前職:飲食店店長

地道な努力を続ければ、必ず夢が叶う場所。

住宅営業(マンション) / 2015年入社

別所 大輝 Daiki Bessho

オープンハウス・ディベロップメントが開発する都心マンション、オープンレジデンシアの販売営業を行っています。富裕層のお客様も多く、高い接客スキルと豊富な商品知識が求められます。
※ 記事内容および社員の所属は取材当時のものです。

スピーディーに出世出来る者もいれば、その逆もいる。別所は、後者だ。事実、別所が副主任に昇格するまでには、4年半もの歳月を要した。「27歳で転職しましたが、これまでスーツなんて着たこともなかったんです。パソコンを使った仕事だってしてきませんでしたから、人差し指でキーボードを打つところからスタートしたんですよ」。そんな彼が昇格できたのは、他ではない“地道な努力”だった。別所は確信を持って言う。「成長したいという思いがあれば、どんな人でも夢はかなえられますよ、この会社なら」。

「あなたのような人材も、この会社では成功しています」

「あなたのような人材も、この会社では成功しています」

前職は、焼き鳥屋の店長だった別所。大学時代からアルバイトを始め、そのまま正社員となり勤務していた。しかし個人経営だったため、労働がきつい割には給与が低く、ボーナスも無い。人材不足も続いていたため、ほとんど休みも無いという状況に転職を考えるようになった。稼ぐことの大変さを身に染みて理解していた別所だが、転職エージェントの紹介でオープンハウスを知り、夢を抱くようになる。「まず、会社の成長スピードに驚きました。これから不動産業界の日本一を目指して、共に成長していくことができる。しかも、成績で平等に評価してもらえるというのも理想的だ」。しかし、別所には不安があった。「私にはビジネス経験が無いし、不動産のことも全く分からない。こんな自分に、この仕事が務まるのか?」しかし、当時の面接官は、別所に断言した。「今は自信が無いかもしれないけれど、あなたのような人材も、この会社では成功しています。3年続ければあなたにも絶対にできるようになります。年収1千万を目指すこともできる」。その言葉に突き動かされ、別所はオープンハウスでの一歩を踏み出すことになる。

地道な努力の先に、ひと皮剥けた自分がいた

しかし、入社後の別所の成績は伸び悩んだ。当時を振り返り、別所は言う。「業務内容は戸建の仲介営業だったのですが、“売りたい”という気持ちで焦ってしまったんです。お客様のことは考えずに自分本位で営業してしまいました。そのせいで全く成績が上がらない時期が1年間も続きました」。その後別所は、営業から後方支援部署へ異動。腐らずに、そこで成果を上げ、再び営業復帰のチャンスを得た別所は、定期的な表彰式で売り上げ2位を獲得したことをきっかけに、一気に目を覚ます。「これまで伸び悩んでいた自分が、もう少しで1位が取れたと思ったら、すごく悔しくなって。本気で1位が取りたいと初めて思ったんです。そのためには自分が変わらなくてはいけないと決意しました」。別所は、営業スタイルを大きく変えた。「まず、自分目線の営業から、お客様目線の営業に変えました。本気でお客様一組一組に向き合い、真剣にお客様の立場になって考えるようになりました」。さらに、「自分には営業のセンスがあるわけではない、ということがよく分かったんです。それなら、とにかく泥臭いことでも何でも、愚直に、地道にコツコツと、諦めずに続けようと思ったんです」。他の社員は1年ほどで終える現地での、物件販売の集客 を3年間も続けた。そして誰よりも働こうと決意し、とにかく行動量を増やしていった。すると、ある時から成約に繋がる案件が増えていった。「決めた目標をやり切ることで、上手くいく感覚が分かるようになっていったんです」。

会社の最底辺から、会社に欠かせない人材へ

会社の最底辺から、会社に欠かせない人材へ

一度コツを掴んだ別所は、一気に成長の階段を上りはじめた。収入は前職の三倍になった。そんな別所だが、ここに辿り着くことができたのは、自分1人の努力だけでは無いと言う。「会社全体が、1兆円の売り上げを目指して頑張っていますので、意識の高い方ばかりなんです。そんな中で働かせてもらっていると、自分自身の目標もどんどん向上し、やる気が湧いてきます」。
現在は後輩を指導する立場になった別所。苦しみを乗り越えてきたからこそ、指導できることもあると言う。「例えば、路上での集客は気が滅入りやすいんです。だから、その仕事の意味や、どのぐらい声掛けすれば成果に繋がるかとか、自分の体験から具体的に伝えることができますね」。入社当初は「自分は、能力も、社会経験も、この会社の最底辺」と語っていた別所。今では会社に欠かせない存在となっている。