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文化を知る

人と話すのが苦手な自分を変えたい。内気な女性営業が前向きな営業マネージャーになるまで

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「社会人になるのを機に、新しい自分へ変わりたい」。そんな風に考える人は少なくないでしょう。マンション開発事業部の野武莉奈さんもその一人。引っ込み思案で人とのコミュニケーションが苦手な性格を変えたいと思い、オープンハウスに入社したそうです。現在、新卒2年目でマネージャーとして部下を率いる立場になった野武さんに、オープンハウスの女性の働きやすさや入社後の自分の変化について聞きました。
(2023年12月に取材)

記事サマリー

  • 内気な自分の殻を破り、若いうちからお金を稼ぎたかった
  • 新人賞を逃した悔しさから仕事に対する姿勢を変えた
  • 女性ならではの視点で、お客様に寄り添う営業スタイル

この記事に登場する人

  • 野武莉奈

    2022年新卒入社。マンション開発事業部所属。新人賞で3位という好成績を収め、入社から1年4カ月でマネージャーに昇進した。現在は部下2人を率い、チームマネジメントに挑戦中。

新卒2年目にしてマンション開発事業部のマネージャーに抜擢

―マンション開発事業部の業務内容と、野武さんが担っている役割について教えてください。

マンション開発事業部は、名前の通り、オープンハウスのマンションの仕入れから販売まで全てを担っている部署です。企画部や建築部などさまざまなグループがある中で、私は営業部に所属し、マンション販売の営業に注力しています。この度、2年目の7月にチャンスをいただき、マネージャーに昇格しました。自分には身に余る役職だと感じていますが、何事も挑戦だと思い、部下2人のマネジメントにも奮闘中です。

―野武さんのチームは、どのエリアの物件を担当されているのでしょうか。

マンション開発事業部は、基本的にエリアではなく物件ごとに営業担当が決まっています。物件は、1カ月で変わることもありますし、四半期ごとに変わる場合も。「あなたは来月からこの物件ね」という風に、上長から担当が割り振られるので、月末は物件の仕様やエリアのリサーチなど準備に大忙しになることもあります。ですが、短期間で物件が変わる分、都内の様々なエリアの特徴を知ることができ、毎回新鮮な気持ちで仕事に臨める点は楽しいです。

人と話すのが苦手な自分を変えるべく、険しい不動産業界の営業職を選んだ

―入社のきっかけについてもお聞きしたいと思います。野武さんはどのような考えを持って就職活動を進めましたか。

私は「人と話すのが苦手な自分を変えたい」「早くお金を稼ぎたい」という2つの軸を持って就職活動を始めました。もともと私は人と話すのが得意ではなかったり、物事を順序立てて説明するのが下手だったりする自分の性格にコンプレックスがあったんです。そういった部分を社会人になるタイミングで変えたいと思いました。また、早く自立したいという気持ちが強かったため、若いうちから稼げることに対してこだわりがありました。

私は大学では理系学部に所属していましたが、理系学生が学部卒で就職しようと思っても、なかなか難しいのが現状です。そこで、合同説明会などに足繁く通い、文理にとらわれず成果を出せばお金を稼げる企業を探しました。大学2年時には、生命保険会社のインターンにも行きましたが、最終的に選考を受けたのはオープンハウスだけでしたね。

—なぜ最終的にオープンハウスを選んだのでしょうか?

不動産は一般的な商品としては最も高額で、お客さまとの綿密なコミュニケーションが重要ですし、これを売れるようになれば自分の苦手を克服できるんじゃないかと思ったんです。

オープンハウスのことは、名前を聞いたことがある程度で、何の予備知識もありませんでした。就活を始めた当初は不動産業界を全く見ていませんでしたが、合同説明会でたまたまオープンハウスのプレゼンを目にし、会社の方針やその社員が話す仕事への熱意に心打たれたんです。それで、選考を受けてみることにしました。

一番の決め手は、採用面談で出会った先輩方がとても格好良くて。頭の回転が早く話し方もハキハキとしているし、表情も明るく、仕事を本気で楽しんでいることが分かり、「自分もこんな社会人になりたい!」と思いました。

―オープンハウスでは、入社1年間の成績が新人賞で評価されますが、野武さんもそのレースに参加したということですよね。

はい。絶対に新人賞を獲ろうと思っていました。新人賞を獲ると、2年目ですぐマネージャーに昇格できるんです。仕事で軌道に乗るためにも必要だと思って狙っていましたが、結果は3位に終わりました。1位との差が大きく、思わず涙がこみ上げてしまうくらい悔しかったです。

その悔しさをバネに、2年目からは仕事の仕方を変えました。1年目の頃は人より時間をかけて量をこなす努力が大事だと思っていたけど、2年目からは、時間と質のバランスを考えながら仕事をしています。

時には仕事で落ち込むこともありますが、部下一人ひとりと向き合ってくれる上司や、数字が伸び悩んだ時に励ましてくれる先輩にも支えられ、今頑張れていると思います。

―新人賞を獲れなくても、大きな学びを得られたんですね。現在、人と話す苦手意識を克服したと思う瞬間はありますか。

まだ完全には克服していないのですが、以前よりはかなりマシになったと思います(笑)。人と目を合わせられないくらい内気な性格でしたし、入社前の面談でも社員からよく「暗いよ!」と言われていました。ですが、今ではオープンハウスの同僚だけではなく、久しぶりに会った学生時代の友だちにも「前向きになったね」と言われるようになりました。仕事を通して成長できたのかな、と素直に嬉しく思います。オープンハウスにはポジティブで積極的な方が多いので、自分も感化されて性格が変わりつつあるのかもしれません。

女性のお客さまに共感し寄り添う営業スタイルが武器

―マンション開発事業部の人員構成について教えてください。女性社員も多いのでしょうか?

営業部の人員が一番多く、80名とかなり大きな割合を占めています。一方、企画部や建築部など管理部門は、10人に満たない少数精鋭のグループです。男女比は6:4程度で、仲介の戸建て部門よりマンション開発事業部のほうが女性の割合が多い印象です。

―女性の営業だからこそ活躍できると思う点や、やりがいを感じられる点はありますか。

都内では近年、マンションを購入する単身の女性が増えています。いざマンションを購入しようと一歩を踏み出した時、細かい悩み事を相談しやすいというのは、女性の営業ならではの強みかなと思っています。なので、マンションを購入したいと思う女性の気持ちに共感し、寄り添うことができると自負しています。

―女性をサポートする制度にはどのようなものがありますか。

若手の社員が利用しやすいのは、生理が重いときに有給休暇を取得できる「LDH休暇」ですね。先輩の中には産休・育休を取っている方も多いですし、復帰率もとても高いです。それは、戻ってきやすい環境であり、戻ってきたいと思える会社でもある何よりの証拠だと思っています。また、制度ではありませんが、女性の先輩が「最近困ったことない?」「何でも相談してね」と度々声をかけてくれるところも、オープンハウスならではのカルチャーと言えるかもしれません。

会社にとって不可欠な人材になり、管理職まで駆け上がりたい

―入社してみて改めて感じる、オープンハウスの「いいところ」があれば教えてください。

働くことに前向きな人が多く、自分の気持ちを引き上げてもらえるところです。仕事に対する「当たり前」の基準が高いので、自分もレベルを上げていかなければと気が引き締まります。実力主義なので、学歴や性別に関係なく成果で判断される点や、前述のようにライフステージが変わっても働き続ける女性が多いことも安心感があります。

ちなみに研修も充実していて、入社前に宅地建物取引士(宅建)を取得できるよう、月に一度のペースで研修が行われ、勉強法に関する講義や勉強の振り返り、模試などを会社がサポートしてくれます。他にも、社会人マナーや、日経新聞の読み方など、社会人のスタートダッシュを切るのに役立つ講座がありました。

―働く意欲をフォローする制度や環境が整っているんですね。そんなオープンハウスにマッチする人材はどんな人だと思いますか。

よく言われることですが、やる気があって素直な人です。先入観を持たずに、いろいろな知識をスポンジみたいに吸収できる人が人材としても求められますし、そういう人が上の立場にいます。さらに「お金を稼ぎたい」「裁量の大きい仕事がしたい」など動機は何でもいいですが、仕事に全力で打ち込みたいと思っている人もオープンハウスにマッチすると思います。

―ありがとうございます。最後に、野武さんご自身の将来の展望について教えてください。どのようなキャリアパスを描いていますか?

私は、20代のうちに管理職になりたいと思っています。あと2年以内に係長、さらに3年以内に課長という風に、スピーディーに駆け上がっていくことが理想です。今は「この人にならこの仕事を任せたい」と思われる信頼があり、会社にとって必要な人材になることが一番の目標。そのためにも、営業力や人間力をもっと磨いていきたいですね。

実力主義の環境が若手の「成長したい」という意欲を引き出す

キャリアパスに関する問いに、「管理職になりたい」と即答した野武さん。引っ込み思案な自分を変えたいと思って入社したオープンハウスの環境が、彼女のやる気を引き出し、成長を促しているようです。野武さんのように、仕事を通して自分を磨きたい人、弱みを克服しながら上を目指したい人こそ、皆が前向きに働くオープンハウスの環境できっと輝けることでしょう。