予算策定や業績管理を通じて会社を“裏側”から支えながら、より組織にインパクトを残せる人材を目指す

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遠藤 真美子氏

オープンハウスグループには、営業職や建築職はもちろん、エンジニアやマーケター、デザイナーといった専門性の高いスキルを持った社員や、バックオフィスから会社をサポートする社員など、さまざまなプロフェッショナルたちが集まっています。

コーポレート部門で働く社員に、オープンハウスへ入社を決めた理由や、仕事のやりがいなどについて聞きました。

経営管理部
2020年新卒入社
主任
遠藤 真美子Mamiko Endo

大分県出身。一橋大学商学部卒業後、新卒でオープンハウスグループに入社。ソリューション事業部に配属となり、収益不動産の営業に従事。2022年10月に経営管理部に異動し、戸建事業・収益不動産事業・グループ会社などの予算策定や業績管理を担当。

※役職は2024年7月時点のものになります。

高い目標を本気で目指す社員の熱量に惹かれて

−オープンハウスグループに新卒入社した理由について教えてください。

私はオープンハウスグループの成長性と社員の熱量に惹かれて入社を決めました。

もともとディベロッパー事業に興味があったことから、就活中は不動産業界の企業を中心に見ていました。当時のオープンハウスグループは売上高5,000億円台と現在の半分にも満たない売上規模でしたが、業界の中でも突出して成長していたところに興味を持ち、選考を受けました。オープンハウスグループの社員に実際にお会いすると、他のさまざまな会社と比べて明らかに仕事への熱量と意識が高く「この熱量があるからこそ、ここまで成長しているんだ」という納得感がありました。

同時に当時のオープンハウスグループは、数年以内に売上高1兆円を目指すことを目標として掲げていました。それを聞いて「倍の売り上げなんて本当に達成できるの?」と最初は半信半疑でしたが、どの社員と話してもその目標を本気で達成しようとしていることが伝わってきました。「目標に対してここまで真剣に追いかけることができるんだ」と驚くと同時に、強く心惹かれました。
子どもの頃から「プライドを持てる仕事や会社を選びたい、一生懸命やり続けられる仕事に就きたい」という気持ちを漠然と抱いていた私にとって、オープンハウスグループの社員の姿はまさに理想だったのです。

−入社前に不安なことや入社後のギャップはありましたか。

当時のオープンハウスグループの新卒採用は営業職のみだったのですが、そこまでコミュニケーションが得意ではない私にとって「上手く営業ができるのだろうか?」という不安はありました。ただ、入る前からそれを気にしても仕方がないし、「ここで頑張るんだ」という覚悟さえ決めたら、あとはなるようになるだろうと思い切って飛び込みました。

実際に入社して早速、営業の難しさを肌で感じることになりました。同期が初契約を決めていく中で、自分はなかなか契約を取れず、目に見える形で「自分のできなさ」に向き合うことになりました。ただ、同じチームの上司や仲間との距離がとても近く、積極的に上司がアポイントに同席してサポートしてくれたり、どうやったらできるかをチームメンバーが一緒になって考えてくれたり、周りに支えられて乗り切ることができました。そういった社員の温かさは、入社後に感じた良い意味でのギャップです。

会社が目標を達成できるように、業績の進捗を管理する

−普段はどんな業務をされていますか。

私のメイン業務は予算を策定すること、そして、その予算通りに業績を達成していけるように進捗管理を行うことです。ざっくり説明するなら「今期は売上高○○億円を目指す」という方針を決めて、実際に決めた通りの売上を達成できそうなのか、順調に進捗しているのかを確認する、といったイメージです。

進捗が思わしくないのであれば、なぜうまくいっていないのか原因を分析し、どのようなリカバリー策を打てば良いか、経営陣に意思決定の参考となる情報を提供します。例えば、担当しているグループ会社が直近1カ月でどれだけ契約できたのかを集計し、その実績が良かったのか悪かったのか、どうしてその実績になったのかといったことを確認し、レポートしています。

他にも、全社イベントで経営陣から社員に向けて会社の業績や目標を共有する際の実務面でのサポート業務なども行っています。

−1日のスケジュールを教えてください

1日のスケジュール

9:00
部署ミーティング
9:30
メールチェック、タスクの整理
10:30
予算作成業務の引継ぎ
12:30
昼食
13:30
全社契約実績の集計・レポート
16:00
学生との面接
17:00
グループ会社の実績確認
19:00
退社

思考力を鍛えながら、経営管理部の主戦力となる

−今後の目標について教えてください。

今は、この部署で更なる戦力になることが目標です。営業時代は、1棟契約すればその売上分は会社に貢献できていることが数字としてわかりました。しかし、経営管理部の業務の多くは「自分の成果によって会社の利益がこれだけ増えた」と数字でわかりやすく見えるものではありません。だからこそ、私が集計や分析を行ったデータを経営陣にレポートする際に「今後の会社の経営について、自分なりの考えを持って提案する」という、より主体的な姿勢が求められているように思います。

そこに一歩でも近づくために、さらなる勉強を積んで必要な知識を身につけ、思考力を鍛えていきたいと思います。まずは身近かつ一番わかりやすい具体的な目標として、簿記一級の取得を目指しています。

−就活生に向けてメッセージをお願いします。

就活では自分の軸がわからず悩んだり、志望する会社に受からず落ち込んだり、悩むことがたくさんあると思います。悩み方は人それぞれ違うと思いますが、一番大事にしてほしいのは「最後は自分が納得した会社に入る」ということです。

私自身の就活を振り返ってみても、自分の軸がずっとわからず迷走していた時期があります。迷走は短いに越したことは無いですが「自分が迷走している」と思ううちは、諦めずに自分が納得できる答えを見つけようと最後まで足掻き続けることが大切です。

また、今では採用面接で学生の方とお話しする機会も増えましたが、学生の皆さんにはぜひ本音で話してほしいなと思います。将来一緒に働くかもしれないその人が、どんなことをどんなふうに考える人なのか、私は深く知りたいです。あまり深刻にならず、たまにおいしいものでも食べて息抜きしながら、就活を頑張ってください。

その上で、オープンハウスグループの社員として皆さんと一緒に働く日が来たら、私は心からサポートします!