圧倒的熱量を武器に、
自分の限界に挑戦し続ける。
その継続が成長を
加速させていく。

圧倒的熱量を武器に、
自分の限界に挑戦し続ける。
その継続が成長を
加速させていく。

Yuki Abe

ソリューション事業部 主任
2021年入社
総合心理学部総合心理学科卒

Interview

#01

自ら宣言した「新人賞」獲得。
諦めず、本当の「本気」で挑み続けた。

先を行く、同期の背中はまだ遠くに見えた。しかし、ここで諦めるわけにはいかない――。

ソリューション営業部の安部は、各事業部において最も優れた実績をあげた新人に与えられる「新人賞」の獲得を、入社時に全社員の前で宣言していた。しかし入社1年目の後半、安部の順位はまだ3番手。期末まで後2ヶ月、日々、焦燥感が安部を襲っていた。

「ソリューション事業は、不動産流動化事業と呼ばれるもので、オフィスビルやマンション、商業ビルなどを1棟丸ごと仕入れ、リノベーションや賃貸付けをしてバリューアップを図り、投資家や企業等に販売して利益を確保するというビジネスモデルです。扱う金額は数億から数十億円にのぼるため、競合他社の担当者は数十年の経験を持つベテランばかり。オープンハウスでは、その業務を20代中心のメンバーが担当しており、私のような新入社員(当時)にとっては、毎日が挑戦の日々でした」

売却物件の情報を持っているのは、ビルオーナーと緊密な関係にある不動産業者だ。したがって安部の業務は、不動産業者にアプローチして売却情報を入手することから始まる。基本のスタンスは、不動産業者への飛び込み営業。いかに多くの不動産業者と接触するか、その数をどれだけこなせるか。接触頻度の多さが、物件仕入れの量に反映されていく。

「私は期末に向けて、時間と体力が許す限り飛び込み営業を続けました。それまで一日30~40社だった訪問を、50~60社へ。競合他社の多くは、1日数社の訪問が平均ですので、文字通り限界への挑戦だったと思います笑」

安部の猛追は、最後の2ヶ月で形となって現れる。過去に例を見ない連続成約を実現し、先を行く同期を追い抜き、新人賞を獲得。人が本気で動いた時、想像以上のことが起こることを社内の誰もが目にした瞬間だった。しかし、案件の制約は、単に接触頻度が多いだけで実現できるものではない。安部がそのことを実感したのが、初めて成約したときのことだった。

相手の心を動かすのは自身が持つ熱量。
その姿勢を軸に、部下の育成に取り組む。

のちに初の成約相手となる不動産業者の担当者と会った際、安部は「直感でこの人と仕事をしたい」と思ったと言う。それから「しつこいほど」の訪問が始まった。約1ヶ月通い詰める中、先方の担当者と徐々に信頼関係が構築されていった。その過程で安部が大切にしたのが「相手の心を動かす」ということだ。

「相手がどういう人なのかということを理解する、そして私自身のことも理解してもらう。訪問を続けた1ヶ月間は、密なコミュニケーションを通じて、ビジネスを超えた人と人との繋がりを作っていく時間でした。私の実感では、心が動かないとビジネスも動かない。相手の心を動かせるのは自身が持つ熱量のみだと思っています」

それは、交渉面においても変わらない。いかに安く仕入れ、高く売るか――。妥協しない粘り強さが求められる交渉の現場においても、安部の熱量が下がることはなかった。その姿勢が先方の担当者に響き、すでに他の業者と進めていた物件を安部に売却することを決め、成約に結びついたのだ。

実は安部は、入社時に「新人賞獲得」と同時にもう一つの宣言をしている。それが、オープンハウスにおける「最短、最速」でのマネージャー昇格だった。入社2年目、安部はその宣言通り主任に昇格、現在は部下2名を持つ立場となった。1年目は自分だけの数字にこだわっていたが、今はチームとして目標を達成することが求められている。その実現に必要なことは、部下の成長にほかならない。

「私自身の現在の一番のテーマが部下の育成です。どうやって成長を促すか、試行錯誤の日々が続いています。成長のためには、本気で目標に向かう気持ちが大切。人が本気になれば必ず行動に現れますが、私は私で部下は部下。なにがきっかけで自分の気持ちに火がつくかはそれぞれで違うのです。厳しく、真っすぐに、真剣に。自身の1年目の経験をベースに徹底的に部下に向き合って、本当の本気を醸成させたいと思っています」

常に全力で走り続けてきた安部にとって、部下の指導・育成は、初めてといってもいい「壁」かもしれない。ただ、この壁に向き合い、乗り越えるための挑戦が安部自身の成長を加速させていく。

One Day Schedule

8:30
出社。メールチェック、一日の仕事の確認。
9:00
朝礼。
9:30
外回りのため外出。
アポを取った不動産仲介業者を訪問。午前中3社を訪問。
12:00
昼食
13:00
午前中同様、不動産仲介業者を訪問。
約10社に飛び込み営業を行う。
17:30
帰社。電話営業の他、物件資料を精査。
19:00
部下の指導、サポート
20:00
退社。

Off Style

平日は忙しく飛び回っているので、休日は癒しの時間と決めています。友人と美味しいものを食べに行くことが多いですね。"ピックアップ" していた都内の有名店で、普段は味わえない料理を楽しんでいます。また、高級ホテルでの宿泊やアフタヌーンティーで過ごす時間、マッサージやヘッドスパなど、「非日常」を過ごすことが私にとっての癒しであり、明日への活力となっています。

Interview

社員インタビュー

圧倒的熱量を
武器に。

ソリューション営業部の安部は、各事業部において最も優れた実績をあげた新人に与えられる「新人賞」の獲得を、入社時に全社員の前で宣言していた。しかし入社1年目の後半、安部の順位はまだ3番手。期末まで後2ヶ月、日々、焦燥感が安部を襲っていた。

Yuki Abe

日本で一番
米国不動産を売る。

2017年、オープンハウスは、新たに米国不動産ビジネス事業をスタートさせた。国内の富裕層の資産形成を、米国の不動産投資を通じてサポートする事業だ。

Yosei Ito

活動量に
「効率」という視点を。

こうしたエピソードを持つ岡﨑だが、実は入社後から順風満帆な道を送ってきたわけではない。新入社員は、入社年の6月までに初契約を取ることが目標とされている。だが岡﨑は、新入社員当時それを果たせず、7月末になってようやく初めて成約した。

Yuki Okazaki

現場をまとめる
One Teamの意識。

一般に営業という仕事は、どうしても個人の成績が重視される傾向にある。個人同士が切磋琢磨して数字を競い合い、成績を伸ばしていくことは重要である一方で、オープンハウスの営業の現場にあるのは、強い仲間意識だ。

Keishi Isamu

地域共創の
あり方を追求する。

事業開発部では多種多様なプロジェクトが同時に進んでおり、その一つが地方共創事業だ。主に群馬県で展開しており、温泉街の再生やスキー場、キャンプ場の立て直し、廃校の利活用など、地方活性化に繋がる多彩な取り組みが進行中だ。

Yuka Matsuoka

「解約」から芽生えた
プロ意識。

新人として順調にマンション販売の実績をあげていた斉藤だったが、その日、数日前に成約したお客様から、突然「解約」を告げられたのだ。解約の理由は、「入社間もない新人が、高額かつ一生ものの買い物でもある家を売っているということに不安を払拭できないので解約させてほしい」というものだった。

Fuki Saito

本気の先に、
20代での営業部長が。

現在、開発事業部長を務める大島は、入社7年目、20代という若さで営業部長まで昇進している。戸建営業に配属後、着実に実績を築いてきたことで、毎年昇格を果たしてきたのだ。そんな大島が大切にしているのが「結果を出すためには、知識や経験、スキルは関係ない。熱意こそが重要であり、その継続こそが成長につながる」という想いだ。

Kento Oshima

社会に必要とされる
企業になるために。

オープンハウスは創業以来約四半世紀、事業を拡大し急成長を遂げてきた。売上高一兆円達成はすでに射程に入っている。そして「日本一へ」向けて、今後も成長は加速していくことは間違いない。しかし一兆円企業となったとき、これまでの歩みと異なる次元に入ると、吉田は語る。

Shintaro Yoshida