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組織を知る

業界歴約30年。不動産のプロに聞く、オープンハウス独自の強みと企業カルチャーとは

  • #ビジネス戦略
  • #中途採用
  • #社員インタビュー

新卒で大手不動産会社に勤務後、中途採用でオープンハウスに入社した赤塚さん。現在は営業本部の部長として、会社を裏側から支えるさまざまな業務に携わっています。同業他社に長年勤めた不動産業界の大ベテランだからこそ実感する、オープンハウスならではの強みや企業カルチャーについて聞きました。

記事サマリー

  • 営業本部の部長として裏側からオープンハウスを支える赤塚さん
  • 同業他社も含め、30年近い不動産業界歴の大ベテラン
  • 他社にはない独自の強みは、横断的チームワークと圧倒的スピード感

この記事に登場する人

  • 部長

    赤塚 晴大

    2014年4月にオープンハウスへ中途入社。新卒で入社した大手不動産会社での経験を含め、不動産業界歴約30年の大ベテラン。現在は営業本部の部長として、営業の現場を支える仕組みづくりや充実したカスタマーサービスの構築などに力を注いでいる。

“守りの業務”を一手に担う、頼れるなんでも屋

―赤塚さんは現在、営業本部の部長を務めているとのことですが、具体的にどのようなお仕事をされていますか?

オープンハウスの営業本部は、基本的に戸建て住宅の仲介・販売事業を行なっており、専務を務める本部長の下に私を含め3人の部長がいます。

営業というのは基本的に会社に利益をもたらす“攻め”の仕事ですが、そうした攻めの業務を円滑に遂行するためには、“守り”の業務も必要になってきます。各部長にはそれぞれ得意分野がありますが、私自身はそのような縁の下で会社を支える“守りの業務”を一手に引き受けています。

これまでやってきた主な業務を挙げると、別会社に出向して長期国債金利住宅ローンの代理店ビジネスを立ち上げたり、お客さま向けの会報誌を作ったり、さまざまな業務に携わってきました。また、お客さまからのクレーム対応などを引き受ける「顧客満足総合推進室」も私の管轄です。そうした守りの業務ばかりではなく、地方で新しく立ち上がった営業所に出向いて営業ノウハウの共有を行なうなどの攻めの業務のサポートも行なっています。

オープンハウスにおける「なんでも屋」みたいなポジションですが、上から言われてやっているような仕事はひとつもありません。入社面接時に「赤塚さんだからできること、やりたいことを自由にやってください」と言われたのですが、その言葉通り、私自身が会社のためになると思ったこと、お客さまのためになると思ったことに自由に取り組ませてもらっています。

―赤塚さんが業務の中で大切にしていることはどんなことでしょうか?

戸建て住宅は金額も大きいので、お客さまにとって、人生でそう何度も購入する機会がある商品ではありません。だからこそ、お客さまの不安や困りごとに真摯に耳を傾けて、柔軟かつ適切な対応を行うことが大切だと考えています。

例えば、顧客満足総合推進室でのクレーム対応を例に挙げると、そこにおける対応はマニュアルだけでカバーできるようなものでは決してありません。不動業界で働いてきた仕事人としての経験はもちろん、自分自身のこれまでの人生経験を以って、お客さまと向き合わなければならない。言い換えるなら、AIでは正解が出せないような、人間だからこその価値が試される仕事だとも言えます。

100人と話せば、100通りの課題、100通りの解決策が見えてくる。私は40代を迎えてオープンハウスに中途入社しましたが、人生経験という意味では、私のようなおじさんだからこそ提供できる価値もあるな、と感じています。

部署にとらわれない横断的チームワークと圧倒的ビジネススピード

―新卒から17年間、他社の不動産企業に勤められていたそうですが、同業他社での経験も長い赤塚さんから見たオープンハウスならではの強みとは何でしょうか?

一番は、部署の垣根を越えた横断的チームワーク。日頃から営業部門、設計部門、施工部門、リスク管理部門などが部署やグループ会社の垣根を越えて、横の連携を取りながら一丸となってお客さまと向き合っている。この点は他の大手不動産企業にはない、オープンハウスならではの強みだと感じています。

私たち営業本部は家を売ることがミッションですが、お客さまに家を売る際に、決して営業主導だけで物事を決めるわけではありません。逆も然りで、現場のお客さまのことをよく知らない人たちだけで物事を決めてしまったら、お客さまのニーズとはかけ離れた提案になってしまうこともある。

だからこそ、オープンハウスは横の連携を重視しているわけですが、大きな会社にありがちな足の引っ張り合いや、セクショナリズムみたいなものを感じたことは一度もありません。

みんなが横並びで、お互いにリスペクトを持ちながら、お客さまにとって本当に価値ある提案のあり方を探求している。

一般的な大企業であれば、会社として何か大きな目標を掲げた時に、それに本気で取り組もうとする社員はよくて2〜3割程度ではないでしょうか。しかし、オープンハウスは社員全員の本気度の“濃度”が違う。だからこそ、変なしきたりやルールにとらわれず、密な連携ができるのだと思いますし、圧倒的な成長スピードを実現できているのだと思います。

これは創業当初から、100人規模、1000人規模と会社が育っていく過程で、荒井社長が一貫して同じメッセージをぶれることなく発信し続けているからだと個人的には感じています。かといって、社員同士が変に距離が近いわけでもなく、飲み会などは滅多にない。そういう意味では不思議な会社かもしれません(笑)。

―ビジネスのスピード感という意味でも、やはりオープンハウスは他社と比べて違うのでしょうか?

「部署をまたいだ連携・一貫体制」を強みとしてうたっている不動産会社は他にもあるとは思いますが、そこにおけるスピード感は段違いです。通常の会社なら「週単位」で判断の時間を要することでも、オープンハウスは「日単位」です。

その日初めてお会いしたお客さまが「この物件、すぐに買いたいです!」と即日購入を決めてくれたことがあったとしても、通常の不動産会社では書類準備・作成の兼ね合い上、スピーディーな契約をサポートすることが出来ません。

しかし、オープンハウスの場合はお客さまが「すぐにでも物件を買いたい」と言えば、その日のうちに契約まで持っていける。逆にオープンハウスではそれが当たり前なんです。他社と比べて圧倒的に、ビジネスにおける時間軸の作り方が違う。これは入社して一番のカルチャーショックでした。

やはりスピード感というのは、お客さまに対する誠実さの証でもありますし、そうしたスピード感を実現できているのは、常識的には難しいとされている壁にぶち当たっても、「じゃあ、どうしたらできるのか?」をとことん突き詰めて考える企業カルチャーがあるからこそ。

そのような文化を作り上げ、社内に浸透させているのはすごいことだし「だからこんなに会社の成長スピードが速いのか」と納得しました。

三振を繰り返しても、ホームランの可能性に賭けてくれる会社

―なぜ、オープンハウスはそのような他社にはない連携体制やスピード感を実現できているのでしょうか?

それはシンプルな理由で、業務の中で何かミスをしてしまっても、必ず次のチャンスを与えてくれる会社だからだと思います。私自身も中途で入社した当初は、ミスを犯さないようしきりに気にしていました。

だけど、オープンハウスは違う。野球に例えるなら、1打席目、2打席目で三振してしまっても、代打を出す選択はしない。次の打席でホームランを打つ可能性に賭けてくれるわけです。だから、社員が安心してのびのびとチャレンジができるし、無駄な足の引っ張り合いも起きない。

そのようなカルチャーがあるからこそ、社員も自分だけで解決できないお客さまのお困りごとがあれば、躊躇なく別部署の人と連携するなど、柔軟な動きを取れるのだと思います。

私自身も「お客さまが困っていたら、まずは何を置いても助けて差し上げよう」と、邪念なくお客さまと向き合うことができるようになりました。

加えて、オープンハウスは社員をガチガチにマニュアルで縛るような会社ではありません。

基本的なルールは大きく3つ。1つ目は遅刻をしてはいけない。2つ目は会社に噓をついてはいけない。そして3つ目はお客さまを騙してはいけない。どれも世の中的には当たり前のことばかりですが、こうした当たり前を愚直に徹底する。

このようなわかりやすさも、オープンハウスの魅力だと感じていますし、のびのびと働きたい人にとっては、このわかりやすさに魅力を感じる人も多いと思います。

50歳を迎えて、一番ポジティブに仕事と向き合えている

―赤塚さんの目から見て、オープンハウスにマッチする人材・一緒に働きたい人材とは、どんな人ですか?

自分で自分に限界を設けず、常にチャレンジできる人。難しいチャレンジを前にして「自分にはできない」と委縮してしまうのではなく、のびのびとチャレンジできる環境自体を楽しめる人ですね。

私は現在52歳ですが、20代、30代、40代と仕事人生を年齢単位で区切った時に、今が一番ポジティブに仕事と向き合えています。

手前味噌ながら、20代の頃の私は営業成績が周りの人よりも頭一つ抜けていました。しかし、20代の私が今のオープンハウスに入社するのは難しかっただろうな、とも感じています。なぜなら、当時の私はお客さまのことではなく、数字のことしか考えていなかったから。当時の自分のお客さまに対する向き合い方と、オープンハウスで働くようになってからのお客さまへの向き合い方は全然違います。

簡単に言えば、お客さまが幸せになると思えば売るし、幸せにならないなら売る必要はない。そのような、いわば“品行方正”なあり方ですね。そして、現在のオープンハウスで働く若い社員の多くが、そのような品行方正なあり方を身につけている。私はそう感じています。

お客さまからの電話に、長時間でも一生懸命付き合うひたむきさ。伝票処理などの単純な事務作業でもスピードアップのための創意工夫を考えたり、コピー機の用紙が切れたら営業担当者でも率先して補充に走ったりするような、オープンハウスはそんな空気の会社です。

そんな空気感が生まれているのは、自分たちの一つひとつの行動が、会社の成長と未来につながっている実感をみんなが持てているから。会社の成功を自分自身の成功体験として捉えられる。そんな幸せな環境があることは、他の会社にはない、とても大きな魅力だと思います。

難しい壁を前にしても、ミスを恐れず、チャレンジを楽しむこと

「縁の下の力持ち」的な存在として、オープンハウスを支える赤塚さん。他社にはないオープンハウスの強みは、柔軟なチームワークと圧倒的な事業スピード。そして、それを可能にしているのは、ミスよりもチャンスを与えることを重視する企業カルチャーだと語ってくれました。ミスを恐れず、困難なチャレンジ自体を楽しめる。そんな人材をオープンハウスはお待ちしています。