若手のうちから評価される環境を求め、大手からの転職を決断。オープンハウスならではのスピード昇格の裏側とは
オープンハウスでは、新卒で入社した社員はもちろん、中途入社した社員にも活躍の場が開かれています。マンション開発事業部でマネージャーを務める槙野さんもその1人。「若いうちから活躍し、収入を上げたかった」という槙野さんに、転職時の思いや入社後の働き方、今後の目標などについて聞きました。
(2024年4月に取材)
記事サマリー
- 新卒で大手ハウスメーカーに入るも、収入・待遇面の希望からオープンハウスへの転職を決意
- 結果を出せば必ず評価がついてくる。入社2年目でマネージャーに昇格
- 常にモチベーションを高く保ち、お客さまに寄り添うことで成果を上げる
この記事に登場する人
槙野晶雄
マンション開発事業部 係長。2021年7 月に中途入社し、現職。大手ハウスメーカーからの転職後、2年足らずでマネージャーに就任するなど、着実に実績を積み上げている。
目次
「若いうちから活躍したい」という思いで転職を決意
―槙野さんは、大手ハウスメーカーからオープンハウスに転職されたと伺っています。はじめに、なぜ転職に踏み切ったのかをお聞かせください。
主に収入面と、若いうちから活躍したいという思いが転職の理由です。前職は新卒入社したハウスメーカーなのですが、財閥系だったこともあり、年功序列でじっくり腰を据えて働くような、どちらかといえば穏やかな社風でした。安定感は抜群でしたが、マネージャー職に就いている人はほとんどが50歳代で「上に行くまでに時間がかかるな」というジレンマがありました。また、当時の彼女との結婚を考えるうえで、今の年収では養えないというのも、転職を考えるきっかけになりました。
―新卒のときはハウスメーカー一択だったのでしょうか?
はい。もともと人の生活に密に関わりたいと思っており、暮らしの拠点である「家」を作って売るという仕事に惹かれました。また、給与水準が高いという理由からも、就職先をハウスメーカーに絞っていたんです。インターンで20社ほどのハウスメーカーを見て回り、そのなかで1番早くご縁をいただいた企業に就職を決めました。
―転職に際し、オープンハウスのことはどのように知ったのでしょうか。
転職を考え始めたときに偶然インスタグラムの広告を見て「そうだ、オープンハウスがあった」と気が付きました。
実は、新卒の就職活動のときにオープンハウスも受けていたんです。当時は先に他社から内定をいただいたことで選考を途中離脱しましたが、社員が一丸となって上を目指していくというオープンハウスの企業風土はインパクトがあり、よく覚えていました。
就職活動をしていた大学3年のときはまだ自分に自信がなく、オープンハウスの熱量にちょっと怖気づいてしまったというのもあったんです。しかし他社で数年間現場を見たことで「もっとやれるかもしれない」、「若手のうちから頑張りを評価してほしい」と思うようになり、渡りに船とばかりにすぐに応募しました。
―入社してみて、入社前に抱いていたイメージとの違いやギャップはありましたか。
社風に対するギャップは特になかったです。期待どおり、働いている人がみんなキラキラしていて、上昇志向が強い人が多く、目標に向かってバリバリ働きやすい会社だと感じました。ただ、もともと言われてはいたものの、成果を出したらすぐに評価されて昇格するというのがここまで事実だとは思っていませんでした。3年かからずに係長まで上がれたのは予想以上の早さでしたね。
―他社を経験した槙野さんから見て、オープンハウスならではの特徴や、オープンハウスだからこそ実現できたことなどがあればお聞かせください。
そうですね。若手のうちから仕事を任せ、成果をきちんと評価する。その考え方が浸透しているのはオープンハウスの大きな特徴です。入社してみてまずいいなと思ったのが、その人の今の能力より少しだけ難しい課題やポジションを与えてくれること。常に少し先を見て、努力して乗り越えていくことで確実に成長できる環境が用意されるので、転職してきた私でも成果を上げることができていると思います。
未経験のマンション営業で実績を上げ、2年でマネージャーへ
―槙野さんが現在所属されているマンション事業部について教えてください。
マンション事業部は、マンション用地となる土地の仕入れからプランニング、施工、販売までを一貫して請け負う部署です。私は入社以降、販売の営業マンとして働いています。
現在掲げているミッションは、東京を含めた首都圏、名古屋、福岡で売上2000億円を立てること。オープンハウスはやはり戸建てが主軸の会社なので、マンション開発事業部はまだまだメインになりきれていない面があります。会社の成長に合わせ、マンション分野もどんどん拡大していかねばならないと考えています。
―入社からこれまで、どのような業務と役割を任されてきたのでしょうか。
内定をいただいたときに東京のマンション開発事業部配属だと聞いて、正直驚きました。私は滋賀県出身でそちらに住んでいたので、なんとなく関西で働くものだと思っていたんです。でもそれに対して不満などはなく、むしろ東京で営業ができるワクワク感がありました。
入社後は街頭に立ってお声がけする源泉営業を1年半ほど続けました。最初は知識もノウハウもほとんどなかったので、お声がけしたお客さまのご案内時には先輩社員に入ってもらったりしていましたが、後半は自分1人で完結できるようになりました。最初に自力で契約に至ったのは入社して7カ月くらいです。これはオープンハウス的には特に早いわけではないのですが、前職では入社1年未満でお客さまにつくことはほぼないので、それに比べるとかなりの違いでした。いろいろ任せてもらえることが楽しく、意欲的に働けていましたね。
ポジションの話をすると、2021年7月に入社して、2023年1月に副主任、7月に主任に昇格してマネージャーになりました。マネージャーになってからは営業に加えて、チームのマネジメント業務が加わっています。そして2024年4月に係長に昇格しました。
―転職後のスピード昇格にはどのような背景があったのでしょうか。槙野さんが行ってきた努力や意識付けなどがあれば教えてください。
1つは、実績を平均的に上げ続けることだと思っています。やはり営業なので、売れていない時期はメンタル面の維持が難しいときもありましたが、それでもコツコツと努力し続けました。最初は「わからないことがわからない」状態なので、お客さまからの質問を片っ端からメモして先輩や上司に確認したり、自分で調べたり。蓄えた知識をすぐに現場で使うことができるので、習得も早かったと思います。
また、営業としてやるべきことは目の前にあるので、いかにモチベーションを下げずに実践し続けるかを意識してきました。朝起きた瞬間から高いモチベーションを保てるよう、前向きなYouTube動画を見て自分を鼓舞したり、夜寝る前には自分が成功しているイメージトレーニングをしたり。とにかく「自分の価値をもっと上げたい」という気持ちが強かったです。また、転職後に結婚したので、妻のためにもっと収入を上げたいというのも大きな原動力になっています。
―未経験からマンションの営業を始めた槙野さんが、実績を上げるために工夫してきたことはありますか。
たとえば注文住宅なら、お客さまがどんな家に住みたいかという希望を元に図面を作っていきますよね。一方、マンションは立地・間取り・価格などがすでに決まっていて、それらの制約があるなかでお客さまに選んでもらうことになります。物件ごとに特色もありますし、「ここは気に入ったけどここがちょっと……」と迷われるケースもあります。他社の物件と比較しているお客さまも多いなか、納得のいくマンションを選んでもらうために意識しているのは、そのお客さまが本当に望んでいることが何かをしっかりヒアリングすること。価格を重視するのか、広さが欲しいのか、将来的にどんな暮らしを思い描いているのかなどもいろいろ聞きながら、本当の意味でお客さまの要望に沿う提案をしていくことが結果的に実績につながっていくと考えています。
営業も人材育成も視点は一緒。その人に合わせた柔軟な対応を
―槙野さんが現在目標としていることはなんですか。
現在は、次のステップであるグループ長を目指しています。グループ長に就くと部下が20〜30人ほどになるため、大きなチームを運営するという意味でも挑戦してみたいですね。入社10年ほどの人が就くポジションではあるのですが、マンション事業部がどんどん大きくなっていくなかでポジションにも空きが出やすいタイミングなので、来年にはグループ長になるという意気込みで頑張っています。
そして将来的には、自分の会社を持ちたいと考えています。端的に言えば、たくさんお金を得られるようになりたいんですよね。オープンハウスで自分と会社を成長させていくことができれば、いずれ叶えることができると思います。
―昇格していくためにはマネジメントの視点も重要になってきます。槙野さんが意識的に行っているマネジメントや人材育成のポイントがあれば教えてください。
これは部下に対してだけではなく、お客さまに対してもそうなのですが、大切にしているのは「人を見る」こと。その人がどういう人なのかを見極め、個々に合わせた対応をしていくことを心がけています。
部下に接するときには、ジグソーパズルを思い浮かべます。こういう形だからここに置いてみよう、ここに出っ張りがあるからこう合わせてみようといった感じで、部下の特性に合わせた指導をするようにしているんです。部下を変えようとするのではなく、マネージャーである自分が柔軟に形を変えるイメージですね。
本気で人生を変えたい人こそ、ぜひオープンハウスへ
―槙野さんが思う、オープンハウスの「よいところ」はどんなところだと感じますか。
社員を信じて、任せてもらえること。それが一番よいところだと感じています。任されるといってもいわゆる丸投げではなく、自分の力が5だとしたら6か7くらいの仕事を与えてもらえて、つまずくことがあれば上司などがきちんと支えてくれるシステムができているんですね。大手企業だとどうしても上の層が厚くて、下っ端には簡単な仕事しか与えられないことが多いように思いますが、オープンハウスはそうではない。オープンハウスも今や大手と言っても間違いではないと思うのですが、その風土は特徴的だと感じます。
―オープンハウスにマッチする人材とは、どのような資質や特性を持った人でしょうか。
1つが素直な人。そしてもう1つは貪欲な人ですね。
転職組は経験値があるので、自分のやり方に固執してしまう場合があるかもしれません。ですがそれをいったん忘れて、素直に与えられたこと、やるべきことができる人は実績を残しやすいと思います。また、貪欲というのもオープンハウスのキーワードですね。自分の部下にもいたのですが、1つできるようになったら、それに満足せずに直ぐに次の仕事を取りに来るんです。そういう姿勢を見せられる人はやはり成果を出すのも早くて、その部下も早々に私の手から巣立っていきました。
―最後に、入社を希望する方に向けてメッセージをお願いします。
私もそうでしたが、中途入社でオープンハウスに入るのはものすごく不安だと思います。でも、とにかくやってみると学べることも多くて、だんだんわかってくる。そこから成長が始まるんです。なので、本気で人生を変えたいと思っている人にはぜひオープンハウスに来てほしいですね。本気になれる会社って、すごくいいですよ。
新卒でも、中途入社でも。変化を求めて飛び込めば人生が輝く
大手ハウスメーカーからの転職を経験した槙野さん。オープンハウスでの新たな社会人人生に期待と不安が半々だったものの「やってみたからこそわかる世界があった」と手応えを感じています。オープンハウスは、中途入社でも、頑張り次第でどんどん成長していける会社です。「本気の社会人」を目指して、新天地でのチャレンジに飛び込んでみませんか。