SHARE

クリップボードにコピーしました。

事業を知る

日本一を目指す組織で1年目から飛躍的に活躍できる人材を育成する。研修チームによる新卒社員研修座談会

  • #社員インタビュー
  • #働き方

オープンハウスグループでは、新卒入社の採用活動の一環として「新卒社員研修」にも力を入れています。新卒社員が1年目から即戦力として活躍するための充実した教育体制を用意していますが、具体的にはどのような研修が受けられるのでしょうか。ここでは研修チームの社員4人に、新卒研修の内容やその目的、さらにオープンハウスグループで活躍できる人の特徴について語っていただきました。
(2024年11月に取材)

記事サマリー

  • 充実した研修制度で、オープンハウスマインドを育む
  • 現場で活躍できる人の特徴は、共感性が高いこと
  • 頑張る人が歓迎され評価される環境が、自己成長を後押しする

この記事に登場する人

  • 伊藤俊太

    人材開発部 次長。2015年新卒入社。営業本部に10年間所属し、センター長やマネジメントも経験。2015年9月に源泉王・売上トップの二冠を獲得するほか、マネージャートップ、センター長として店舗の過去最高記録を達成しトップを受賞するなど、営業の最前線で活躍。研修チームではマインドやカルチャーを伝える役割を担う。

  • 塚原一輝

    人材開発部 課長。2016年に新卒入社し、営業を2年半経験した後、現職。戸建て用地仕入れ部門で新人賞全国2位、東京1位。人材開発部歴7年という経験を活かして研修にあたっている。

  • 久保田莉央

    人材開発部 主任。2021年新卒入社。入社後はソリューション事業部に所属し、2022年度通期全国プレイヤー2位。2024年から人材開発部に異動し、研修チーム唯一の女性メンバーとして、女性の活躍の推進を目指す。丁寧なフォローが得意。

  • 髙松亨

    人材開発部 主任。2022年新卒入社。入社後は開発事業部に所属し、新人賞全国3位、東京1位の成績を残す。2024年に人材開発部へ異動。現在は宅建資格取得のための取り組みに注力しており、生徒を導く教師になりたいという思いから研修にも熱が入る。

100人を超える内定者を研修によってサポートする

―はじめに、人材開発部がどのような部署なのか教えてください。

伊藤:人材開発部は主に会社の新入社員の採用・教育を行う部署です。私たち4人は採用には直接関わらず、採用されたあとの内定者の研修や教育を任されています。

塚原:2024年11月時点での全国採用人数は、384名。この方々に対し、私たちが研修やフォローを行っています。

伊藤:当社に入社する学生には、社会の中で実力を磨き、市場価値を高めながら、早い段階で「成長したい」「稼ぎたい」という高い志を持つ学生が多く見受けられます。加えて、仕事に本気で打ち込み、仕事を通じて「自己実現を果たしたい」と考える人も多い印象です。だからこそ、彼らが早く結果を出せるようサポートすることが、会社にとっても学生自身にとっても大きな利益につながると思っています。最終的には、すべての学生が入社後に成長を実感できるような環境を整えることを目指して活動しています。

―皆さんが現在取り組んでいる仕事について、それぞれ教えてください。

伊藤:内定者の研修を塚原課長、久保田主任、高松主任の3人で分担して運営していて、私は全体を統括する役割をしています。具体的には研修の進捗管理や新規企画の立案、チームメンバーのマネジメントなどですね。内定者を個別に担当して教育を行う立場ではありませんが、研修のなかで話をすることもありますし、内定者と接する機会もあります。全体を俯瞰して把握し、内定者をどのようにフォローアップするか、チームメンバーにアドバイスをしています。

塚原:私は内定者への研修を担当しており、スピーカーとして登壇する機会が多いです。そのため、荒井社長の意図や会社の方針をくみ取って、内定者にどのような言葉で何を伝えるべきかをしっかり考えながら取り組んでいます。採用業務に7年間携わっているので、過去の成功事例を活かしつつも、近年の採用の変化や内定者の特徴を見極めながら業務を進めています。

久保田:私も塚原課長と同じように研修を担当しています。唯一の女性担当者として、女性内定者に対して同性だからこそ伝えられることや理解できる悩みに寄り添うことを意識しています。会社として女性の活躍を推進するフェーズにあるなかで、内定者を現場で活躍できる形で送り出すことを目標にしています。

高松:久保田主任をロールモデルとしている新入社員も多そうですよね。私はもともと教員を目指して大学を選び、漫画に登場する熱血教師のような、生徒を導く存在になりたいと考えていましたが、まずは社会経験を積み、より広い視野を得るためにオープンハウスグループへの就職を決めた経緯があります。現在は研修担当として宅地建物取引士試験の受験指導にも力を入れており、研修業務を通じて「人を導く」という夢を実現できていると感じています。

理念研修などを通じて、日本一を目指すマインドを醸成

―新卒社員の研修は、具体的にどういった研修内容があり、どのような目的で行うのでしょうか。

久保田:代表的なのは、オープンハウスグループが大切にする理念や社員としての行動規範を伝える座学研修です。これを学ぶことにより当社で働くためのマインドセットを形成します。また、新入社員にも考えを述べてもらい、フィードバックして理解を深めていきます。。

塚原:この研修では、荒井社長の考えや言葉を私たちが代弁することが大きな役割だと思っています。「社長だったらどう考えるだろう」「オープンハウスグループならどういう考え方をするだろう」と考えながら話しています。

高松:そのほかにも、チームワーク研修や実務研修、役員セミナーなどの研修を設けています。チームワーク研修は、内定者同士のコミュニティ形成を目的としたグループワーク形式の研修です。会社全体で日本一を目指すという大きな目標を共有し、チームワークの重要性を学びます。

実務研修は、不動産営業や接客、案内といった実務に備えた研修です。具体的な営業スキルだけでなく「営業に必要な心構え」も重視しており、お客さまと接するときにどのような姿勢で臨むべきか、そして信頼を得るための人間性などについて伝えています。

また、役員セミナーでは毎月オープンハウスグループの役員1名が登壇し、仕事への思いを伝えたり、質疑応答を含め、新入社員と対話したりする場を提供しています。経営陣の働きぶりや仕事に向かう姿を身近に感じることができ、貴重な学びの機会となります。

塚原:役員セミナーでは荒井社長も積極的に発信し、会社のビジョンや考え方を新入社員にダイレクトに伝えています。また、荒井社長と面談する機会が必ずあるのも特徴ですね。この規模の会社で、社長と顔を見合わせて話ができる会社はかなり珍しいのではないでしょうか。

伊藤:そうですね。オープンハウスグループの新卒社員研修では、経営陣との距離が非常に近い環境が整っているのが魅力なんです。

―こうした研修は、どの程度の期間をかけて行われるのでしょうか。

久保田:内定後は、月1日の頻度で本社に来てもらい、継続的に研修が実施されます。内定が早い人の場合は1年以上ですね。入社後も仕事と並行して研修が続きますが、入社後は現場で覚えることがメインなので、入社前までに宅建の資格取得を含めた基本をしっかり学んでもらいます。こうした長期的なサポート体制により、内定から入社後に至るまで、モチベーションやスキルを持続的に向上させることを目指しています。

また、これらの研修を新入社員の成長やモチベーションの具合によって柔軟にカスタマイズして行うことも特徴です。事前にかっちりカリキュラムを組むのではなく、参加者の温度感や習熟度を見ながら研修内容を検討します。そのぶん参加者は毎回新鮮な気持ちで研修に臨むことができ、さらに「こんな研修を受けたい」という自発的な意欲を持つこともできるようになります。

―個別にフォローをすることもあるのでしょうか?

塚原:1対1での対応も必要に応じて行います。ただ、1対1だと見栄を張りがちで、社員の本音や本質が見えにくいことがあります。そのため、100人規模の集合研修で1人1人の顔色や受講態度を観察し、気になる内定者がいればその場で声をかけたり、後日あらためて面談を行ったりして、「最近の調子はどう?」などと話しながらモチベーション管理や目標設定の見直しを行っています。
高松:定期的に多くの人数が顔を合わせて学んでいくため、学校や予備校のような雰囲気が醸成されていくんです。集合での研修や個別のフォローを適宜重ねていく塚原課長の姿はさながら学年主任ですね。

久保田:確かに! ただ研修を実施するだけではなく、個々の状態を気にかけながら伴走していくのは先生のような役割もありますね。一方で、同じ会社で働くことになる先輩社員として、働くうえで不安なことなどに対して身近な目線で話すこともあります。女性は働き始めてからのライフイベントによって勤務環境が変わりやすいので、そういった悩みにも答えています。

―これまで研修を担当してきたなかで、特に印象に残ったエピソードを教えてください。

高松:宅建試験は研修の中でも一大イベントで、個人的にも思い入れがあります。オープンハウスグループでは研修期間中に新卒社員の資格取得を推奨しており、10月の宅建試験に向けて私たちも勉強やモチベーション維持のサポートをしています。

塚原:一般的な宅建試験の合格率は約17%ですが、オープンハウスグループでは現在70~77%と大幅に上回っています。とはいえ目標は新卒社員の合格率100%なので、有名な講師を招いて講座を開催したり、学習アプリを導入したり、生徒と試験対策を考えたりと、より合格率を上げるための学習環境の整備に力を入れているんです。

高松:宅建を通じて、内定者は本気で取り組むことの重要性を学びます。私たちも彼らを応援し、つらいときにはその苦しみを分かち合い、一緒に乗り越えようとする。試験後の嬉し涙や悔し涙には、見ているこちらも胸が熱くなります。合格を目指して一緒に頑張ることで、仲間意識が芽生えますし、オープンハウスらしい「本気でやる」という姿勢が、この時期に強く形成されていくと思います。

新卒社員を大事にする文化が、手厚い人材育成を可能にする

―新卒社員研修の目的や狙いを教えてください。

伊藤:研修のゴールは、「共感性の高い人材を育て、現場で活躍するための基礎を築くこと」です。「共感性」というのは、会社のビジョンや社風に共感する力のことで、「総合不動産会社日本一」という目標に共感できる感性を育てることが研修の大きな目的です。それがいずれ現場に出てからの活躍に大きく作用する「お客さまへの共感力」にもつながると考えています。

塚原:そのため研修では、スキル以上に、聞く姿勢や他者への共感力、自分が他者からどう見られているのかを理解し、集団行動においての考え方を学んでほしい。仕事のノルマに縛られない研修期間という時期だからこそ、マインドセットにしっかり時間をかけられると感じています。

―オープンハウスグループの研修の強みはどんなところにあるのでしょうか。

塚原:研修内容にもこだわっていますが、そもそもオープンハウスが若手社員の育成を文化として根付かせていることこそが大きな強みですね。荒井社長が冗談交じりに「30歳をどうこうするより、若手をしっかり育てろ」と発信していますが、それが社内に浸透していることで、全社員が自然と新卒社員を大事にし、育成に力を入れる姿勢が確立されているんです。だからこそ、研修がしっかりと整い、会社からの協力体制が築けているのだと感じます。

高松:私も入社当時、新卒でも活躍を期待してくれていると感じながら研修を受けたのを覚えています。先輩方から受け継いだものを、今度は自分が後輩に伝え育てていこうという責任感を持って業務に臨んでいます。

―研修の成果や課題は見えてきていますか。

久保田:現状はこのチームで担当して1年も経っていないため、明確な成果や改善点はまだ評価しづらいですが、新入社員が現場に配属された後も、フロアで顔を合わせれば声をかけますし、新入社員が初契約を取ったときなどに連絡をもらうこともあります。それくらい研修を通じてつながりができているんだなと感じますし、現場で活躍している姿を知ることができるのは嬉しいです。

高松:今後の展望としては、個々のニーズや適性に応じた研修やフォローアップができる体制のための仕組みをさらに整えていく予定です。異なるバックグラウンドを持つ多様な人材にどのようにアプローチし、どう成長させていくかを体系化することが、今後の人材開発の大きな課題です。

▼営業職へのエントリーはこちらから

新卒採用の方はこちら 中途採用の方はこちら

「総合不動産会社日本一」を目指す船に乗って、前進する面白さ

―皆さんが考える、オープンハウスグループの「よいところ」はどんなところですか。

伊藤:オープンハウスグループには、やる気がある人を広く受け入れ、結果に報いる環境があります。若手だからといって制限もありませんし、成果を出せば正当に評価され、昇進・昇給できるのが素晴らしいと思います。

塚原:私も同感です。結果にこだわりつつも、オープンハウスグループが1つの家族のように社員を見てくれているという点も魅力です。厳しさと温かさの両方を高いレベルで持ち合わせており、それが他の会社ではなかなか真似できない点だと思います。社長が大黒柱として家族を見守り、私たちはお兄さん・お姉さんのような存在で、フォローできる関係が築けています。

高松:そうですね。社員全員が「総合不動産会社日本一」を目指して一丸となっているので、それが家族を支える大きなモチベーションになっているように思います。

久保田:女性視点でも、キラキラしたオープンハウスの女性社員の姿を見て、「自分もこうなれるかもしれない」と夢を抱ける環境があります。たとえ学生時代に華々しい実績がなくても、「社会人として再挑戦できる」というメッセージを実際に体現している社員が多いので、そうした部分に惹かれて入社する学生も多いです。

―多くの内定者、新卒で入社する方を見てきた皆さんが思う、オープンハウスにマッチする人材はどのような人ですか。

伊藤:第一に、向上心が強い人です。現状に満足せず、さらに成長したいという向上心や、たくさん稼いで見返したいという反骨心を持っている学生は入社後も活躍している人が多い印象です。

塚原:本当にそうです。そしてもう1つ言うとすれば「人柄」でしょうか。共感力が高く、素直で、努力できて、嘘をつかない誠実な人がオープンハウスには向いています。目の前のことにがむしゃらに夢中になって取り組める人は当てはまりますね。また、お世話になった上司や先輩に恩返したいという気持ちが強い人も、オープンハウスで成功する可能性が高いです。

―最後に、新卒社員に期待すること、これから入社を希望する人へ伝えたいメッセージがあれば教えてください。

高松:私自身、社会人としての出発を機に変わりたいと思って入社したタイプです。今では、成長したい、稼ぎたいといった意欲や目標を叶えられる環境を身をもって体験しています。大人でも青春のような熱い気持ちで仕事に取り組みたい人にはマッチするのではないでしょうか。

久保田:社会人って、無限の可能性が広がっていると思います。学生時代のスポーツや勉強では、能力や素質も重要だと思いますが、仕事においては後天的な成長が大きいんです。今の自分の能力で満足するのではなく、「もっとこうなりたい!」という強い気持ちがあれば、社会人としてどんどん成長できるし、実現できる。私たちの会社は、そのような気持ちを持った学生にはぴったりの環境だと思います。

塚原:私は「組織として勝つのが面白い!」ということを伝えたいです。アフリカのことわざに「早く行きたければ1人で行け、遠くに行きたければみんなで行け」とあるように、オープンハウスはみんなで高い目標に向かって前進していく面白さがあるんです。どの船に乗るかを決めるのが就職活動だと思いますが、私たちの船の一員として、一緒に面白さを感じてほしいです。

伊藤:さすが塚原課長、いいこと言いますね! こういう世の中なので 頑張る人がこう浮いてしまう環境って多いと思いますが、オープンハウスグループでは頑張るのが当たり前。「本気で頑張りたい」と思っている人はうちの会社にぜひ入ってきてほしいなと思います。

一人ひとりの力が大きな力に。オープンハウスグループで可能性を広げよう

今の時代、会社に安定を求めるだけでなく、自分自身の成長を追求することがますます重要になっています。オープンハウスグループは、そんな自己成長を実現できる環境を提供しています。さらに、社員全員が「総合不動産会社日本一」を目指して高い士気で挑む先に、一人では見ることのできない新たな景色が広がっていることでしょう。

一度きりの人生、ここで夢中になれる仕事を見つけてみませんか。オープンハウスグループで、あなたの可能性を一緒に広げていきましょう。

営業職のエントリーはこちらから

RECRUIT
ENTRY FORM