークスタイルブックというパンフレットをいただきました。女性社員がライフプランと仕事を両立させるためのサポートや福利厚生が紹介されていて、女性の活躍を本気で考えてくれているんだなと思いました。
神田:オープンハウスグループって、外から見ればまだまだ体育会系の印象があり、とにかく数字を追って必死に働くことが正義、みたいな社風だと思われがちですが、実際には各種制度やサポート体制がかなり手厚いんです。たとえばオープンハウスグループで物件を購入すれば支援金が出ますし、資産形成のサポートもありますし、出産すれば相当額の手当も支払われます。男女ともに、仕事以外のことを心配しなくてもいいような体制がここまで整っているのは珍しいことかもしれませんね。
―これまでに利用したことのある制度や、周囲の人が利用しているのを見聞きしたことがある制度はありますか。
国分:実は、同期入社の事務総合職社員は皆、結婚を理由に辞めているんです。私も結婚する時に退職を考えたのですが、辞めるかどうか悩んでいるときに、先輩から「悩むくらいなら辞めなくてもよいのでは?」とアドバイスをいただいて、それもそうだなと思って。やっぱりオープンハウスグループが好きで、本当は辞めたくなかったんですよね。
結婚から約2年後に子供を授かったときは、もう辞める選択肢はなかったので、産休・育休を利用しました。昨年4月に復帰したあとは、産休に入る前と同じ職場・役職のまま働いています。「オープンキャリアデザイン制度」によって、保育園の送り迎えに合わせた始業時間繰り上げと時短勤務を認めてもらい、年間休日のパターンも自分で決めているので、本当に希望通りの勤務形態で働かせてもらっています。そのことについて周りから特に苦情を言われるでもなく、「自分と家族を優先していいよ」という雰囲気なので復帰しやすかったですし、産休・育休を経た今だからこそ、むしろ復帰してからのほうが、仕事が楽しいと感じます。

神田:産休・育休からの復帰率が100%であることが、オープンハウスグループが「また戻りたいと思える職場」であることを体現していると思います。また、復帰後に、オープンハウスグループが提携している企業主導型保育園を利用している人もいますし、ベビーシッター券の優遇制度を活用している人もいます。私は女性活躍推進グループに属しているのでそういう声を聞きやすい立場にいますが、こうした制度を使えば、母親になっても無理なく働けることを実感されている社員も多いですね。
国分:私の近所にも提携している企業主導型保育園があるので利用したかったのですが、定員オーバーで落選してしまいました。とはいえ保育園はどの地域も争奪戦なので、少しでも入りやすい制度を設けてくれているのはありがたいです。
神田:私もいずれは結婚も出産もしたいと思っています。私が小さいときは母親が専業主婦だったので、子どもを持つというのはなんとなくそういうものかなと感じていましたが、この会社はそうじゃなくて、「家庭も仕事もどちらも欲張っていい」と女性社員の背中を押してくれている気がするんですよね。今はライフイベントを理由に辞めようとは思っていないので、より使いやすい制度になるよう模索しつつ、目標となるロールモデルをたくさん見つけていこうと思っています。
中越:私は入社1年目でとにかくバリバリ働きたいので、正直なところライフプランについてはまだあまり明確になっていません。しかし、神田さんが所属する女性活躍推進グループが主導となって、若手のうちから女性向け研修を開催してくれるので、これから働いていく選択肢が理解できるようになりました。ほかにも、婦人科検診の費用補助制度、妊活や卵子凍結をサポートする制度などが用意されていることで安心感がありますし、女性も男性も、悔いのない社会人人生を歩んでほしいというメッセージを感じています。
国分:20代から30代って仕事に打ち込んでいるとあっという間なので、若手のうちからライフプランの選択肢を知っておくのは本当に大切なことですね。
―特に「これがあってよかった!」と感じたことのある制度や福利厚生があれば教えてください。
神田: LDH(ライフデザインホリデー)休暇を一度使ったことがあります。これは生理休暇のことなんですけど、上司が男性だとなかなか言いにくい面もあるので、名称からこだわってくれていていいなあと思います。職場の理解が進んでいるので上司に一言断るだけで休めますし、いつも使っている人事勤怠管理システムでポチッと押すだけなので負担がないですね。
中越:そうですよね。私は使ったことがありませんが、同期がLDH休暇を利用したそうです。生理でどうしてもしんどいときってあるので、制度化されているとありがたいです。
国分:年次有給休暇とは別の有給休暇なのも助かりますね。それに、生理用品を備品としておいてくれるようになったのもすごいことだと思います。昨年の秋頃から導入されたと記憶していますが、女性のお手洗いに生理用品が常備されているので、急に必要になったタイミングにはとても助かりますよね。
神田:そう! 私もこれが実現したのはすごいと思っています。一日中走り回っているような営業職の女性だと、買いに行く時間もない場合があるようなのでかなり好評です。
中越:選考中の女子学生が急に生理が来てしまって困っていたので、お手洗いに案内したことがあります。女性社員に対してここまで配慮してくれている職場だというのが、どんな説明よりもダイレクトに伝わったように思います。
国分:ほかに私自身の経験から言うと、「mamaキャリ通信」に救われました。これは主に育休中の社員に向けて会社の情報を発信するメディアです。育休中ってほとんどの時間を子供と一対一で過ごすので、それ自体はとても貴重な時間なのですが、一方で社会復帰への不安も大きくて。自分が休んでいる間に会社がどんどん変わってしまって、居場所がなくなってしまうのではないか、受け入れてもらえないんじゃないか……といった漠然とした不安が、mamaキャリ通信による定期的な情報発信のおかげでかなり軽減されました。

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期待に見合う成果を残し、育休明けに必要とされる自分でありたい
―オープンハウスグループで女性が働くにあたり、「働きやすい」、「働きにくい」と感じる場面はありますか。
国分:一般的に不動産業界は女性が少ないのですが、オープンハウスグループはそこまで女性比率が低くないので、そういう意味で働きにくさはさほど感じません。むしろ私が所属するコンタクトセンターは女性ばかりの職場ですが、女性特有の湿っぽさのようなものはなく、カラッとサバサバしている人が多くてやりやすいですね。
そして荒井社長自身が女性の活躍に期待していますし、それが制度面にも反映されていると思います。だからこそ、期待に応えて頑張らなきゃいけないなと。産休や育休を経て戻るためには、それまでにきちんと実績を残しておく必要がありますし、「おかえり」と喜んで迎え入れてもらえるようなスキルや人間的魅力を磨いておかねばなりません。
神田:確かにそうですね。オープンハウスグループは女性へのサポートが手厚い反面、女性であっても男性と同等の働きが求められ、平等に評価されます。営業職はもちろん、バックオフィスにおいても、女性はどうしても体力面などで男性に敵わない部分もありますから、それを補うために何をするか、どう頑張るかという姿勢は大事ですね。
私は事務総合職として入社したあとに総合職に転換させてもらい、さまざまな経験を積ませてもらっていますが、もちろん事務総合職のまま輝くこともできるし、やりたいことがあればどんどん手を挙げればいい。やる気さえあれば取り立ててもらえる環境は素敵だなと思います。
中越:女性向けの研修では、女性ならではのライフプランに加えて、近年話題になりやすいハラスメントなどの教育も受けます。「こういう場面では断っていい」、「こんなことがあったら上司に相談しなさい」といった知識をきちんと得ることは、女性にとっても男性にとっても働きやすさにつながると思うんです。物理的な男女差はあれど、性別や年齢を問わず、力を発揮できるフィールドが用意され、挑戦の機会をいただけるので、わたしはとても働きやすいと感じています。
―今後、オープンハウスグループでどのようなキャリアを築いていきたいですか。
国分:今は主任ですが、これからもっと頑張って係長になりたいし、可能ならさらに上を目指したいです。世間一般の会社なら、育休明けの一般職の社員がさらに上の役職を目指すのって珍しいことのような気がしますが、オープンハウスグループなら十分あり得ると考えています。
とはいえ、育児中の今が人生で一番、周囲に迷惑をかけていることも事実です。先日も子どものお迎えのために早退しましたし、ただでさえ時短勤務で皆と一緒に働く時間は短いです。こういう状況で今すぐ昇格したいとは言いにくいですが、それでも役職が上がれば発信力も向上しますし、私の下の世代の人たちの目標になれると思うんです。そのためにはもっともっと働いて会社に貢献し、周囲によい影響を与えられたら嬉しいです。
中越:私も将来的には結婚も出産もしたいですが、同時に仕事もずっと続けていきたいと思っています。入社1年目の今は目の前の仕事を遂行し、1つ上の先輩に追いつくことが優先で、どんな働き方をしていくのかといったビジョンはまだ描けていませんが、先ほど国分さんがおっしゃったように、スキルを磨き、戻ってこられるポジションを築くことは1つの目標ですね。幸い、オープンハウスグループにはいろいろな方向で活躍している先輩たちがいるので、みなさんを追いかけながら自分なりのキャリアを見つけたいです。
神田:私は事務総合職から総合職になったことがある種、特権だと思っているんです。事務方から見ていた会社と、総合職として見えてきた会社の違い、周囲からの扱いや求められるレベルなど、さまざまな社員がいる会社のなかで自分ができることを見据え、その知見を後輩にも伝えていきたいと思っています。
30歳になる前にウェディングドレスを着たいという願望があるので、そのためにプライベートも充実させつつ、でも仕事も諦めずに成果を残し、お金も稼いで、人生の選択肢を広げたいと考えています。何年目になっても1年目の熱量を忘れず、下剋上をするくらいの気持ちでしっかり働いていきたいです。

未来に期待を持って、ともに日本一を目指して成長しよう
―今後、オープンハウスグループのコーポレート部門やバックオフィスで活躍できるのはどのような人だと思いますか。
国分:そうですね。実感しているのは、学歴や経歴はあまり関係ないということ。たとえばどんなにパソコンのタイピングが遅くても、1年やっていれば早く打てるようになります。それよりも、素直で努力家な人、そして共感できる人はすごく伸びると感じます。
オープンハウスグループは本気で日本一を目指しているので、まずそれに共感できること。そしてその実現のために、自分の仕事でどう貢献できるかを考え、素直に試行錯誤ができること。失敗しても、注意されても、「もう1回頑張ろう」と思える人と一緒に仕事がしたいです。
神田:オープンハウスグループではどうしても営業マンが目立ちますし、コーポレート部門の仕事内容はなかなか数字で明確に評価しにくいんです。それでも上に立つ人はちゃんと見てくれているし、頑張ったぶんだけ評価を得られますが、時には葛藤もあります。そういうときに卑屈にならず、自分の仕事に誇りを持って取り組める人。すぐに数字として結果が出ないからこそ、長期的な視点で貢献することを考えられる人は、よりコーポレート部門向きなんじゃないかなと思います。国分さんもおっしゃるとおり、難しいスキルや学歴というよりは、人間性や仲間としての信頼感を重視したいですね。
―これから入社を希望する人へ伝えたいメッセージがあればお聞かせください。
中越:私は現在、採用の部署にいるからこそ思うのですが、就職活動の時期ってこれからの人生を決める本当に大事なタイミングですよね。学生の顔を見ていても不安だろうな、迷いがあるだろうなと感じます。
私自身も、ここしかないというワクワクもありつつ、これからの社会人人生への不安もありました。それでも、入社した今となっては「ここを選んで絶対間違いじゃなかった」、「ここしか正解はなかった」と思っています。これまでの弱い自分を変えて、ここで本気で頑張りたいと思ってくれた方と、ぜひ一緒に働きたいです。私ももちろん全力でサポートしますし、どの部署に配属されても、先輩や上司が100パーセントで応援してくれます。オープンハウスグループに入社してくれるのを心から待っています。
神田:確かに就職するタイミングって、自分を変えるための大きなチャンスですよね。ラストチャンスとまでは言いませんが、就職するときにどんな環境に身を置くかによって、人生が左右されることは多いと思います。新卒切符はどう頑張っても1回しか切れないからこそ悩むと思いますが、たとえば「大手に就職した方が親が喜ぶ」とか、「大学の同期は大企業に内定してすごいと言われている」というような周囲の状況は、はたして10年後も同じなのかといえば、自分次第だと思うんです。
内定時に「すごいね」と言われたことが、自分の人生にとって重要なのかどうか。10年後に生き生きと楽しく働けていたら、それこそが大成功だと私は思います。自分がどういう人生を歩みたいのか、そのためにどんな会社に入るのかをしっかり見定めて、周囲の意見や一般的なイメージに流されずに、自分の目で見たものを信じてください。オープンハウスグループは世間のイメージ以上にしっかりした会社なので、自分の力を試すような気持ちで飛び込んできてほしいと思います。
国分:実際の仕事についてお話しする役割として、採用選考中の学生さんと面談する機会があるのですが、学生のみなさんはやっぱり不安そうなんですよね。そういう方々を見ていると、「もっともっと未来に期待してほしい」と感じます。
就活って難しいですよね。働くイメージもあいまいだし、「社会人」というものにあまりいい印象を持っていない学生さんってすごく多くて。私も多分そうだったんですけど、「できたらずっともう学生でいたい」なんて思うこともありますよね。でも、オープンハウスグループで働くと、社会人は楽しいです。これからたくさんいいことがあるし、学生のうちには感じられなかったやりがいや面白さを感じられることもあります。自分自身の未来にも期待してほしいし、それを期待できる会社に入ってほしいと思います。
オープンハウスグループはまだまだ成長していくし、女性も男性も働きやすくなっていくので、もう期待値しかないんです。もちろん大変なこともたくさんありますが、どんな環境に身を置いて働くかによって人生の充実度は変わるし、それを決めるのは自分しかいません。自分の、そして会社の未来に期待して、一緒に頑張りましょう。

女性の働きやすさは、皆が笑顔でいられる職場のバロメーター
「大企業に入社して、定年まで無難に勤める」、「女性は結婚したら仕事を辞めて家庭に入る」ーーこんな定説はすでに時代遅れ。多種多様な働き方が実現する現代社会において、女性が気兼ねなく活躍できる職場は誰にとっても居心地のよい職場かもしれません。自らフィールドや職種を選び、やる気と熱量を持って働ける環境は唯一無二のもの。オープンハウスグループは、性別や年齢、学歴、ルーツなどを問わず、「頑張りたい」と思うあなたの挑戦を待っています。