オープンハウスの魅力を正しく伝えるために 飛び交う情報をまとめ、発信していく

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鎌田 実紗氏

オープンハウスグループのマーケティング本部それぞれの部署には、さらに細分化したグループが存在しています。各グループごとにどのような業務を行なっているのか、代表者に話を聞いてみました。

ブランドコミュニケーション部 ブランディンググループ・SNSグループ
2013年新卒入社
課長
鎌田 実紗Misa Kamata

神奈川県出身。青山学院大学政治経済学部を卒業後、2013年に新卒でオープンハウスに入社。マンション開発事業部で販売営業に4年間従事。5年目に同事業部の販売企画部を1年経験。予算管理・販促物の制作・集客企画などを担当する。その後、6年目にマーケティング本部マーケティング部に異動。現在は、ブランドコミュニケーション部にて会社のイメージや印象の改善を図っている。趣味は愛犬と遊ぶこと、TVドラマを見ること。旅行で海外に行くことも多く、ダイビングを楽しんでいる。

※役職は2023年6月時点のものになります。

正しい情報を正しく伝え、イメージ向上を

ブランディンググループ・SNSグループのミッションを教えてください。

「正しい情報を正しく伝え、オープンハウスグループのイメージを向上させる」ことがブランドコミュニケーション部のミッションです。

企業に対するイメージは、企業側から発信される情報だけで形成されるものではなく、実際に物件を購入いただいたお客さま、見学にお越しいただいたお客さま、採用選考に参加された学生さんなど、営業活動や採用活動での接点から生まれます。その一方で、「見えない」「わからない」がゆえに、噂や想像が先行してしまう一面もあります。

ブランドコミュニケーション部では、マスメディア、Webメディア、ソーシャルメディアなどを通じて、オープンハウスグループの商品・取り組みを広く正しく伝えることはもちろん、消費者と触れる機会の多い「営業活動」「採用活動」の改善にも取り組みます。

そして、一人でも多くの方に「オープンハウスの家に住みたい」「一緒に働きたい」と思ってもらえるように、イメージアップを図ることが責務だと考えています。

具体的な業務内容を教えてください。

ブランドコミュニケーション部には「ブランディンググループ」と「SNSグループ」の2つのグループがあります。業務の軸になるのは、「会社全体の価値向上」と「イメージ向上」への取り組みです。

2023年に新設された部署なので、ブランディンググループにおいては、まず各事業部や子会社にヒアリングを行い、ブランドの柱を策定しています。そして、その柱に基づき、発信するメッセージや企画の立案・実行を担います。

また顧客満足度を高める取り組みも行っています。購入いただいたお客さまに向けたイベントの開催、自社の取り組みを広く知ってもらうための動画作成のほか、テレビに取り上げてもらえるよう働きかけることもあります。さらに、インナーブランディングも大切な業務です。社内報の運営もその1つ。社外だけでなく、社内の人に正しく情報を伝えていくのもブランディングの一環ですね。

SNSグループにおいては、会社が保有するSNSの全アカウントに対し、企画運用・投稿管理を行います。たとえば、ハッシュタグが付いている情報の分析を行い、市場の声を収集して現在の立ち位置を確認し、発信する情報がずれていれば指摘します。社外の人に適切な情報を適切なタイミングで発信できるよう、社内外を見通しながら方針を決めていきます。こうしたさまざまな接点での発信の積み重ねが、結果的にブランディングにつながると考えています。

会社全体を俯瞰しつつ、よい方向へと導く能力が必須

身につけられるスキルについて教えてください。

比較的経営に近い位置にある部署なので、経営的な視点を養いつつ、高い位置から全体を俯瞰して物事を捉える力が身につきます。そうした環境のなかで、世の中にある情報を先回りしてキャッチアップし、マーケティング視点で施策などを検討して、実際の運用に落とし込む実践力も培われます。

また、社内での調整力も必要不可欠です。各事業部が伝えたいことを理解し、それをあらゆる視点から考えて、伝えるべき情報を調整していく力が求められます。広報や広告などの他部署との連携も必要なので、的確に伝える力や、調整によってよい方向を見出していく能力などが身についていきます。

ブランディンググループ・SNSグループで働くメリットを教えてください。

戦略を立てるだけではなく、企画から実行まで携われることが、この部署の大きな魅力です。経営層とも近い距離で話せるため、「会社をよくしていく」ことにコミットしやすい環境が整っています。もちろん、自社のブランディングにかかわる仕事だからこそ、社内の各部署との連携も大切です。オープンハウスグループでともに働く仲間と一緒に、新しい情報や世の中に発信すべき情報をキャッチして行動に移すことができます。

社内の連携によって多くの情報が飛び交うなかで、本当の課題などがリアルにわかるのも特徴です。自分たちの手で課題を改善していく様子、変わっていく様子を直に見られることもメリットですね。

また、単にメッセージを発信するだけでなく、「変えていかなければいけない」と感じれば、営業方法や採用面接など、現場に介入して改善を促すこともできます。大変な仕事ですが、そのぶんのやりがいは大きいと思います。

名実ともに「家を買うならオープンハウス」を実現したい

今後のブランディンググループ・SNSグループの目標について教えてください。

オープンハウスグループのよいところをもっともっと多くの方に知ってもらいたいです。そして「家を買うならオープンハウス」と思っていただけるようなイメージ発信と、そのイメージに違わない会社づくりを目標としています。

ブランディングコミュニケーションは、ざっくり言えば「会社で発信したいことをまとめる」業務を担います。成長スピードの速いオープンハウスグループは、年単位で組織の形が変化していきます。今は事業部などによってバラバラになっている情報を、どのようにまとめて発信するか、どんな情報を発信すれば会社の価値向上につながるかを考えて、日々動いています。きれいなところだけでない本当の部分を伝えたうえで、真摯な思いを発信する必要があるかもしれません。

最後に、どのような人がブランディンググループ・SNSグループに向いていると思いますか。

何より、行動力は大事ですね。新しくできた部署だからこそ、自分たちで積極的に動いていかなければなりません。座っているだけでは、課題も情報も見つけられません。そのうえで、情報感度が高い人、流行りや新しい手段をすばやくキャッチアップし、自分ごととして考えられる人は適性があります。情報があふれる今のような時代に、どのように発信していけばよいか。そういうことに興味を持てる人が活躍できる部署です。

ただし、コンサルティング的な立ち位置ではないので、キャッチした情報をもとに自分で考えて企画にしていく能力も必要です。手を動かすことを厭わず、浸透するまで粘り強く取り組むことや、自分や部署の意見をただ押し付けるのではなく、関係者の立場を尊重しながらさまざまな角度や切り口を模索していく視点などを持っている方にはぴったりの環境だと思います。