より高度な経理業務を通じて、営業に負けないくらい会社を支える強い経理部を目指す

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佐藤 由梨氏

オープンハウスグループには、営業職や建築職はもちろん、エンジニアやマーケター、デザイナーといった専門性の高いスキルを持った社員や、バックオフィスから会社をサポートする社員など、さまざまなプロフェッショナルたちが集まっています。

コーポレート部門で働く社員に、オープンハウスへ入社を決めた理由や、仕事のやりがいなどについて聞きました。

経理部
2017年新卒入社
係長
佐藤 由梨Yuri Sato

神奈川県出身。早稲田大学商学部卒。2017年4月にオープンハウスグループに新卒入社後、戸建仲介営業として城南城西エリアを中心に約5年間営業を経験。その後、経理部へ異動し、現在は親会社含めた3社の日次・月次・決算業務に従事。

※役職は2024年10月時点のものになります。

挑戦を避けてきた自分を変えるために入社を決意

–オープンハウスグループに新卒入社した理由について教えてください。

大学時代はサークル活動に全力を注いでいたこともあり、インターンシップなどに参加することなく就活をスタートしました。「とりあえず、まずは行動を!」と、大学で開催された会社説明会にできるだけ参加して、興味のありなしに関わらずさまざまな会社のお話を聞きにいきました。しかし、どの業界にもピンとくる会社はなく、自分自身のやりたいことも見つからず、当時はとても悩んでいました。

そこから考え方を変えて「やりたいことがないなら、まずはどの会社にも必要な営業としてのスキルを身につけたい」と、営業力の強い会社を軸に探すようになりました。同時に自己分析も進めていく中で、営業の仕事をするなら人に喜んでもらえるような介在価値の大きい仕事をしたいと、不動産業界に焦点を当てるようになりました。そんな時に出会ったのがオープンハウスグループでした。

当時のオープンハウスグループは売上高が約1,500億円規模で世間的な知名度もまだ低かったのですが、それでも名の知れた大企業ではなくオープンハウスグループを選んだのは、これまで挑戦を避けてリスクヘッジしてきた私自身の人生を変えたいと思ったからです。

また、当時の自分は面接にとても苦手意識を持っていて、面接は自分を上手く取り繕って話さなければならないプレゼンの場だと思い込んでいました。しかし、オープンハウスグループの面接は他社の面接とは違い、自分を大きく見せることもなく、本音で話すことができたのがとても印象に残りました。面接官の方々を見て、こんな人たちが上司なら入社後も自分らしく働けるのではないかと思ったことも、入社を決めた理由のひとつでした。

入社前に不安なことや入社後のギャップはありましたか。

内定後、会社に対する不安や気持ちの揺らぎは特にありませんでした。ただ、入社後に思ったような営業成績を残すことができなかったり、契約が取れない日々が続いたりしたら、「会社に必要とされなくなるのではないか」という不安は抱えていました。

実際に入社してからも、最初はやはり思ったような成果を挙げることができず「どうして自分は周りよりも結果が出せないのか」と自問自答の毎日でした。思い返すと、当時の自分には素直さが足りていなかったように思います。そこから、まずはできない自分を認めて、上司のアドバイスを素直に受け入れる姿勢を心がけていきました。そうすると少しずつ数字が上がっていき、コンスタントに結果を出せるようになりました。
入社してからの5年間、私が営業を続けることができたのは、思うような数字を出せない時でも「大丈夫、やれるよ!」と前向きに声をかけてくれた上司や周囲の環境があったからだと思っています。

多岐にわたる経理業務を通じて、会社の数字面を管理する

–オープンハウスグループではどんな業務をされていますか。

現在、私が所属している経理部はオープンハウスグループ全体の経理を担当しており、その中でも私は親会社、戸建仲介会社、賃貸管理会社の3社の経理を担当しています。

1年間を通しての業務内容としては「日次業務、月次業務、年次業務」の大きく3つのサイクルに分けることができます。

日次業務では、日々の各社の取引を記録しており、具体的には預金・現金の管理、仕訳の記帳、経費の支払い、固定資産台帳の管理など多岐にわたります。月次業務では、毎月の経営状態を把握するために日次で記録した帳簿を月末に締めて、月間の収支をまとめます。そして年間の集大成である年次業務では、1年間の事業実績を決算報告書として作成します。

また、直近ではインボイス制度の対応や電子帳簿保存法といった法改正に対応すると同時に、システムの導入や業務改善などにも取り組みながら、経理業務の効率化にも努めています。

–1日のスケジュールを教えてください。

1日のスケジュール

9:00
メールチェック、タスク整理
10:00
支払処理
12:00
仕訳チェック
13:00
昼食
14:00
事業部とミーティング
15:00
新卒面接等
16:00
支払処理
17:00
月次業務の準備
19:00
退社

より高度な経理知識を身につけ、会社を支える強い組織づくりに貢献する

–今後の目標について教えてください。

経理部に異動してから約3年となりますが、まだまだ会計や税務についての知識・経験不足を実感する瞬間もあり、日々勉強の毎日です。

会社の成長スピードが速いため、過去に経験したことのない会計処理もどんどん出てきますが、そういった場面でも柔軟に対応できるだけの経理知識を身につけていきたいと思っています。直近では、税理士試験の科目合格が目標です。

また、経理は営業と違ってどちらかというと個人で黙々と取り組みがちな仕事ですが、営業に負けないくらい会社に貢献できる強い組織へと経理部を成長させられるよう、後輩やメンバーとの連携をより強めながら部署を引っ張っていく存在になっていきたいです。

–就活生に向けてメッセージをお願いします。

私自身が就活していた時期を振り返ると、やりたいことや行きたい会社が見つからない自分に対して「何も考えずに大学生活を過ごしてしまった」と後悔して落ち込んでいました。知らない世界が目の前にある時に「やったことがないから……」と二の足を踏んでいた自分もいましたが、今の自分が当時の自分を見たら「とりあえず、やってみないと分からないじゃん!」と声をかけると思います。

もちろん自己分析や業界研究も大切です。でも、「なんか分からないけど、この会社いいな!」と思える会社に出会ったら、その感覚を信じて欲しいです。自分の直感を信じてオープンハウスグループを選んだ当時の自分の選択に後悔は全くありません。

社会人になると、もしかしたら友人や家族よりも、同じ会社に属する人たちと接する時間の方が長くなってくるかもしれません。だからこそ、私が会社選びをする際に一番大切だと思うのが「その会社が何を大切にして、どこを目指しているのか」を知り、それに共感できるかどうか。決して、世間の評判や周囲からどう見られるかではありません。

会社が目指すものに共感できれば、入社後も同じ方向を目指す仲間たちと一緒に、切磋琢磨しながら仕事を楽しめるのではないかと思います。ぜひ自分の気持ちや直感を大切に、就活を頑張ってみてください。