勝てる仕組みと強力なカルチャーが日本一への推進力を生む。金融・コンサル出身者が語るオープンハウスの強み
新卒で大手銀行に入行し、金融・コンサル業界で活躍してきた林さん。前職のGlobal Fintech企業の執行役員を経て、2023年にオープンハウスへの入社を決めました。多彩なキャリアを歩んできた林さんが、ネクストステージとしてオープンハウスを選択した理由とは? 林さんが考えるオープンハウスの魅力や、現在所属するウェルスマネジメント事業部の強み、課題、今後の展望についてお聞きしました。
(2024年6月に取材)
記事サマリー
- オープンハウスの強みは「仕組み」と「カルチャー」の両輪が揃っていること
- 海外事業の成長が、将来的なオープンハウスの成長を支える柱となる
- 急拡大するウェルスマネジメント事業部でプレゼンスを発揮できる人材を募集中
この記事に登場する人
林秀樹
2023年中途入社。ウェルスマネジメント事業部 部長代理。金融・コンサル業界を中心に活躍後、オープンハウスに入社。これまでの経験を活かし、ウェルスマネジメント事業部の管理部門で業務改善や新商品開発、人材の採用・育成など幅広い領域を担当している。
目次
「勝てる仕組み」と「日本一を目指すカルチャー」が生む推進力
―まずは、オープンハウスに入社以前、金融・コンサル業界を中心に活躍されてきた林さんのキャリアの歩みについて教えてください。
新卒で大手銀行に入行し、5年ほど中小企業のオーナー、富裕層の方々をメインに個人・法人向け営業を担当していました。その後、同社グループ企業への出向を経て、大手コンサルティングファームに転職。海外M&Aや新商品開発、人事制度の策定、上場支援など、さまざまなプロジェクトに携わりました。
そうした経験を評価され、コンサル時代に関わりのあったGlobal Fintech企業からお声掛けいただき入社。執行役員として、経営企画および人事総務を管掌していました。
―そこから、どういった経緯でオープンハウスに入社されたのでしょうか。
前職で4年半ほど働く中で、徐々に大きな課題が解消され、私が手をかけなくても安定して業務が回るくらいの態勢を築けました。一方、個人としては会社の課題に切り込み、改善していく過程が好きなこともあって、仕事がやや物足りなくなってきたんです。そんなとき、登録していた転職サイトでいち早くスカウトを受けたのがオープンハウスでした。
自分の強みは、会社全体の経営に近いところの視点を持って、課題の整理や改善を重ね、組織や態勢をよりよい状態にしていけるところにあると考えています。加えて、組織強化には人材が必要なため、適切な人材の採用・育成に携わった経験も強みの1つです。
それらに鑑みたときに、自分の価値を十分に発揮できる場所は、急成長していて組織や態勢が発展途上にある企業だと考えていました。ベンチャーマインドが息づいているうえ、財務の健全性のあるオープンハウスは、まさに理想的な環境だと感じ、他社をほとんど見ることなく、入社を決めました。
―他社でさまざまな経験を積まれてきた林さんから見て、オープンハウスの魅力的な点はどのようなところでしょうか?
仕組みとカルチャーの両輪が揃っていることですね。いくら仕組みが整っていても、カルチャーが醸成できていなければ、ムダな足の引っ張り合いなど非効率なやりとりが発生しやすくなります。一方で、オープンハウスのように「勝てる仕組み」と「みんなで日本一を目指すカルチャー」が掛け合わされば、圧倒的な推進力が生まれます。
カルチャーは、会社を成長させていくための最も重要なピースです。オープンハウスの強力なカルチャーがどのように醸成されているのか、自分の目で確かめてみたかったことも、入社を決めた理由の1つでした。
―入社して約1年経った今、オープンハウスのカルチャーが醸成されている理由はどこにあると考えますか。
荒井社長の存在は大きいと思います。やはり創業者というのは会社にとって特別な存在です。オープンハウスでは定期的に荒井社長自らが社員の前に出て、目指すべき会社の方向性を示し「こうやっていくんだ」と発信し続けられています。それがオープンハウスのカルチャーの根幹なのかなと個人的に考えています。
顧客満足度アップとそのための人材育成が事業成長のカギ
―林さんは2023年4月に入社され、経営企画部を経て、現在はウェルスマネジメント事業部に所属されています。同事業部でのご自身の役割について教えてください。
ウェルスマネジメント事業部は、日本国内の投資家のお客さまに向けてアメリカの不動産を販売する部署であり、私はその管理部門の責任者として、国内の営業以外の全般的な業務を統括しています。
私に託されたミッションは、ウェルスマネジメント事業部の全体を見渡したうえで、事業部としての課題を解決することだと捉えており、業務の効率化や新商品開発などさまざまな領域を横断的に見ています。なかでも、現在、最も力を入れているのが人材の採用と育成です。
―それはなぜでしょう。
既存のお客さまのリピート層を増やすために、お客さまに伴走できる専門的な知識や豊富な経験を持つ人材が必要だからです。
アメリカ不動産の販売ターゲットとなるのは主に富裕層のお客さまですが、事業部としての年数がまだ浅いこともあり、新規のお客さまが大半を占めるのが現状。購入いただいたあとも継続してサポートを行うことで顧客満足度を向上させ、リピート層を増やすことが喫緊の課題です。
しかし、いざその課題に取り組もうとするとき、お客さまがどのような目的で投資をし、そこに向けてどのような情報を得たいと思っているか見極め、10年後、20年後を見据えて提案できる人材でなければ難しい場面も多くあります。そのため、ウェルスマネジメント事業部では、若手だけでなく、キャリア採用にも力を入れています。
―ウェルスマネジメント事業部が持つ、他社にはない「強み」とはどのようなところでしょうか。
商品力が優れており、日本人の基準に合わせた質の高いサービスを提供できている点ですね。それを実現するのは、仕入れから販売、売却までを自社グループがワンストップで行う独自の仕組みにあります。
具体的には、①物件の仕入れ・修繕、②融資商品の用意、③販売・ご契約手続き、④購入後の物件管理、⑤ご保有物件の売却、といった5ステップをワンストップで提供し、アメリカ不動産投資をサポートします。国内の上場企業でこの5ステップに一貫して対応しているのは、おそらくオープンハウスだけではないでしょうか。
日本一を目指すグループの成長を見据えて今できることを
―ウェルスマネジメント事業部が立ち上がったのは2017年とのことですが、現在の事業部の売上高はどのくらいなのでしょうか。
2017年から2024年までの7年間で、売上高は約800億円にまで拡大しました。今後も営業力を強化するとともに、新商品の開発に力を入れながら、同水準以上の成長を目指していくつもりです。
とはいえ、中長期的な未来を見据えたとき、これまで以上に海外で稼げるようになっておかなければ、今までのような成長は難しいと思っています。なぜなら、日本は人口減少に向かっており、マーケットの縮小が予想されるからです。
ウェルスマネジメント事業部が先頭に立ち、海外でしっかり売上を立てられる態勢を整えることが、日本一を目指すオープンハウスグループへの大きな貢献になると考えています。
―アメリカ不動産は、今後のオープンハウスの中核にもなり得る事業なんですね。
そうですね。現在、国内で成長している企業のほとんどが海外で売上を伸ばしています。オープンハウスの場合、売上の多くを占めるのは国内事業ですが、今後は海外事業での売上をさらに伸ばすことが必須だと考えています。そのための足掛かりとして、私たちが「アメリカ不動産といえばオープンハウス」と多くの人に認識してもらえるような土壌を作り、海外のマーケットへの裾野を広げていけたらと思っています。
仕事で成長したい人にとって、これほどよい環境はない
―先ほど、人材の採用と育成に力を入れているとおっしゃっていました。ウェルスマネジメント事業部で活躍できる人材とはどのような人だと思いますか?
まず、物事を論理的に考えられる人は活躍できると思います。なぜなら、ウェルスマネジメント事業部では約5,000棟の物件を管理しており、それぞれ個別の状況を因果関係と共に整理し関係者に説明する力が求められるからです。また、海外とのやりとりが多い部署なので、高い英語力を有する方は、必然的に任せられるポジションが多くなります。ただ、英語を使わない仕事を含め、さまざまな仕事がありますので特定のスキルに限ることはありません。何よりも「オープンハウスで活躍したい」という向上心を持って、自走できる方と一緒に働きたいですね。
―キャリア人材を積極的に採用しているというお話もありましたが、若手でも活躍できますか?
現在、ウェルスマネジメント事業部は急成長しており、若手でも活躍できるチャンスはあちこちに転がっています。事業が大きくなれば組織も大きくなり、ポジションも増えていきます。実績を上げれば若手でもグループ長などの役職に抜擢されることは当然あるでしょう。もちろん、任される仕事の内容や報酬も、それに見合った形になっていきます。若手や新人であっても、急成長する事業部でプレゼンスを発揮し、活躍してやるぞという気概をお持ちの方は、喜んでお迎えします。
―最後に、入社を希望する方へ伝えたいメッセージがありましたらお聞かせください。
私自身、コンサルとしても色々な会社を見てきましたが、今の日本でこれだけ成長していて、かつ実績を上げればすぐに大きな仕事を任せてもらえる会社はほとんどありません。仕事で成長したいと思う人にとって、これほどよい環境はないと感じています。新卒でゼロから頑張りたい方はもちろん、新しい環境でリスタートしたいという方にも、ぜひ挑戦していただきたいですね。
オープンハウスの“これから”を担う海外事業の拡大を目指す
7年間で約800億円の売上高を達成したウェルスマネジメント事業部ですが、その成長はまだまだ途上。「改善の余地が大きい分、活躍のチャンスをつかみやすい」と林さんは語ります。急成長に伴い、若手から経験者まで幅広い人材を募集しているウェルスマネジメント事業部。オープンハウスにおける海外事業の拡大に寄与したいと考える人材を歓迎します。