オープンハウスにまつわる多彩なテーマを、 メディアと連携しながら魅力的に発信する

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西村 依希子氏

オープンハウスグループのマーケティング本部部それぞれの部署には、さらに細分化したグループが存在しています。各グループごとにどのような業務を行なっているのか、代表者に話を聞いてみました。

広報宣伝部 広報グループ
2021年中途入社
課長
西村 依希子Yokiko Nishimura

東京大学法学部卒。証券会社で為替ディーラーとして5年ほど従事した後、ゼロから広報機能の立ち上げを担当する。2021年7月にオープンハウスへ入社。前職で培ったメディア・記者とのネットワークを活かし、広報宣伝部と社長室での業務を兼任。プライベートでは3歳の子どもの育児に奮闘中。

※役職は2022年12月時点のものになります。

グループ全体を“面”でとらえ、より効果的な広報戦略を追求

広報グループのミッションを教えてください。

一生ものの住まいをご購入されたお客さまに、「オープンハウスを選んでよかった!」とご満足いただく。会社が目指すそのようなゴールに広報面から貢献するべく、より多くのメディアに正しい情報でオープンハウスグループを取り上げてもらうことが、私たち広報グループの大きなミッションです。

そのためには、単に新しい情報を発信するのではなく、日頃から各事業部やグループ会社と密にコミュニケーションを取り、それぞれが注力していることやその先のビジョンまで含めた大量の情報をグループ内で蓄積し、あらゆる角度からオープンハウスグループとしての広報戦略を立てていく必要があります。そうすることで、同じ情報でもより効果的に伝える術を見出せますし、社内で管轄が異なる取り組みをかけ合わせ、会社が目指す方向性をしっかりとメディアに提案することもできる。

ひいては、それがより多くのお客様にオープンハウスグループの魅力を知っていただくことにもつながるのだと実感しています。

具体的な業務内容を教えてください。

広報グループは、ニュースリリースの発信やプッシュ型のメディア露出を担っています。具体的な業務としては、オープンハウスグループの新たな取り組みや新サービスの情報をプレスリリースにまとめて配布する他、SNSでの情報発信、各メディアからの取材対応などが挙げられます。ただ情報を外部に発信するのではなく、いかに魅力的に、最適なタイミングで取り上げてもらうかを検討し、メディア側と調整・交渉することも私たちの大事な役割です。

また、オープンハウスグループ全体の動向をつぶさに把握する立場として、社内報の配信や会社概要の作成を行なったり、バスケットボールや野球といったスポーツ振興に関するブランディング施策を検討したりすることもあり、業務内容は多岐にわたります。

大規模な事業会社の広報だから、扱うテーマに恵まれている

身につけられるスキルについて教えてください。

オープンハウスグループの広報を経験すれば、広報に関するひと通りの業務を一人で完結できるくらい鍛えられるはずです。

目まぐるしく変化する社会のトレンドや生活者のニーズに合わせた商品・サービスを展開するオープンハウスグループは、スピード感がある分、行き交う情報量も膨大です。その中から広報に活かせるネタを見つけ出し、それをどのように展開するかといった戦略策定からターゲットを見据えた露出先の選定、SNSでの拡散、さらには記者の方々との関係構築など、一つの情報を発信するだけでも非常に多くの手順が必要です。

記者発表会やSNS運営などを外部の代行会社に依頼する企業もある中で、オープンハウスグループは、ほとんどすべての工程を広報グループで内製しています。それは、社内カルチャーをしっかりと理解した社員が、自分たちの言葉で会社愛を持って話すほうが、会社の魅力がいっそう伝わると考えるからです。広報経験がない方でも、上司とコミュニケーションを取りながら一緒に作り上げていける環境があるので、安心してチャレンジできますよ。

広報グループで働くメリットを教えてください。

オープンハウスグループは、不動産事業を主軸に、金融やスポーツ、デザイン事業にも取り組んでいます。さらには、スキー場やキャンプ場の運営、SDGs推進のための地域共創活動や環境保護活動、DXやWeb3といった新領域を含むデジタル技術など、広報グループとして扱う話題は非常に多彩です。広報として扱うテーマや話題にこれだけ恵まれているというのは、大規模な事業会社であるオープンハウスグループならではの魅力だと思います。

話題が豊富にあるからこそ、露出の切り口に工夫を凝らすことができるのも魅力の一つです。メディアの方からも、「事業ごとに独自性があって取材のしがいがある」「各分野について専門的なコメントをできる社員さんが多くて、読み応えのある記事になりそう」といつも喜んでいただけています。そうして関係を築く中で、不動産だけでなく、スポーツやエンタメ、地方関連のニュースなど、さまざまなジャンルの記者やテレビ局の方と接点を持つことができるのも、広報担当者として大きなアドバンテージになることでしょう。

発信はもちろん、メディアから「頼ってもらえる広報」を目指して

今後の広報グループの目標について教えてください。

まずは、各事業部やグループ会社からの効率的な話題の吸い上げ方や、統一感のある打ち出し方を模索していきたいですね。成長スピードの速いオープンハウスグループだからこそ、その時々の旬な話題をこぼさず、魅力的に伝えられる広報でありたいと思います。

また、自分たちの売り込みだけでなく、メディアから頼りにされる広報グループとなることも目標の一つです。扱う話題の多さを武器に、幅広いジャンルの企画を提案・対応できる存在として取り上げてもらう機会を増やし続けたいです。

最後に、どのような人が広報グループに向いていると思いますか。

ズバリ、「自分は人に何をしてあげられるか?」を常に考えられる人です。広報グループは外部の方々と関わる機会が多く、相手とよい関係を築くことが仕事の成果にもつながります。自分が相手に対してできることを積極的に探せる人は、たとえすぐに結果が出なくても、自然と人との関係に恵まれて、きっといい広報になれることでしょう。

広報業務に対して、「KPIを設定しづらく、仕事の頑張りを評価されにくい」というイメージを持つ人もいるかと思います。しかしオープンハウスグループは、成果だけでなく、その過程も含めて正当に評価してくれる会社です。広報担当者として、さまざまなことにチャレンジしてみたいという意欲のある方と一緒に働けることを楽しみにしています。