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組織を知る

実力主義だからこそ、性別は関係ない。営業経験者3人が語るオープンハウスの制度やカルチャー座談会(後編)

  • #ダイバーシティ
  • #社内制度
  • #社員座談会

オープンハウスには営業の最前線で活躍している女性社員が多数おり、そうした女性社員を支援する制度にも力を入れています。では、実際にここで活躍する女性社員は、オープンハウスの仕事環境をどのように感じているのでしょうか。前後編に分けてお届けする女性社員3名による座談会記事の後編では、制度面から社風まで、オープンハウスにおける「女性の働きやすさ」について語ってもらいました。
(2024年3月に取材)

記事サマリー

  • オープンハウスに存在するさまざまな女性支援制度とは
  • 性別関係なく、目の前の仕事に全力で取り組める環境がある
  • マネジメントにおいては部下を「理解」することを大切に

この記事に登場する人

  • 大野真名実

    ソリューション事業部 首都圏営業第1部 第1チーム マネージャー 課長。2017年に新卒入社し、ソリューション事業部で営業実績を積む。2年目よりチームを率いるポジションに就任。

  • 藤井ひかり

    人材開発部 課長。歯科衛生士から転職し、2019年にオープンハウスへ中途入社。名古屋支社のマンション開発事業部で、マンション販売の営業に従事する。2024年1月より人材開発部で中途採用を担当。

  • 砂原桃子

    人材開発部 係長。2019年に新卒入社し、ウェルス・マネジメント事業部に配属、アメリカ不動産投資事業に関わる営業を務める。2023年10月より人材開発部で新卒採用を担当する。

働く女性をサポートするオープンハウスの制度の数々

―オープンハウスには、どのような女性社員の支援制度があるのでしょうか。

藤井:例えば、女性社員が妊娠・出産・育児といったライフイベントを迎えたとき、労働時間を4時間(※営業職は2時間まで短縮可能)まで短縮できる「OPENキャリア制度」というものがあります。働く時間帯を自分で決められるので、保育園の送迎に合わせて仕事時間を調整するといったことも可能です。

大野:私は今後、子どもが生まれても仕事を続けたいですし、この制度はいずれ活用したいと考えています。また、その姿を後輩に見せることで、「この会社では仕事と家庭を両立できるんだ」と感じてもらえると思います。

藤井:産休・育休からの早期復帰をサポートする制度もあります。子どもが生後1歳未満の時点で仕事に復帰する場合は、月2万円が支給されるほか(※生後1歳未満での復帰かつフルタイム勤務での復帰の場合)、婦人科検診の費用補助や、ベビーシッター手当なども用意されています。

それ以外にも、出産時にお祝い金を支給する「出産祝い制度」や、月1で利用できる制度として、生理休暇を有給扱いの特別休暇として利用できる「LDH休暇」などもあります。

砂原:私はもともと、将来家庭を持ったときの働き方まで深く考えていませんでした。ですが、年齢を重ねるうちに、オープンハウスでも育児をしながら働けるのか気になり始め、先輩の女性社員に話を聞いてみたんです。そこでこれらの制度を知り、安心しました。

藤井:ちなみに、どんな人に話を聞いたんですか?

砂原:育児をしながら営業で活躍している上司です。その方はOPENキャリア制度を使っていて「時短勤務をしながらも、工夫次第で実績を上げることはできるし、育児と両立できるので心配ない」と話していましたね。仕事と家庭の両立が難しそうなら転職も考えなければと思っていたので、不安が消えて良かったです。

私が今いる部署も、女性社員のほぼ全員が産休・育休から復帰しています。全員で職場に戻りやすい環境を作ろうとしているので、こうした事例がさらに増えていくといいですよね。

―制度以外の「社風」や「評価」の面で、女性の働きやすさを感じることはありますか。

砂原:働く女性にとってのメリットはたくさんあると思います。まず何より、男性でも女性でも、結果を出せば収入アップにつながりますし、そこに差はありません。

藤井:それは本当に感じますよね。いわゆる「事務作業は女性がやるもの」という古い感覚は社内に全くありません。オープンハウス自体が実力主義であり、結果で評価されるので、社員全員が結果につながる仕事をしようとしています。それ以外の仕事はみんなで平等に分担するような文化が根付いていますね。

実力主義の会社だからこそ、頼り甲斐のある上司がいる

―オープンハウスに入社する女性社員に必要な心構えやアドバイスはありますか。

砂原:仕事なので、大変なことや悩むこともあると思います。それでも、目の前の一つひとつの課題に対して、諦めずに向き合ってほしいですね。壁を乗り越える度に、新たな学びを得られると思っています。もちろん、1人で対処するのが難しいときは上司が支えてくれます。オープンハウスには周囲の人々のサポートを受けながら、自身も努力できる環境が整っているように思います。

大野:オープンハウスは年功序列ではなく、結果を残した人が上に行きます。つまり、実力も経験も豊富な人が上司になっているからこそ、部下は困ったときに頼れますし、アドバイスもタメになるものが多いですよね。

藤井:上司の言葉にすぐに納得できない場合でも、後になって腑に落ちて、アドバイスをくれた上司に感謝することってありませんか?

大野:あるあるですね(笑)。

藤井:それにオープンハウスは結果を出せば出世のスピードも早いので、すぐに次のステージがやってきます。プレイヤーから管理職になるなど、立場や視点が変わると、過去の上司の言葉の意図が分かるという経験を何度もしてきました。この会社の昇進制度自体が、上司との良好な関係にもつながっていると思います。

砂原:めちゃくちゃわかります。私も仕事で失敗すると、まず脳裏に浮かぶのは上司の顔なんです。ネガティブな意味ではなく、「自分のせいで困らせたくない」「上司の期待を裏切りたくない」とポジティブに感じるといいますか。私自身、会社の人間関係にストレスを感じないのも、上司と部下の風通しの良さがあるからだと思います。社員全員が結果を出すことに集中しているので、変な根回しや派閥のようなものを感じることはほとんどありません。人間関係の面倒くささがないのもオープンハウスのいいところです。

―ちなみに、皆さんも管理職であり、メンバーをマネジメントする立場にあります。上司として気をつけていることはありますか。

藤井:基本的なことですが、「ありがとう」と「ごめんね」をきちんと言うようにしています。感謝の言葉を口にする、間違ったら謝る。部下とチャットする際も、必ず最後に私が返信して終わりにしますね。“上司と部下”という上下関係で考えず、人としての礼儀やマナーを守って接しようと心がけています。

砂原:社会人としての基本だけど、そういうのってなかなか忘れがちなことですよね。私の場合は一緒にいる時間を重要視しています。営業でもお客さまとの「接触時間」の質を高めるのが大切と言われますが、それは部下も同じだと思うんです。部下が悩んでいたら一緒にご飯に行って話を聞くこともあります。もちろん無理に誘うことはありませんが、部下が望むときは時間を気にせず一緒に過ごしますし、私自身もそれを楽しんでいます。

大野:私は「相手を理解すること」をマネジメントにおいて大切にしています。今までに部下がどんな経験をしてきて、どんな考え方を持っているのか、これまでの土台を知らないと適切なアドバイスもできません。その上で、その人に合わせたより良い伝え方を考えていますね。


女性社員のロールモデルとして、今後目指すこと

―皆さんの「今後の目標」はありますか。

大野:これからも営業として活躍し続けたいですし、プライベートでは、コロナ禍で海外旅行に行けなかったので、あと2年くらいはいろいろな国を旅行したいです。いずれは子どもも持ちたいですし、やりたいことが尽きませんね(笑)。オープンハウスの制度をうまく活用すれば、時短でも十分仕事は続けられますし、メールやオンラインも使ってカバーできると思います。いずれ私が産休・育休に入ってもチームが回るよう、今からしっかりと後輩を育てていきたいですね。

砂原:私たち人材開発部の現在の目標は「歴代最高の採用を実現すること」です。そのためにチーム一丸となって頑張りたいですね。個人的には、役職も上げていければと思います。

藤井:砂原さんの言ったことに加えて、私はまだ人材開発部に来て日が浅いので、まずは部署の役割や自分の仕事をより深いレベルで理解していきたいと思います。その上で、人材開発部での成功とは何か、その中での私の役割は何かを見つけることに集中したいです。

―では最後に、これからオープンハウスに入社する人へメッセージをお願いします。

砂原:仕事に前向きな人、自分の可能性にフタをしない人に来てもらえたらうれしいです。誰でも仕事で失敗しますし、初めはできないこともたくさんあります。そこで諦めず、「次で挽回しよう!」という意気込みで頑張り続けることが大事です。そうやって成長できる会社だと思います。

大野:いいですね。私は向上心があり、素直な人はオープンハウスにマッチすると思います。素直というのは例えば、上司のアドバイスを真っ直ぐ聞けることです。そういう人は伸びていくと思いますし、一緒に働く私たちもモチベーションが上がるので大歓迎です。

藤井:そうですね。個人的には、負けた経験がある人は強いと感じます。人間のエネルギーが発揮されるのは、「誰かに負けたくない」「苦手を克服したい」という逆境に立たされたときだと思うんです。失敗を受け入れるからこそ、自分の実力や弱点を分析して、改善のために行動できる。そんな負けん気のある人たちと一緒に、会社としてのさらなる成長を目指していきたいですね。


さまざまな観点から「女性の働きやすさ」を実現するオープンハウス

制度や評価、同僚との人間関係など、女性社員3人の目線から「オープンハウスの働きやすさ」についてさまざまなことを語り合ってもらった座談会。女性をサポートするさまざまな制度面はもちろん、性別や年齢、キャリアに関わらず、公平かつ実力主義のカルチャーがあるからこそ、女性がイキイキと活躍できる環境が整っているといえます。今回登場してくれた3人の社員が、女性社員のロールモデルとして活躍していく姿にも期待です。