戸建事業の入口となる用地仕入を着実に担い会社の屋台骨として、業界全体をリードしていく

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須藤 光輝氏

オープンハウスグループの開発事業部では戸建て事業の入口を担い、グループ全体のグロースを図っています。実際にどのような業務を行なったり、どのような人材を求めたりしているのでしょうか?

開発事業部
部長代理
須藤 光輝Koki Sudo

福島県出身。慶応義塾大学理工学部を卒業後、2014年に中途でオープンハウスに入社。営業推進部門の立ち上げ、戸建事業の経営計画策定、仕入契約条件の標準化、DXを推進する。また、買取再販部門の立ち上げ、個人から直接用地仕入を行うためのスキーム作り、契約管理部門の立ち上げ、事業標準化と生産効率の向上、事業管理部門の立ち上げ、品質・安全性・顧客満足向上など、取り組んできた業務は多岐にわたる。現在は、東京営業部・営業推進部・用地部を兼任し、開発事業部の全体運営を行う。趣味は考古学、子どもと一緒にパズルを作ること。

※役職は2024年9月時点のものになります。

情報収集力と企画提案力、圧倒的なスピードが強み

– 開発事業部について教えてください。

開発事業部は、オープンハウスの柱でもある戸建事業の入口を担っています。主な業務は、建物を建てるための用地仕入や仕入設計、仕入契約書・重要事項説明書の作成、商品企画、商品化(着工前までの工事)、売上・利益・コスト管理、在庫管理などです。定型的な業務だけではなく、物件特性に合わせた対応や、その都度発生する課題に対する柔軟な対応が求められます。

開発事業部が用地の仕入れを安定的に行うことで、実際に住宅を建てる建設事業部、お客さまに販売する営業本部といった後工程を創出していき、事業を成立させています。また、仕入価格が商品価格を決定するため、市場動向や販売状況を考慮した商品企画を行い、それに基づいた仕入れを行います。「お客さまが何を求めているか」を常に考え、それを商品と価格に反映させているのです。

全国で10000棟ほどの戸建事業のうち、6000棟程度を首都圏の開発事業部が占めており、会社全体の売上の3割、利益で言えば4割ほどを担っています。会社の屋台骨としての責任も大きく、戸建業界をリードする使命を感じています。

– 開発事業部の特徴について教えてください。

開発事業部の平均年齢は27歳と非常に若い組織であり、足を使った営業による情報収集と企画提案力、そしてスピードが強みとなります。雨の日でも雪の日でも関係なく、毎日顔を出すことで仲介業者さまの心をつかみ、さらに競合他社が尻込みする変形地・狭小地や権利関係の調整に手こずる物件も「こうすれば買える」という企画提案と実行力によって「オープンハウスグループにお願いしよう」と思っていただくことができています。

さらに、社内決裁(意思決定)、プラン検討、見積回答、リスク調査、書類作成といったすべての業務を圧倒的なスピードで進めるため、不動産業界の常識を打ち破る、取得した案件を当日中に契約する「Today契約」が可能になっています。

こうした毎日の絶え間ない行動力が、市場のトレンドやお客さまの志向の変化を捉え、「いま求められる商品」として形にすることを可能にしております。これはすぐ真似しようと思ってできることではないので、他社とは違う、オープンハウスグループの大きな強みですね。

– 開発事業部の業務について詳細を教えてください。

開発事業部の具体的な業務は次のとおりです。

(1)用地仕入:営業担当が1日20~30社の仲介業者さまを訪問し、土地の売却情報を取得します。こうした情報に対して金額回答をスピーディに行い、仕入契約を行います。

(2)仕入設計:設計部門が取得した土地情報をもとに設計し、当日中に土地の最適な利用方法や費用を提示します。これにより精緻な金額回答が可能となります。

(3)仕入契約書・重要事項説明書の作成:土地の売却が確定した段階で、専門の部署が物件特性と制限法律を確認しながら契約書、重要事項説明書の作成・確認を行います。会社にとって安全で安心なリスクのない契約条件をまとめます。

(4)商品企画:設計部門のプランを参考に「その地域でお客さまがどのような商品を求めているか」を踏まえて提供商品を検討します。

(5)商品化(着工前までの工事):仕入れた物件について近隣の方々と調整したうえで、古い建物を解体し、開発・造成・ライフライン引き込み・ブロック工事などを行い、商品として仕上げます。

(6)売上・利益・コスト管理:販売する物件の価格や確保される利益を考え、売上や利益が計画どおりに進むよう、コントロールします。

(7)在庫管理:お客さまに安定的に物件を紹介できることを意識しながら販売状況を鑑み、需要と供給のバランスをとります。これにより、売上と利益の最適化を図ります。

モットーは「明るく、元気に、礼儀正しく、謙虚に、泥臭く」

– 今後、どのような組織を目指していきたいか教えてください。

名実ともに会社の屋台骨としての役割を果たし、会社の各事業を担う人材を輩出する部署にしたいと考えています。また、戸建事業のモデルケースとして他社からも参考にされるような組織体を目指していきたいです。そのためには、所属するメンバーが「開発事業部に所属していること」を誇りに思い、自らに課せられた責任を果たす人材として育っていける環境づくりが必要です。

今後も「明るく、元気に、礼儀正しく、謙虚に、泥臭く」をベースに、目の前の仕事に誠実に向き合い、逃げず、愚直に実行していきます。結果として、お客さまに「オープンハウスなら、欲しい土地、物件が見つけられる」「東京で家を買うならオープンハウス」と思っていただけることが目標です。

– オープンハウスグループの開発事業部にはどのような人が向いていますか?

人が向いています。また失敗を恐れずに挑戦し、成長し続けることが大切です。特に、今までの人生がうまくいかず、もう一度頑張りたいというような悔しさと情熱にあふれた人に入社していただきたいと考えています。

結果への正当な評価を求めている人、現在の年功序列に疑問を感じる人、大きな金額を扱い裁量権を持って働きたい人など、現在の働き方に違和感を抱き新天地を探している方も大歓迎です。学歴も性別も年齢も過去も関係なく「何者でもない人が何者かになれる場所」がオープンハウスグループであり、開発事業部です。「成長したい」、「人生をよくしたい」、「仕事で稼げるようになりたい」など、前向きなマインドを持っている人にとって、オープンハウスは挑戦しがいのある会社だと思います。

日本一に向かって一緒に頑張っていきましょう!