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文化を知る

自分の仕事が生み出す価値を感じたい。一度会社を退職し、カムバックした社員が語るオープンハウスの魅力

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オープンハウスには、一度退職した社員が復職するのを歓迎する「カムバック制度」があります。2016年4月に新卒でオープンハウスに入社し、他社へ転職した後に中途採用枠でカムバックした大畠葵さん。現在はウェルスマネジメント部で活躍している大畠さんに、他社を経験したからこそはっきりと見えたオープンハウスの魅力や仕事のやりがいについて聞きました。
(2023年11月に取材)

記事サマリー

  • ミッションは、国内の投資家にアメリカ不動産投資を身近に感じてもらうこと
  • 他社に転職したことで、オープンハウスのスピード感を強く実感した
  • 行動力と前向きな姿勢が、組織と個人が急成長できる理由
  • できるかどうかは関係ない。まずは目の前のチャンスに飛び込んで

この記事に登場する人

  • 大畠葵

    2016年4月に新卒入社。開発事業部で営業職とバックオフィス業務を経験後、オープンハウスを退職し、大手子会社のディベロッパーへ第二新卒枠で入社する。その後、2019年3月にオープンハウスへ中途採用枠で再入社し、現在はウェルスマネジメント事業部で主に物件の管理業務を担当している。

ミッションは、国内の投資家にアメリカ不動産投資を身近に感じてもらうこと

―まずは、大畠さんが所属しているウェルスマネジメント事業部の事業内容を教えてください。

ウェルスマネジメント事業部は、日本国内の投資家に向けてアメリカ不動産を販売する事業を行っています。私たちが掲げるミッションは「アメリカ不動産をもっと身近に」。アメリカ不動産投資は、物件を自分の目で見に行くことが難しく、初めて購入を検討されるお客さまにとっては、どんな物件をどこから買えばいいか、購入後の物件管理をどこに任せればいいかといった不安もあります。複雑な売買の手続きを英語で行うことに戸惑う投資家の方も少なくありません。

そこでオープンハウスでは、国内スタッフとアメリカにいる現地スタッフが密に連携を取りながら、物件の仕入れからご購入後の管理、ご売却までをワンストップで対応しています。日本人スタッフが対応するオープンハウスにお任せいただくことで、アメリカ不動産への投資を安心してスタートいただけるよう努めています。

―大畠さんの業務内容について教えていただけますか?

一言で言うと、お客さまが購入された物件の管理業務全般に携わっています。具体的には、物件の購入後に発生するクリーニングやメンテナンスにかかる費用の会計をクリアにしたり、それらをPL(損益計画)に計上したりといった業務を行っています。

当然ではありますが「黒字」には徹底的にこだわっています。事業部としての売上はもちろん、お客さまの利益効率もより上げるためにできることがないか常に探っているんです。

私が一番大事にしているのは、アメリカにいる現地スタッフとのコミュニケーションですね。アメリカには約100名の現地スタッフがいて、賃貸、メンテナンス、修繕、会計などのチームに分かれています。利益効率を最大化するためには、まずは現場を知る現地スタッフから課題や現状を細かくヒヤリングすることが大事。今年は2回アメリカに出張し、1カ月ほど滞在して現地スタッフと現場を見ながら改善策を検討してきました。

他社に転職したことで、オープンハウスのスピード感を強く実感した

―大畠さんが、新卒でオープンハウスに入社した際の決め手は何でしたか?

正直に言うと、学生時代はオープンハウスどころか不動産業界にも興味がなかったんです(笑)。いわゆる「キラキラOL」に憧れて、華やかな商社への就職を夢見ていました。でもある時たまたま参加した就活のオープンセミナーで、自分の仕事について心から楽しそうに話すオープンハウスの社員を見て、その姿に一気に興味をひかれて選考に応募しました。

最終的に、もともと志望していた商社とオープンハウスの2社で迷いましたね。それでも最後にオープンハウスを選んだのは、こちらの方がより楽しい社会人生活を送れると直感したから。オープンセミナーで見かけた先輩社員の姿が、本当に印象的だったんです。それに1週間のうち7割ほどの時間を仕事に費やすことになるのだから、より自分が全力で前向きに取り組めそうな仕事を選びたいと考えたんです。

―入社後2年で別の会社へ転職し、その後オープンハウスに再入社されたんですよね。カムバックした理由を教えてください。

転職先は、商業施設や物流倉庫など大規模物件を扱うディベロッパーでした。大手子会社ということもあり、既存の商業施設の賃料収入だけで社員の給料が払える状況で、新しい挑戦にはあまり前向きではない組織だったんです。プロジェクト一つを進めるにしても、稟議に数カ月かかることは当たり前。オープンハウスは決断スピードが速い会社でしたからギャップを感じましたね。もちろん、じっくりと人を育てたり、体系だったものを学んだりするには良い環境だったと思います。

ただ、ふと「私の給料ってどうやって生み出されているんだっけ?」というところに立ち返ると、自分の仕事の価値を実感しづらい部分があったんです……。ビジネスが進むスピード感や成長意欲の高い社風、そして「自分が価値を生み出している」という手応えが恋しくなってオープンハウスに戻ることを決めました。

行動力と前向きな姿勢が、組織と個人が急成長できる理由

―他社を経験したからこそ、オープンハウスの魅力を再発見したんですね。中でもオープンハウスの一番の強みだと思う点は何ですか?

やはり物事がスピード感をもって進んでいくことですね。どんな会社でも、何か大きな決定を下す過程には小さな決定がいくつもあるもの。だから一つひとつの決定をいかにスピーディーに下せるかは、仕事全体の効率に大きく影響すると思うんです。

また、組織として前向きで行動力がある点も良い風土ですよね。私はもともと先のリスクを考えて立ち止まってしまうタイプなのですが、オープンハウスでは「とりあえずやってみようよ!」と仲間が背中を押してくれるから、シンプルな気持ちで自分がやるべきことに着手できます。やることが決まったら、いつまでにやるかが決まり、期間に対してどう段取りを組めば間に合うのかを考え、実際に行動する。この過程を全社員が主体的に実践していることが、組織や個人がぐんぐんと成長する理由なのかもしれません。

―大畠さんご自身が、オープンハウスに入って成長した部分は何だと思いますか?

周囲とのコミュニケーションの取り方が変わりましたね。以前は自分の意見を押し通しがちでしたが、今は仕事上で必要な時には自己主張しつつも、それ以外は一歩引いて周囲の意見に耳を傾けることを覚えました。

きっかけは、ウェルスマネジメント事業部で初めての部下ができて、マネジメントする側に立ったことです。メンバー全員が同じスキルや価値観で働いているわけではないので、それぞれの個性を生かすために、まずは相手の話を聞いて人となりを知ろうと思ったんです。初めは努力が必要でしたが、今ではアメリカにいるスタッフやさまざまな関係者との調整をスムーズに行うスキルにも繋がっています。

できるかどうかは関係ない。まずは目の前のチャンスに飛び込んで

―大畠さんから見て、ウェルスマネジメント事業部に向いているのはどのような人だと思いますか?

自分から問題を見つけにいき解決策を講じることができる人、そして俯瞰して全体像を把握できる人も向いていると思います。日々忙しく働いているとつい目の前の業務で頭がいっぱいになってしまい、それ以外の大事なことが見えなくなってしまいます。仕事の本質やあらゆる可能性を見逃さないためにも、視線を巡らせる力は必要だと思いますね。

―では、オープンハウスに合う人材とはどんな人でしょうか?

ずばり、前向きな人です。人間誰しもできないことの方が多いわけですから、できるかできないかは置いておいて、まずは試してみることが大事だと思います。何事にも果敢に挑戦する前向きさがあるといいですよね。オープンハウスの扉を叩こうとしている時点で、きっとその素質があるはずです!

私も初めは「試しに応募してみようかな」という気軽さでオープンハウスの選考を受けました。そして入社して、転職し、また戻ってきて……私のキャリアは行き当たりばったりにも見えるかもしれません。でも、目の前にあるチャンスは逃さない方がいい。再入社する社員を歓迎してくれるオープンハウスだから、私はその時々のチャンスに飛び込むことができました。

「またここで働きたい!」と思わせてくれる会社

大畠さん以外にも、他社を経験した後に「またオープンハウスで働きたい!」と戻ってくる人は珍しくなく、ついに昨年「カムバック制度」として整えられました。働くとは何か、組織とは何か、そうした社会人として大切にしたい理念と向き合った時、オープンハウスで働く魅力がより強く感じられるはずです。