「不動産業界日本一」という目標にふさわしい、一流の財務部門を作り上げる

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山本 優氏

オープンハウスグループには、営業職や建築職はもちろん、エンジニアやマーケター、デザイナーといった専門性の高いスキルを持った社員や、バックオフィスから会社をサポートする社員など、さまざまなプロフェッショナルたちが集まっています。

コーポレート部門で働く社員に、オープンハウスへ入社を決めた理由や、仕事のやりがいなどについて聞きました。

財務部
2016年新卒入社
係長
山本 優Yu Yamamoto

神奈川県出身。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。2016年4月に新卒で入社後、収益不動産の仕入・販売営業、新卒採用、業績管理、予算策定などを経験。入社3年目に財務部に異動し、現在に至る。

※役職は2024年7月時点のものになります。

「この会社ならワクワクできる」という直感を信じて

– オープンハウスグループに新卒入社した理由について教えてください。

シンプルに「この会社ならワクワクできる」と思ったからです。 私はまわりの学生よりも早めに就職活動を始めたこともあり、大企業からベンチャー企業まで幅広くセミナーや企業説明に参加していました。まわりの友人はいわゆる「就活偏差値」の高い大企業を中心に就職活動を進めていましたが、私にはそれらの企業が魅力的に感じられず、どちらかというとベンチャー企業に惹かれる部分がありました。

ただ「企業選びの軸としてのベンチャー企業」というものはありながら、いざ具体的な企業を一社ずつ見ても、あまりワクワク感を感じないことに気づきました。当時受けていたベンチャー企業は、オープンハウスグループに出会った時に感じたような成長性・熱量を持っているようには思えませんでした。それくらい、オープンハウスグループの面接時に出会った社員から感じる熱量と成長意欲は、どのベンチャー企業よりも熱く、強かった。そんな社員のいるオープンハウスであれば、毎日ワクワクしながら働くことができるだろうと確信し、入社を決意しました。

– 入社前に不安なことや入社後のギャップはありましたか。

入社前の漠然とした不安はありましたが、内定をいただいた時期に社員との面談や会社のイベントに参加する機会が多く、次第に不安はなくなっていきました。 内定者を早い段階から「仲間」として受け入れる風土があるのは、私にとってありがたかったことを覚えています。

入社後に感じた良い意味でのギャップとしては、外から見ていたよりも非常に「戦略的」で、業界の中で勝つべくして勝っている会社だと感じたことです。

外から見た印象では営業中心の会社というイメージが強かったのですが、その裏側には、お客さまのニーズを的確に捉えるリサーチ力と緻密な商品企画があることに、入社後気づきました。 そうした企業努力に裏打ちされた「売れる商品」を力のある営業チームが販売しているからこそ、他社よりも高い成長を成し遂げられるし、営業部隊も自信を持って営業に臨むことができる。加えて、出した成果を適切に評価してくれる仕組みと風土があることで、社員のモチベーションも高くなっていく。そのような好循環があるからこそ、短期間で売上高1兆円を超える成長を実現できたのだと感じています。

安定的な資金調達と、社内への適切な資金分配がミッション

– オープンハウスグループではどんな業務をされていますか。

オープンハウスグループの財務部は「低コストかつ安定的に外部から資金を調達し、社内の必要な部門に適切に資金を分配すること」をミッションとしており、私はこれまでほぼ全範囲の業務を担当してきました。

財務部の業務は大きく2つに分けることができ、「外部からの資金調達」と「調達した資金の管理」がメインとなります。 「外部からの資金調達」は、事業計画に基づいて必要な資金量を把握し、取引先の金融機関や投資家から資金を調達します。 調達には日々の関係性の構築と積み重ねが重要で、毎日のコミュニケーションの中で取引先から当社の事業や社風に理解を示してもらえるよう努めています。私は現在、約20行程度の金融機関を担当し、直接市場からの調達も行っています。

「調達した資金の管理」は、入出金の予定を把握し、グループ各社の資金繰りを適正に管理します。 事業部門から上がってくる入出金の状況をタイムリーに把握して資金繰りの状況を都度更新するとともに、支払いのチェック業務も行います。 その中で私はグループ内最大の子会社の資金繰りを担当しています。

– 1日のスケジュールを教えてください。

1日のスケジュール

9:00
出社後、メールチェックやスケジュールの確認
10:00
子会社の資金繰り業務
11:00
借り入れ予定物件の資料収集と精査
12:00
ランチ
13:00
支払チェック業務
14:00
社内資料作成
15:00
取引先金融機関とのミーティング
16:00
証券会社とのミーティング
17:00
部内でのスキル開発研修
18:00
翌日のスケジュール確認
18:30
退社

「不動産業界日本一」を目指す企業で働くことに大きな価値がある

– 今後の目標について教えてください。

会社が掲げる「不動産業界日本一」という目標にふさわしい一流の財務部を、自分が主体となって作り上げていくことです。 これまで、事業の成長に応じてさまざまな形態のファイナンスに取り組んできましたが、そこにおける意思決定や最高責任は上司に委ねていました。

ただ、これから当社のライバルとなる企業は、歴史も長く、社会的信頼も厚い大企業ばかりです。これからオープンハウスグループが進むステージにおいては、私自身が今までよりも大きな責任を背負い、不動産業界のトップに立つ企業の「財務部門としてあるべき姿」を探っていきたいです。 そのためには、狭義のファイナンスのみならず会計・法務・IT・内部統制といった財務部門が関わるあらゆるスキルを個人として高めていく必要があります。 加えて、そうした私のスキル感を組織に伝えながら、より経営に近い、高度かつ戦略的な業務に携わっていきたいです。

– 就活生に向けてメッセージをお願いします。

就活生の皆さんそれぞれに「才能・能力」がある中で、それをどこで発揮することが自分にとって幸せかという問いを、心の中に持っておいて欲しいです。どうせ働くのであれば、自分の介在価値が大きくなったり、自分の仕事の成果が社会から称賛されたりするような、そんなやりがいを感じられる場所を選んでみてはどうでしょうか? 働く価値を何に見出すかは人それぞれですが、当社が「不動産業界日本一」を目指していること、そしてそれを本気で実現しようと努力をしていることに、私は大きな価値があると考えています。

資本の力がモノを言う不動産業界において、何の後ろ盾もない、ゼロからスタートした会社が日本一になったなら、それはめちゃくちゃカッコいいことだと私は思います。 就活生の皆さんにもそう思ってもらい、当社で働く魅力を感じてもらえたなら、私としてはとても嬉しく思います。