どこよりも
フェアに、真剣に。
有力な土地売却情報を
得るために。

どこよりも
フェアに、真剣に。
有力な土地売却情報を
得るために。

Yuki Okazaki

開発事業部 係長
2020年入社
人間社会研究科相関文化論修了

Interview

#03

諦めずにやり切ることの大切さ。
誰よりも本気で向き合うことで壁を突破した。

「今の状況では、オープンハウスさんとの取引は厳しいでしょう」。

不動産仲介業者の担当者の言葉が、岡﨑の心に火を付けた。岡﨑の役割は、戸建用地の仕入れだ。不動産仲介業者が持っている土地の売却情報を入手するため、日々の飛び込み営業が活動の基本となる。その不動産業者は、すでに何度も足を運んでいる相手であり、土地の売却情報もキャッチしていた。しかし対象となる物件は、すでに競合他社と交渉が進んでおりオープンハウスが入り込める可能性は限りなく0に近い。しかし、四半期末は目前に迫っており、目標達成まであと一歩。係長としてチームをまとめる岡﨑に「諦める」という選択肢はなかった。

「土地の売買契約は最終的に土地の名義人と交わされますが、その土地の名義人はすでに亡くなっていたため売主は相続人でした。実は法律には“土地の売買契約において相続人であるという証拠が必要”と明文化されているわけではなく、いわばグレーゾーンなのです。しかし、契約において証拠が重要であることは紛れもない事実で、オープンハウスではこうしたケースの場合、必ず戸籍謄本を用意することを徹底しています。私は、競合会社が、“取得に時間と手間がかかる戸籍謄本”を用意せずに契約を進めようとしていた点に着目しました。戸籍謄本を取得すれば状況は変わると」

対象となる土地は千葉県だったが、相続人の所在地は新潟県。期末までの時間が迫るなか、岡﨑は新幹線に飛び乗り、一路越後湯沢へ。役所にて事情を説明して、戸籍謄本を取得し、すぐに不動産仲介業者の元へ向かった。

「本当に新潟まで行って取ってきたのですね…」。担当者は驚きを隠せず、岡﨑にそう告げた。

「戸籍謄本を取得するためにスピーディに動いたことも評価していただき、結果として土地はオープンハウスに売却してもらうことができました。諦めないで良かった。このときほどやり切ることの大切さを感じたことはありませんでした。この成約によって、チームは目標を達成。係長としてのミッションを果たすことができました」

どうすれば、契約を取れるのか。
悩んだ末にたどり着いた答え。

こうしたエピソードを持つ岡﨑だが、実は入社後から順風満帆な道を送ってきたわけではない。オープンハウスの新入社員は、入社年の6月までに初契約を取ることが目標とされている。だが岡﨑は、新入社員当時それを果たせず、7月末になってようやく初めて成約した。

「どうすれば、同期のように契約を取ることができるのだろう。売却情報を入手するため、1日30~40社の訪問を続けていましたが、その活動量は同期も同じ。何か突破口はないか。自分にできることは何なのか。悩む日々が続いていました」

試行錯誤の日々が続く中、岡﨑がたどり着いたのが「他の人が思いつかない視点で差別化を図る」という答えだった。目を付けたのは、「社章」である。

「不動産仲介業者の社員の方々が胸に付けている社章を覚え、ビルのエレベーター前で待ち、声を掛けることを始めました。そうして効率性を高め、さらに名刺に印刷されている顔写真もすべて覚えました。そうすれば、街中で偶然出会っても声を掛けることができます。接触頻度も増やせるし、会話を重ねることで先方も緊張感が取れていますからコミュニケーションもスムーズ。また、私が突然声を掛けてインパクトを残すことで、記憶にとどめてもらおうと思ったのです」

もちろん、声掛けだけで契約に至るわけではない。声掛けは関係性構築の始まりに過ぎないが、いかに良好な関係を築けるかが、良質な売却情報の入手、そして契約へと繋がっていく。岡﨑の関係性構築のスタイルは、「取り繕わない」ということだ。

「表面上だけ取り繕って対応しても相手の心には響きません。相手の懐に一歩踏み込むことが大切だと思っています。その際に重要なことは、私自身を知ってもらい、相手を知ること。その過程で、身内のようにお互い助け合えるような信頼関係を築けば、先方とは交渉ではなく、相談を受けるようになっていくのです」

岡﨑が言うように、最近は飛び込み営業よりも、これまで良好な関係性を培ってきた不動産仲介業者からの相談、引き合いが多く、電話対応の業務が急増している。一方、係長として部下を育てることも岡﨑の重要なミッションだ。部下を育て着実に実績を伸ばした先に見据えていること――。それは、女性としては初めてとなる、「営業部長」への昇格だと、岡﨑は語る。

One Day Schedule

8:30
出社。メールチェック、一日の仕事の確認。
9:00
朝礼。
9:30
事務作業。不動産仲介業からの電話対応。
11:00
不動産仲介業者訪問のために外出。
12:00
昼食
13:00
午前中同様、不動産仲介業者を訪問。
約5社に飛び込み営業を行う。
17:30
帰社。電話対応、物件情報の整理。
19:00
部下の指導、相談事対応。
20:30
退社。

Off Style

日々のリフレッシュは、ジムでの筋トレ。仕事後に30分ほど汗を流しています。体力維持の目的もありますが、筋トレは仕事と同じで、頑張れば頑張った分だけ成果が出るところが自分に合っていると感じています。また外回りの営業での楽しみは、ランチ。担当エリア(渋谷界隈)で美味しい店に出会うことは、午後の仕事の活力源になっています。ランチに加えて、ちょっとしたおやつも楽しみの一つ。休日は一泊二日で、近場に旅行に行くことが多いですね。最近は箱根やディズニーランドを楽しみました。

Interview

社員インタビュー

圧倒的熱量を
武器に。

ソリューション営業部の安部は、各事業部において最も優れた実績をあげた新人に与えられる「新人賞」の獲得を、入社時に全社員の前で宣言していた。しかし入社1年目の後半、安部の順位はまだ3番手。期末まで後2ヶ月、日々、焦燥感が安部を襲っていた。

Yuki Abe

日本で一番
米国不動産を売る。

2017年、オープンハウスは、新たに米国不動産ビジネス事業をスタートさせた。国内の富裕層の資産形成を、米国の不動産投資を通じてサポートする事業だ。

Yosei Ito

活動量に
「効率」という視点を。

こうしたエピソードを持つ岡﨑だが、実は入社後から順風満帆な道を送ってきたわけではない。新入社員は、入社年の6月までに初契約を取ることが目標とされている。だが岡﨑は、新入社員当時それを果たせず、7月末になってようやく初めて成約した。

Yuki Okazaki

現場をまとめる
One Teamの意識。

一般に営業という仕事は、どうしても個人の成績が重視される傾向にある。個人同士が切磋琢磨して数字を競い合い、成績を伸ばしていくことは重要である一方で、オープンハウスの営業の現場にあるのは、強い仲間意識だ。

Keishi Isamu

地域共創の
あり方を追求する。

事業開発部では多種多様なプロジェクトが同時に進んでおり、その一つが地方共創事業だ。主に群馬県で展開しており、温泉街の再生やスキー場、キャンプ場の立て直し、廃校の利活用など、地方活性化に繋がる多彩な取り組みが進行中だ。

Yuka Matsuoka

「解約」から芽生えた
プロ意識。

新人として順調にマンション販売の実績をあげていた斉藤だったが、その日、数日前に成約したお客様から、突然「解約」を告げられたのだ。解約の理由は、「入社間もない新人が、高額かつ一生ものの買い物でもある家を売っているということに不安を払拭できないので解約させてほしい」というものだった。

Fuki Saito

本気の先に、
20代での営業部長が。

現在、開発事業部長を務める大島は、入社7年目、20代という若さで営業部長まで昇進している。戸建営業に配属後、着実に実績を築いてきたことで、毎年昇格を果たしてきたのだ。そんな大島が大切にしているのが「結果を出すためには、知識や経験、スキルは関係ない。熱意こそが重要であり、その継続こそが成長につながる」という想いだ。

Kento Oshima

社会に必要とされる
企業になるために。

オープンハウスは創業以来約四半世紀、事業を拡大し急成長を遂げてきた。売上高一兆円達成はすでに射程に入っている。そして「日本一へ」向けて、今後も成長は加速していくことは間違いない。しかし一兆円企業となったとき、これまでの歩みと異なる次元に入ると、吉田は語る。

Shintaro Yoshida