前職:学生

この会社なら、たくさんの夢が叶えられる。

土地仕入営業(戸建・マンション用地) / 2010年入社

小山内 悠子 Yuko Osanai

不動産仲介業者様から土地の売却情報を頂き、売りやすい商品になるように企画をします。そして価格交渉を行い、土地を購入する仕事です。
入社2年未満の営業マンに同行したり、アドバイスするなど、契約に結び付けるようにフォローをしています。
※ 記事内容および社員の所属は取材当時のものです。

小山内は現在、時短で働き、激務の夫を支えながら生活をしている。一般的に時短勤務は、子供がいる社員が活用することの多い制度だが、子供がいなくとも、家庭の事情に合わせて時短制度を使えるようにしたのは、小山内自身だ。彼女には夢があった。仕事もバリバリしたいし、結婚もしたい。どちらの夢も諦めたくないと、常に前向きに行動した彼女は、会社自体を動かしていった。そして今、小山内は時短で働きながらも、マネージャーとして、部下の育成に励みながら、優秀な成績を出し続けている。

「わがままは、全部叶えた方がいいよ」

「わがままは、全部叶えた方がいいよ」

就職活動時、大手を一通り受けた小山内は、9社から内定をもらっていた。その中でも、特に希望していた教育業界の大手出版社に決めかけていた時のことだった。「その会社では35歳ぐらいまで管理職になれないと聞いたんです。でも、オープンハウスなら27歳ぐらいでも管理職はたくさんいると聞いて…」。さらに、当時は一次面接から社長と話すことができたため、そのことに興味を持った小山内は、さっそく面接を受けることにした。そして、気持ちをグッと掴まれてしまった。「私、もともと結婚願望が強かったんです。でも、他社の面接ではその思いを正直に話すことは良くないことに思えて…。ところがオープンハウスの社長は言ったんです。わがままは、全部叶えた方がいいよって。結婚もして、子供も産んで、仕事もバリバリやって、どんどん稼いで。いろんな夢を全部叶えればいいじゃんって」。自分の気持ちに嘘を付かなくてもいい。そんな職場があることに、小山内は心底驚いたと言う。

結果主義であることが、本当の男女平等

不動産業界は、「体力勝負」、「男社会」と言われることが多い。そんな世界の中で戦う女性にとっては、大変なことも多いのではないかと思ってしまう。しかし、小山内は言う。「オープンハウスは、本当に結果主義なんです。結果さえ出せば、男女は関係ありませんし、平等に評価されます。よく“女性に優しい会社”と言われるところでは、女性にはキツイ仕事を任せなかったり、小さな商品しか扱わせなかったりしますけど、うちの会社は仕事自体も平等。それが私にとっては、本当の男女平等だと感じています」。誰にでも平等に仕事が与えられ、正当に評価される環境が整っているからこそ、自分らしく働くことも、どんどんキャリアアップすることも、どちらも叶えることができるのだと小山内は語る。実際、小山内は、入社1年目に新人賞を取り主任昇格、その後、過去最高の契約本数を獲得したことで係長に。さらにマネージャーとして部下の育成に当たりながら、営業1位の成績を修め課長へ。時短勤務をしながらも、優秀な成績を出し続けた小山内は、着々と昇格の道を進んで行った。

女性の働き方を改革する、ダイバーシティ委員会を発足

女性の働き方を改革する、ダイバーシティ委員会を発足

入社3年目。その期の成績優秀者を女性が総なめにするということが起きた。小山内自身も、事業部内での成績1位を獲得し、この期を逃すまいとある行動に出た。ダイバーシティー委員会の発足を社長に直談判したのだ。「とても仕事ができる女性係長が、産後復帰後は契約社員として戻ってきたんです。当時はそういう制度でしたから。でも、それまでの役職もなくなり、仕事は一般職以下に。活躍できる女性社員はたくさんいるのに、産後、それまでやってきたことがゼロになってしまうのなら、今頑張ってる意味が無くなってしまう。今こそ、女性のための制度を作らなくてはいけない」。そんな小山内の思いは社長にすぐに受け入れられ、産後も正社員で戻れる制度や、女性のみの営業部立ち上げなど、女性の働きやすさは次々に叶えられていった。そして現在、小山内は出産を控えている。彼女は将来を笑顔で語る。「入社式の時に、女性初の部長になると夢を語ったんです。子供を産んで、復帰後もバリバリ働いて、いつか部長になれたら、他の女性社員にとっても希望になるんじゃないかな」。