オープンハウスグループ
新卒総合職採用

Open House Group Recruitment 2024
#挫折からんだ
謙虚さとへの信頼
阿部 昂也
阿部 昂也
開発事業部
次長

2018年4月に新卒入社し、開発事業部に配属。新人賞レースで全国2位を受賞し、2年目からマネージャーへ昇格。現在は神奈川エリアの仕入のグループ長としてメンバーのマネジメントを行いながら、土地の仕入業務に携わる。

Interviewer 05. Interviewer 05. Interviewer 05. Interviewer 05. 
特に明確な目標を
抱けなかった学生時代

学生時代は、今のように明確な目標を持って何かをしようとするタイプではなかったんです。高校まで野球しかしていなくて、大学への進学を決めたときも「大卒の肩書をつくって、卒業後は地元の役場とかに勤められたらいいな」くらいの軽い気持ちでした。
唯一語れることがあるとしたら、東日本大震災の被災地で行なったボランティア活動。実用的な支援をするというよりも、現地の方々の気持ちをケアすることを目的に、定期的にお花見やバーベキューといったイベントを開催して、楽しい時間を過ごしてもらえるような活動を行なっていました。出身地が宮城県の七ヶ浜町という震災の影響を受けた地域だったこともあり、被災地のために自分に何かできることがあれば、という気持ちがあったんです。大学は福祉を専門とする学校を選んだのですが、それも少しでも地元の役に立ちたいと考えたことが理由でした。
とはいえ、決して勉強熱心な学生ではなくて、講義はサボりがちで居酒屋のバイトに明け暮れる毎日。アメリカンバイクを乗り回したりして少し尖っていたこともあり、同級生の中でも浮いていて友達も少なかったです。少しでも自分の興味を持てることを探すためにまずは世界を知ろうと、バックパックを背負って東南アジアを中心にいろいろな国を巡ったことが、大学時代の一番の思い出です。

入社してから新しい
自分の一面に出会えた

就職活動を始めた当初も、自分のなかに明確な軸は持っていませんでした。漠然と不動産業界で働きたいとは思っていたのですが、それも海外を旅していたときに知り合った日本人に「不動産屋なら誰でもなれるよ」と言われたことがきっかけで。「不動産業界なら自分でも働けるかも」と軽い気持ちで鵜呑みにしてしまったようなところがありました。
また、大学入学当初は地元で就職するつもりでいましたが、いつからか「東京で働いてみたい」という気持ちも漠然と湧いてきて。東京に本社を置く不動産会社を調べていくなかで、気になったのがオープンハウスグループ(以下、オープンハウス)でした。当時の会社のキャッチコピーだった「東京に、家を持とう。」というフレーズに惹かれたこともあり、「ひとまず受けてみよう」と軽い気持ちでエントリーしてみることにしたんです。
面接の場で印象的だったのが、出会った社員全員が本当に楽しそうで、熱意を持って仕事に取り組んでいるのが伝わってきたこと。若い社員も多く、自分との心理的な距離の近さも魅力的でした。当時の人事担当の方が「3年働いたら独立するつもりで入社したけど、この会社が好きになっちゃって退職する気がなくなった」と言っていて。そのときは半信半疑だったのですが、実際にこの会社で6年働いてみた今、その気持ちが本当にわかります。それまで自主的な勉強にはほとんど縁がなかったのですが、オープンハウスに入社してからは、自ら本を買って不動産やマネジメントの勉強を始めるくらい仕事も会社のことも好きになりました。本当に興味があることなら自分から率先して勉強できるんだ、という新しい自分を発見したような気持ちです。

マネージャーからの降格という
挫折を経て学んだこと

入社当初から開発事業部で、物件を建てる土地の購入業務に従事しています。仲介業者さんに営業をして信頼関係を構築し、ご紹介していただいた土地を購入するのが基本的な仕事の流れになります。
入社1年目は上司に恵まれたこともあり、新卒入社の社員が1年間の営業成績を競う新人賞レースで全国2位、首都圏では1位を受賞しました。それが評価されて2年目の4月からはマネージャーに昇進させてもらいました。しかし、昇進後の次の四半期の成績がマネージャーのなかで最下位になってしまい、降格してしまうことに。それまでの人生では何事も要領よくこなしてきたほうだったので、本気で取り組んで最下位という結果にものすごくショックを受けました。1年目のときに慕っていた上司も異動してしまい、補助輪がなくなって1人で自走しなければいけないような状況で。そのとき本当の意味で「自分でやらなきゃいけないんだ」という仕事に対する主体性と責任感が生まれたように感じます。
そこからは、漠然とあいまいな目標に立ち向かうのではなく、まずは目先の小さな目標を立ててそれを着実にクリアーしていくようにしました。結果を出すために今の自分がやるべきことを細かく洗い出し、かつ「毎月最低2本は契約を獲る」というような明確で具体的な目標設定を心がけました。それによって目標をきちんと達成できているか、失敗したなら何が原因だったのかといった検証がしやすくなり、仕事に再現性が出てきたことで徐々に結果もついてくるようになりました。
また、困ったときに周囲に相談するようになったことも、自分にとっては大きな変化でした。降格という壁にぶつかり、自分の能力に限界を感じたことで、プライドを捨てて謙虚な姿勢で同僚や先輩、メンバーに頼ることができるようになったのかもしれません。昔から好きだった「我以外皆我師(われいがいみなわがし)」という言葉があるのですが、本当の意味でその言葉を噛み締めることができたという点で、降格はいい経験になりました。

仕事は厳しい、
だけどそれを上回る楽しさがある

これから挑戦していきたいのは育成です。自分の直属のメンバーから、会社の第一線を担うようなプレイヤーを輩出することが目標です。メンバーが育たなければ、マネージャーとしての私も次のポジションに行けませんし、部署や会社の成長にもつながりません。若手社員の育成を通じて、自分もそこから多くのことを学ばせてもらいたいと思っています。
オープンハウスについて調べて「こんなハードそうな会社、自分には無理だよ」と思う人もいるかもしれません。しかし、多くの人がイメージするようなゴリゴリの体育会系の人ばかりではなく、いろいろなキャラクターの社員がいます。ビジネスマンとしての成長に必要な部分は厳しい会社ですが、私個人としては心から「楽しい」と思って働ける会社です。
何の目標もないフラフラした学生だった私も、今は周りのサポートを受けながら、メンバーを抱えて仕事をさせてもらっています。どんなバックグラウンドを持つ人であっても「自分を変えてみたい」「仕事でチャレンジをしてみたい」という意欲さえあれば、成長できる環境が整っている会社です。色々なバックグラウンドや考え方を持つ人がいるからこそ、多種多様なお客様・取引先のニーズにも幅広く応えられると思うので、少しでも興味がある人は成長意欲と挑戦意欲を胸に飛び込んできてください。

挑戦権
自然発生しない