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文化を知る

女性社員から見たオープンハウスのいいところは? 営業経験者3人が語るオープンハウスの「働きやすさ」座談会(前編)

  • #ダイバーシティ
  • #働き方
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オープンハウスには営業の最前線で活躍している女性社員が多数おり、そうした女性社員を支援する制度にも力を入れています。今回は、営業の現場で実績を残してきた女性社員3人に集まってもらい、オープンハウスで働く魅力や女性視点での働きやすさ、職場環境について語っていただきました。前後編に分けてお届けする記事の前編では、3人が感じている仕事のやりがいや、入社のきっかけなどについて聞いていきます。

記事サマリー

  • 女性社員3人が語るオープンハウスで働きたいと思った理由とは
  • 3人とも営業としてのキャリアを経て、いまや会社の成長を担うメンバーに
  • 失敗した人にも、オープンハウスは次のチャンスをくれる

この記事に登場する人

  • 大野真名実

    ソリューション事業部 首都圏営業第1部 第1チーム マネージャー 課長。2017年に新卒入社し、ソリューション事業部で営業実績を積む。2年目よりチームを率いるポジションに就任。

  • 藤井ひかり

    人材開発部 課長。歯科衛生士から転職し、2019年にオープンハウスへ中途入社。名古屋支社のマンション開発事業部で、マンション販売の営業に従事する。2024年1月より人材開発部で中途採用を担当。

  • 砂原桃子

    人材開発部 係長。2019年に新卒入社し、ウェルス・マネジメント事業部に配属、アメリカ不動産投資事業に関わる営業を務める。2023年10月より人材開発部で新卒採用を担当する。

活躍する女性社員がオープンハウスで働きたいと思った理由

―皆さんは、どのような理由でオープンハウスに入社したのですか。

大野:女性としての人生設計を考えたとき、オープンハウスで働きたいと思いました。私はもともと「30歳で結婚して子どもを育てたい」という目標を漠然と持っていて、だからこそ20代のうちに、大きな仕事はもちろん、海外旅行をしたり、自分の好きなものを買ったり、出来る限りのことを経験したいと思っていました。そのためにはある程度の収入が必要です。オープンハウスは若くから責任ある仕事を任されますし、実力主義なので成果を出せば早くから収入も増えます。20代のうちからたくさんの経験を積むにはベストだと思いました。

砂原:すごい、入社前から自分の人生設計をしっかり考えていたんですね。

大野:実際に入社3年目でマンションも買って、その後に車も持てたので良かったです(笑)。仕事も早くから一棟ものの販売など大きな仕事を任せてくれましたし、他の会社で働く同年代を見ても私のようなキャリアの人はいなかったので、間違いはなかったと感じています。

藤井:私が入社したきっかけは「思いきり働ける環境で、一度自分の力を試してみたい」と思ったことです。実は入社前、愛知県内で歯科衛生士を5年近くやっていたのですが、“安定”から選んだ自分の人生に満足できず、くすぶっていて。もっとバリバリ働いてみたいと考えるようになりました。そんなときにオープンハウスを見つけて、何か運命的なものを感じて応募してみたんです。

前職とは仕事内容が全く異なりますが、戸惑いはありませんでした。入社前に社員の方から、営業の楽しさだけでなく、厳しい部分も隠さず教えてもらっていましたから。また、歯科衛生士の頃にもお客さまに適したケアの提案なども積極的にしていたので、営業という仕事にも通じるものがあるなと感じています。

砂原:全くの異業種から転職してきて、ここまで活躍している藤井さんはすごいなっていつも思います。私は「人」と「直感」で入社を決めました。大げさでなく、就活で出会ったオープンハウスの社員の方々が、理想の社会人像に見えたんです。活躍している女性社員もたくさんいましたし、徹底して実力主義の会社なので「若いから」「女性だから」という理由で出世できないなんてことはないのだろうなと。また、どの人も会社の名前や看板に頼らず「自分たちで会社を大きくするんだ」という気持ちを持っているところにも好感を持ちましたね。

入社後もそのイメージ通りで、イキイキと働いている社員が多いと感じます。藤井さんが言うように、入社前の説明会や面接で隠さず本音を話してくれたので、入社前後でギャップを感じることはありませんでした。

大野真名実さん。ソリューション事業部、課長。首都圏営業第1部第1チームをマネージャーとして牽引している。

営業からスタートしたそれぞれのキャリア

―オープンハウスに入社後、皆さんはどのようなキャリアを歩まれてきましたか?

大野:私は新卒入社から7年間変わらず、ソリューション事業部の営業として、物件の仕入と販売に関わらせていただいています。ソリューション事業部は、一棟ものの中古ビルやマンションといった収益不動産を仕入れ、リフォームなどで価値を高めて販売する事業などを担う部署。土日休みの人も多く、家庭があっても働きやすいという理由からか、比較的女性の割合が高い部署で、特に首都圏エリアの事業所の営業は、女性が半数近くを占めています。私は入社2年目の10月にはチームを持たせてもらい、現在は2人の女性メンバーのマネジメントも行っています。

砂原:2年目から自分のチームを持てる人は、オープンハウスでも優秀な部類ですよね。それだけ大野さんは成績を出しているし、社内でも知らない人は少ないくらいだと思いますよ。

私は、新卒でウェルス・マネジメント事業部という、アメリカの不動産投資事業を行う部署に所属し、4年半ほど営業をしていました。2023年に会社がこれまで以上に採用を強化する方針を打ち出したことに伴い、同年10月からは現職の人材開発部で働いています。人材開発部は、新卒・中途ともにオープンハウスの採用全般を担っている部署で、これからの会社の成長を支え、共に活躍してくれる仲間を増やすことがミッションです。そのなかで、私は新卒採用の担当者として、主に合同企業説明会や面接、入社前の内定者研修などの業務を行っています。

藤井:砂原さんが異動されて少し経ったくらいの時期に、名古屋支社のマンション開発事業部でマンションの販売営業をしていた私にも東京の人材開発部へ異動の話が持ち上がったんです。営業としてプレイヤーを1年、部下を持つマネージャーとして4年働いてきて、今後のキャリアについて考えていた時期でもあったのですが、住む場所も仕事内容もガラリと変わるような異動が言い渡されるとは予想外でした。

しかし、砂原さんは何度も月間トップの営業成績を取るような優秀な方ですし、名古屋にいる私も名前を知っていたくらい社内でも注目されている方。つまり「砂原さんのように活躍している社員が人材開発部に選ばれたのだから、私も期待されているはず」とポジティブに捉えて、素直にワクワクしました。

砂原:そういう風に言ってもらえるのは、素直にうれしいです(笑)。

藤井ひかりさん。人材開発部 課長。歯科衛生士から転職しマンション営業で活躍。2024年1月より人材開発部で中途採用を担当。

「失敗」で終わらせず、取り返して成長へとつなげる社風

―皆さんがこれまで営業として働いてきた中で、うれしかったことはありますか。

砂原:入社前の内定期間中に、大きな契約を取れたことですね。オープンハウスでは内定期間中も営業活動に携われるのですが、入社式前日の3月31日に出会ったお客さまと契約できたんです。当時は右も左も分からない状況でしたが、先輩の営業活動を間近で見たり、1回1回のお客さまとのコミュニケーションを自分の中にしっかり落とし込んだりして、自分なりの営業スタイルを考えていきました。

藤井:ウェルス・マネジメント事業部は高収入のハイクラス層のお客さまが多いと思うんですが、砂原さんはどうやって関係性を構築していったんですか?

砂原:そうですね、例えば私が意識したのは「自己開示」です。自分よりずっと人生経験の豊富なお客さまを相手にするにあたって、新卒で入社したばかりの私の持つ情報や知識だけでアプローチしたり、提案したりしてもなかなか難しいと思いました。それよりも、自分自身のことを真摯に伝えて、1人の人間として好きになってもらう努力をしました。その話を聞いて、お客さまが「自分も若い頃はそうだった」などと共感していただけると、距離が縮まり、応援していただけることもあります。

藤井:私が営業時代に楽しかったのは、お客さまの性格・思考を分析し、その上でお客さまの求めるものをぴったり提案できたときでした。会話などからお客さまの情報を蓄積し、自分の中にある今までのお客さまのデータベースのようなものに照らし合わせて、「この方はきっとこういう住まいを求めている」「こういうアイデアを喜んでいただける」と予想して提案していました。

大野:営業の醍醐味ですよね。私がやりがいを感じるのは、「この人と良い関係を築きたい!」と思ったお客さまと取引が成立した瞬間ですね。片思いから両思いになった気がします(笑)。

砂原:大野さんらしい、いい表現ですね(笑)。
ちなみに大野さんはお客さまとのコミュニケーションの中でどんなことを意識しているんですか?

大野:ガツガツ積極的に行き過ぎないことですね。不動産営業、特に男性の営業は積極的に来るイメージを持たれているお客さまが多いので、私は逆に控えめにしています。もともとの性格としても落ち着いたタイプではあるので、自分の性にも合っている気がします。それくらいの温度感を好むお客さまも多いですし、お客さまにとってちょっとしたことを相談しやすい気軽で身近な存在でいられたらいいなと。

―ちなみに、仕事の中で失敗した経験もありますか?

藤井:もちろんあります。入社1年目の時期に、約3カ月間にわたって契約数がゼロという経験をしました。そのときは「会社に何も貢献してない、ヤバい!」と毎日本当に焦っていましたね。でもオープンハウスの良さは、一度の失敗や短期的な失敗で社員の評価を決めつけないことだと思います。その後、幸いにもまた契約を順調に取り始めることができて、マネージャーにも昇進できました。スランプに陥った私を、会社が辛抱強く見守ってくれた気がして、その恩を返したいと思うようになりましたね。

砂原:すごくわかります。私も失敗ばかりですが、それが成長につながりました。入社して数年は若さゆえと言いますか、頑固な自分がいて、上司のアドバイスをなかなか受け入れられないこともありました(笑)。でも失敗したり、成果が出なかったりしたとき、素直に上司の言葉を聞いてそれを実行すると、うまくいくことに気づいて。粘り強くサポートしてくれる上司がいたことは本当にありがたかったな、と思います。

大野:オープンハウスは実績を基に昇進するので、上にいる人たちは基本的にプレイヤーとしての実力も高い人ばかりですもんね。だからこそ、いざというとき本当に頼りになる。私も大きなミスをしたことはたくさんありますが、そのたびに助けてくれたのは上司や先輩でした。この経験があるからこそ、自分も今度は上に立つ者として、後輩や部下を助けていきたいと思っています。

砂原桃子さん。人材開発部 係長。新卒で不動産投資事業に関わる営業を務めた後、2023年10月より人材開発部で新卒採用を担当する。

徹底した実力主義だからこそ、男女関係なく平等に働ける土壌がある

それぞれのキャリア、それぞれの営業手法で実績を残してきた3人。その言葉からは男性・女性にかかわらず、全員が平等に実力主義で働ける環境が整っているオープンハウスの土壌が感じられます。後編の記事では、女性社員を支援する具体的なオープンハウスの制度や環境について、3人にお聞きします。